夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

今日は寄り道で FinePix S2Pro

2020-11-30 16:44:30 | Weblog
Jr が変なデジイチを手に入れました。
富士フィルムのずいぶん前のデジタル1眼レフカメラ FinePix S2Pro という代物です。これはレンズマウントが NIKON F というのですが一体どういうことなのか。調べたら面白いことがわかりました。富士とニコンの合作みたいなカメラなんですね。
これ、意外に面白いカメラみたいなのでちょっといじってみました。

レンズは NIKON F マウントがあったので付けています。

液晶はおまけでしょう。これで調子を見るのは無理、写ったかどうかの確認に使います。

写真の確認はともかくヒストグラム表示は役に立ちます。

付属していたレンズは怪しいブランドの 50mm 、このカメラは APS-C サイズなのでこれじゃあ望遠になっちゃいます。
私も Jr も望遠で風景のほんの一部を覗き見したり背景をボカす趣味はないのでこれは使いません。


Jr が確保しておいたレンズです。これが使えれば好都合。


記憶媒体は CF と SM が使えます。SM は常時入れて CF を忘れたときの保険かな。


電池はここに単3を4本または専用スロットに CR123A 2本だそうです。


野次馬が見物。


試し撮りです。装着したレンズは単玉でマニュアルフォーカスなのでマニュアルモード、絞りは露出計が必要です。
これは以前水銀電池対策でショットキーバリアダイオードを入れた物。


Jr の部屋から。露出計をカメラの設定と同じ ASA200 にして明るさを測って絞りを決めフォーカスを合わせて

レンズのフォーカスリングで合わせる感触は最高。

庭に出て寅次郎の後姿。フィルムに近い写真になるといいますがそういえばそうにも見えます。


S2 Pro はフィルムカメラの流れを引き継ぐ、一部で根強い人気のある機種らしいので 35mm レンズで色々撮ってみようと考えて、おっと、またやりたい事が増えたみたいです。

東の窓を見たら満月が山から顔を出してきました。あれは高社山、右の左右対称の山は鳥甲山(とりかぶとやま)です。

これは S2 Pro じゃなくコンデジで撮りました。
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今日は寄り道で FinePix S2Pro

2020-11-30 16:44:30 | Weblog
Jr が変なデジイチを手に入れました。
富士フィルムのずいぶん前のデジタル1眼レフカメラ FinePix S2Pro という代物です。これはレンズマウントが NIKON F というのですが一体どういうことなのか。調べたら面白いことがわかりました。富士とニコンの合作みたいなカメラなんですね。
これ、意外に面白いカメラみたいなのでちょっといじってみました。

レンズは NIKON F マウントがあったので付けています。

液晶はおまけでしょう。これで調子を見るのは無理、写ったかどうかの確認に使います。

写真の確認はともかくヒストグラム表示は役に立ちます。

付属していたレンズは怪しいブランドの 50mm 、このカメラは APS-C サイズなのでこれじゃあ望遠になっちゃいます。
私も Jr も望遠で風景のほんの一部を覗き見したり背景をボカす趣味はないのでこれは使いません。


Jr が確保しておいたレンズです。これが使えれば好都合。


記憶媒体は CF と SM が使えます。SM は常時入れて CF を忘れたときの保険かな。


電池はここに単3を4本または専用スロットに CR123A 2本だそうです。


野次馬が見物。


試し撮りです。装着したレンズは単玉でマニュアルフォーカスなのでマニュアルモード、絞りは露出計が必要です。
これは以前水銀電池対策でショットキーバリアダイオードを入れた物。


Jr の部屋から。露出計をカメラの設定と同じ ASA200 にして明るさを測って絞りを決めフォーカスを合わせて

レンズのフォーカスリングで合わせる感触は最高。

庭に出て寅次郎の後姿。フィルムに近い写真になるといいますがそういえばそうにも見えます。


S2 Pro はフィルムカメラの流れを引き継ぐ、一部で根強い人気のある機種らしいので 35mm レンズで色々撮ってみようと考えて、おっと、またやりたい事が増えたみたいです。

