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夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

出掛けたついでにスナップ写真を

2025-05-31 14:23:34 | Weblog

ヴィンテージカメラを陳列する棚関連のあれこれを探しに出たついでに EOS20D でスナップ。

30年以上前に Jeep で未知の道を奥へ上って見つけた素敵な棚田です。

更に狭い道を上るとこの右手、何枚かの田圃は何年も前に放棄されて草畑と化しています。


ここは毎年ワラビを採っている所です。

今シーズンは他の場所で十分採っておいしくいただいたので今日は採りません。

引き上げる途中で振り返ると

ホームセンターを何件かとセリアに寄って、帰りはあの新しい鉄橋へ。

昨年開通した橋です。完成前の一昨年も紹介しましたが、

歩道を歩いて西側から。

何度見ても素敵な色です。

何枚か撮ってから下に降りてみました。

風景と見事に溶け合っています。

橋の真下から。

どこから見ても素晴らしい橋です。

農作業の合間に休んでいたおじさんと世間話をして次のポイントへ。

これは地元の旧三水村です。

3本並んでいるのは今では珍しい木の電柱。

土手の下にも電柱があります。これは電話線のための物ですが。もう使われていません。

先ほどの3本も架線は取り外されています。

この電柱、いわゆる電信柱はいずれ撤去されるんでしょうか。風情があって良かったんですが。

今日回った地元の田園地帯でも山間地で放棄された田圃が目立ちます。

このところの米騒動に痩せの大食いとしては複雑な心境。

これは国の根幹に関わる事態です。

余計な心配かもしれませんが相撲部屋なんて大変でしょう。

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カメラ展示棚のボルトを簡易黒染め

2025-05-29 14:50:23 | Weblog

棚受けを支柱に固定するために買ってきたボルトは M6x15mm です。

亜鉛めっきのままでは野暮ったいので簡易黒染めします。

最初に用意したのはサンポール。これで亜鉛めっきを溶かします。

ボルトをサンポールの原液に落とすと瞬間泡が出て亜鉛が溶けていきます。

ほんの数分で泡が止まってボルトの地肌が出ます。

流し台で水洗い。

ほら、めっきが消えて地肌です。このまま放置するとたちまち錆びるでしょうね。

次はバーナーで熱を加えますがこの段階でも表面が酸化して黒くなります。

油に入れなくてもこれで色を決めても良さそうですが。

今回使った油は台所にあったオリーブ油ですがエンジンオイルだって構いません。熱いうちに落とし込みます。

ピンセットで掴んで次々に炙って油の中へ。

まだ熱いけどピンセットで取り出してウェスの上に置きました。

色味は微妙に違いますがそれは味ということで。

パーツクリーナーで油分を落として棚受けの穴に入れてみました。

渋くていい感じです。

これで支柱に棚受けを仮止めしてみたら予想以上にいい感じ。

でも左右の連結部で手違いがありました。が、解決。

肝心の棚板ですが色々見て回った結果、アカシアの集成材が一番色味が合いそうです。

今回作っているのは8㍉シネカメラを展示するための物。云わば第一弾。

次は16㍉シネカメラの展示棚に掛かります。

編集機も使える状態で並べたいので構造は今回の物とは大幅に変えます。

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カメラ陳列棚の塗装です

2025-05-28 17:03:41 | Weblog

五月晴れで風も弱くて絶好の塗装日和りです。

外でプラサフを塗装済みの部材を缶スプレーで塗りました。これは棚受けです。

色は深緑。これは正解でした。

他に支柱と連結バーも。午前中に塗り終わりました。

缶スプレーは2本あれば足りるだろうと思ったら2回塗りがやっと。

これを組み立てるねじは M6 のワッシャ