東の窓を見たら満月が山から顔を出してきました。あれは高社山、右の左右対称の山は鳥甲山(とりかぶとやま)です。

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趣味の金属工作 失敗もあるさ

2020-11-29 15:08:10 | Weblog
あれを作ろうとやり始めましたが失敗。こんなことは日常茶茶飯事です。
Ikegami HL-79E の三脚アダプタ、通称「フネ」がいつの間にか4個集まっちゃいましたがそのうち2個は SEFETY レバーが欠品しています。
これは正規のアダプタです。


ほら、これは SEFETY レバーがありません。


4個同時に使うことはありませんがこのままではガラクタです。
もうひとつのアダプタから SEFETY レバーを外し参考にしてアルミの端材で作り始めましたが、


こちら側を金鋸で切るとき間違えちゃいました。落ち着いてやればなんとかなったのに。


また日を改めて挑戦するとして、材料がアルミなので座繰り加工に木工ドリルが使えることがわかりました。
これは今後役に立ちます。


ガラクタを探しましたが適当な材料がないのでこれも保留です。

ふと窓の外を見たら雪景色の黒姫山に西日が当たってすばらしい眺め!
これはぜひ写真を撮ろうと2百メートル西のポイントへ行ってみました。

雲の流れはゆっくりしているようで刻一刻変化します。
あと10分早ければ最高だったのに!
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GOKO TC-20 で8ミリの本格的テレシネは可能か

2020-11-28 14:02:49 | Weblog
やってみたいことが増える一方です。
押入れの奥から出した GOKO TC-20 によるテレシネが可能かどうか色々試しています。

切れていたモーターからの一次側ベルトは 3Φ のウレタンベルトで作って丸一日放置、完璧にくっつきました。


何の問題もなく回転しました。


ではカメラと組み合わせてみましょう。裏のレンズから映像を取り込みます。


ランプを点けてコンデジでのぞくと


光軸方向でカメラ位置を変えるとこうなります。手持ちのコンデジで撮ったので水平位置は合っていません。


いけそうな感触です。
ランプを確認しました。確かに光学用が入っていました。これ、自動車やバイク用は点光源でないのでダメなんです。


ランプとフィルムの間のコンデンサーレンズも確認。光を拡散というかフィルムに光が一様に当たるように摺りガラス状になっています。


使おうとしているカメラはSony HVR-Z5J です。映写機利用のテレシネのために用意したクローズアップレンズが役に立ちます。


仮にカメラを三脚にセットして実験。


試した結果カメラはレンズ部を TC-20 のレンズに密着させるとフィルムの映像がカメラの液晶一杯になりました。


映写機方式のテレシネで使ったキーボード台 On-Stage Stands を使っています。


カメラはマニュアルモードで、ズーム/距離/絞り及び TC-20 のランプの明るさを決めていくとそこそこの映像が出ました。


更に条件を詰めてカメラの静止画機能でコマを書き出してみました。どちらも自主映画からです。

左の赤い部分はフィルム入れ替えでの光線引きです。



今回はカメラを三脚に載せましたが 0.1mm 単位の位置合わせが必要で三脚では無理です。でもそれさえ解決すればこのテレシネプレイヤー、使えそうです。
本気で使うためにしっかりしたテーブルを用意してカメラの位置を微調整する機構を作りましょう。
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晩秋の北信濃は落葉の季節

2020-11-27 17:04:24 | Weblog
映像素材を求めて長野市西部の芋井へ行ってきました。
紅葉は終わり、まさに晩秋の風景ですが、70代の渋い枯れた感性にはこれがピッタリです。
あらかじめ Google Earth であたりをつけていたポイントを中心に訪れましたが、風景とは別に思わぬ収穫がありました。

狙っていたのは遥かに見える集落ですが到着前に山道の先に見えてきました。


山の中とは思えない整備された道を進むと最初のポイントに到着。


ちょっと移動して視線を右に振ると先程写真を撮った峠が見えました。


坂道の途中のお宮です。秋の低い日差しが似合います。


お宮の境内からの眺めです。


道端に道祖神が並んでいました。


次のポイントへ移動。その途中、いい感じの空間がありました。


その先、通り過ぎた脇にに古い橋。いつまで使われていたのかな。


奥に小さな川が流れていました。


これが次のポイント。先日 HL-79E の試し撮りの帰りに通った場所です。


車では行かれない田んぼの奥へ行ってみました。鱗雲が切れて光が来るのを待って「カシャ」。


車に戻る途中、また光が来たので撮りました。


更に次のポイントへ移動。先程通った芋井の集落の超狭い道ではなく広い道を戻りましたが、

東の空は青いけど西は雲が厚くなって日差しが弱くなっちゃいました。

ここで思わぬ出来事。通りかかった軽自動車のおばさんが停まって「ごめんなさい、車移動してくれませんか。りんご摘みしたいんで」。
あわてて車を移動。
話好きなおばさんで自身もスマホでこのあたりの写真を撮っているそうで、畑の周囲で春と秋に撮った写真を見せてくれました。
すっかり話し込んでからこちらも下の田んぼを撮って、

挨拶して引き揚げようとしたら「蜜がはいってると思う」と収穫したフジりんごを二つ(私とJrの分)いただきました。
お礼を言って引き揚げましたがこんな出来事があるとその地域の印象が最高になります。

帰りにここで一服。


帰宅して夕食のあとでりんごをいただこうと


お尻はこうです。


こりゃあおいしそう。


今まで様々な地域のりんごを食べてきましたがこれはしっかり蜜が入り、締まっている上適度な酸味があって最高!
今日はいい一日でした。
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テレシネプレイヤー GOKO TC-20 切れたベルトの代用品を作る

2020-11-26 16:39:35 | Weblog
押入れから出してきた GOKO TELECINE PLAYER TC-20 のベルトが切れた件です。
今日代用品のウレタンベルトを買ってきました。

3Φx1mで¥200

切れていたゴムベルトと同じ長さに切って


ライターで切り口を溶かしてくっつけました。


はみ出た分は定番の方法、ツメ切りでカット。


これで体裁が良くなりました。


一日放置しないと接着が完全じゃないのですがこれで長さが合うか確認。全然足りないじゃないか。

切れたゴムベルトの切れ端が本体に残っているのではと探しましたが見当たりません。

今度は現物にウレタンベルトを当てて長さを決めて接着。

これでいけるはずですが最低でも一晩放置します。

懐中電灯を使ってプーリー部を見たらもう一本細いゴムベルトが使われていました。

こちらは一周観察しましたがまだ大丈夫です。

メカの切り替えツマミは挿し込み部が破損したので前に代用品を付けていましたが今回オリジナルのツマミを補修しました。


かっこ悪いけど機能に問題なし。


運搬用のハンドルも前に壊れたのでこんな具合に対策。オリジナルはカバンの取っ手みたいなやつです。


GOKO TC-20 は24面プリズムで捉えたフィルムの映像を反射鏡経由コンデンサーレンズで出力する構造で、裏のレンズ部にビデオカメラをセットして記録するテレシネ装置です。
買った当時試した記憶ではカメラの光軸合わせが大変でした。三脚では無理です。X-Y テーブルに順ずるようなしっかりしたサポート台を用意して試してみようと考えているところです。
これの最大のメリットはフィルムを傷める恐れがない事とシャッターが無いのでコマ数は18コマでも24コマでもそのままいけるのと磁気録音の音声もヘッドで取り込んでくれる事です。
プリズムの精度がイマイチとか画面の安定性が云々という話もありますが試してみる価値はあるでしょう。
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またしても余計なことを、8ミリのテレシネなんだけど

2020-11-25 21:33:09 | Weblog
エリアルイメージのテレシネについては色々試して HD によるテレシネに成功しましたが、問題があります。
私が撮ったフィルムはどれも40年以上昔のもので、映写機に掛けると接合部で切れる事故が何回か起きました。私の編集はスプライシングテープを使いましたが、前後2コマにまたがる部分の、テープ端で切れる例がほとんどで接合をやり直すと最低2コマが失われ、マグネコーティングして音を入れてあるフィルムでは致命的です。
痛んでも構わないフィルムを映写機に掛けて切れる原因を調べたら接合部が上ループを通過するときに折れ曲がって送り動作が不安定になり、下ループを通過するときにたるみが大きくなってからスプロケットで強く引っ張られて切れるのを目の前で目撃しました。
古いスプライシングテープをフィルムを傷めずに剥がすのは挑戦しましたが無理でした。接合部を全部やり直すことも考えましたが入手したスプライシングテープは恐らく何十年も経過しているので変質している可能性があります。

そんな状態なのでテレシネ作業は中断したままです。
そこで考えたのが押入れの奥に仕舞い込んである GOKO TC-20 というテレシネプレイヤー。これは映写機と違い、フィルムは編集機と同じ連続送りでストレスが掛かりません。
何年か前にハードオフで確保した物です。買ってきた当時はちゃんと動きました。昨夜これを持ち出して久しぶりに回してみました。
ところがモーターは回っているのに回転系が動きません。さっそく中を調べてみました。


定番のベルト切れでした。


こいつです。Φ3 で内径は全長から計算すると 45~46mm 、前に映写機のベルトを作ったウレタンベルトは太くて使えません。
Φ3 のウレタンベルトを買ってくるか Oリングで近い寸法のやつを探すしかありません。


毎度余計なことを考え始めたものです。
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Ikegami HL-79E 7号機試し撮りのトラブルとミス解決

2020-11-24 11:10:02 | Weblog
昨日は HL-79E 7号機の試し撮りに行って、現地でトラブルがありました。
カメラのトリガーが効かなくて手働で VTR (BVU-150) をスタート/ストップして対処しましたが、恐らくカメラ内部のトリガー信号切り替えスイッチのセットを間違えていると予想しました。

前に整備した 79E 3号機です。これはちゃんとトリガーが効いていたはずです。


手前の矢印がトリガー信号の切り替えスイッチです。P になっています。


79E のマニュアルを確認しました。


7号機です。


スイッチが M 側になっています。

やはり思い違いで接点供給にしちゃってあります。P に切り替えましょう。

マイクの音声が入らない件はどうも BVU-150 の -20dB -60dB 切り替えスイッチの接触不良だったみたいです。


Gain スイッチを何度か操作したらちゃんと Rch のレベルメーターが振れました。


イマイチわかっていないのはこのスイッチ。VTR で運用する場合はCAM じゃなく VTR でしょう。


以上、調べて対処した結果 BVU-150 はカメラの VTR ボタンでスタート/ストップが出来るようになり、マイクも有効になりました。
4連タリーも「どうだ、これ、いいだろう」って点灯しました。


昨日はこれも忘れました。ABB です。W.BAL はかねて準備の白い厚紙でとりましたがボタンを押すだけですから次回は ABB も。


もうひとつ調べることがありました。VF の映像が乱れる件です。昨日も最初画面が斜めに乱れました。
それって、もしかすると調整で直るかも。


もちろん分解したことはありますがマニュアルにやり方があるのでこれから開いて VR2 を調整してみます。


では分解開始。


コネクタも外しちゃいます。


分解完了。マニュアルと手順が違っちゃいましたが簡単でした。


調整中に基板のパターンがカメラ本体に触れると危険なのでガムテープで養生。


コネクタを接続。念のためウェスを敷いておきます。


現状の CRT を確認。この写真を撮った時点では問題ないようですが電源投入直後は不安定でした。


V HOLD を大胆に回して安定する位置を探して


良くなったみたいです。BP バッテリーで試しているので BATT アラームが点いちゃったのは愛嬌。


組み立ては基板のホルダーを押さえながら配線を挟まないように四苦八苦してやっと収まりました。


出来ました!


以上、この HL-79E は工出荷状態とはいきませんが使い道によっては実用可能になりました。
めでたしめでたし。
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Ikegami HL-79E 7号機の試し撮り

2020-11-23 17:15:15 | Weblog
かねて考えていた HL-79E 7号機の試し撮りに行ってきました。
飯山の山手を考えていたのですが、県境の空模様が怪しくなってきたので変更して長野市西部、通称西山方面にしました。試し撮りに適した場所はいくらでもあります。長野市街地から国道406号を西に向かい、南にするか北の戸隠にするか迷いましたが戸隠に決定。裾花川沿いから狭い山道を上って行ったらそれは初めての道でした。急傾斜のりんご畑は収穫真直で葉が見事に黄色く紅葉していました。
秋の日差しの元、おにぎりで早お昼を済ませていざ。
ところがカメラと VCR が連動してくれません。レンズグリップのボタンを押してもテープが回らないんです。カメラ側のトリガー信号の設定を間違えているんでしょう。マイクの音も受け付けません。
音は今回使わないとして、トリガーが効かないのは手動で VTR をスタート/ストップして凌ぎましょう。

では、帰ってからワークステーションに映像を取り込んで書き出した静止画をお見せします。
始めに断わっておきますがアナログ映像を静止画にするとデジカメで見慣れた鮮明な画像とは異質の寝惚けた感じになっちゃいます。ブラウン管モニターではもっと鮮明です。

山あいの小さなバス停


年代を感じる古い家の庭に柿の木


急傾斜の日当たり抜群のりんご畑


おいしそうに実っていました


時折り北風が


いい所ですね


南斜面の集落


畑の隅の花


向こうの柿の木は収穫済み


もう少し山道を上ると


芸術的な田んぼ


ペアの大きな杉の木


望遠で引っ張ってみました


春は花粉が舞い上がるでしょう


これぞ秋の色彩


エンディング用に撮りました


不慣れなカメラなのでNGカットもありましたがそれは見せません。
試し撮りは成功、3管カメラと Umatic の組み合わせによる独特の柔らかい映像が撮れました。

ではこれからカメラのトリガー設定を確認します。マイクが効かない件も調べることにします。
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NOAH GHC ヘビー級タイトルマッチ 潮崎豪VS中嶋勝彦

2020-11-22 21:07:41 | Weblog
今日は本物のプロレスを堪能しました。プロレスリングノアの GHC ヘビー級タイトルマッチです。
引退した名レスラー小橋健太の弟子潮崎豪と佐々木健介の弟子中嶋勝彦の壮絶なチョップと蹴りの打ち合い、ゴツゴツした無骨な試合でした。
結果はチャンピオン潮崎が勝ちましたがお互い相手の技を受け切って紙一重で潮崎が防衛しました。
いやあ、感動したのなんの、今まで見てきたプロレスで最高の内容、涙が出そうになりました。
プロレス団体は日本はもとより世界に無数にあって中にはハッキリプロレスごっこと公言している団体もありますが NOAH は最高峰だと信じています。NOAH のプロレスは昔の善玉と悪玉が闘うという概念はほとんどありません。今日の試合にしてもどっちが勝つかは終わるまで全くわかりませんでした。
武藤敬司だったか「プロレスは殺し合いじゃない」と語ったことがあります。プロレスというと八百長だのブックだの一部の人は知ったふうな顔で言いたい放題ですが、じゃあプロ野球はどうなんだと言いたくなります。ヒットを打ったつもりがピッチャーゴロだった場合、見なくても結果はわかります。ピッチャーは取ったボールを一塁にゆっくり投げるしランナーは初めからあきらめてのんびり走るでしょ。昔、オープン戦でピッチャーゴロを打った選手が全力で一塁へヘッドスライディングしたのを一度だけ見ましたがあれは例外なんでしょうね。
政治の世界も国会の代表質問にしろ何にしろあらかじめ質問通告をして打ち合わせしているのを知らない人が居ます。これについてはずいぶん昔ですが、亡くなった加藤紘一さんが防衛庁長官になったとき、その内幕をNHKが全部見せたことがありました。
大手ゼネコンも相変わらず談合という名の八百長を繰り返しています。世の中にはびこっている「根回し」は八百長以外の何者でもありません。世の中に八百長なしの100%の真剣勝負って、あるんでしょうか。
このところ俄かに注目を集めている YouTube に「貴闘力部屋」というのがあります。元関脇の貴闘力のチャンネルで大相撲界の内幕を暴露して言いたい放題なんですが、彼はあの大横綱大鵬の娘婿だった人物で息子3人も力士という微妙な立場にも関わらず遠慮なしに発言しています。しかも彼は相撲が大好きで大相撲を愛する立場で語っています。
私が思うに政治経済社会あらゆる世界で貴闘力みたいな人が出てくるべきです。

今日は潮崎豪と中嶋勝彦の試合で興奮して寝つきが悪そうです。
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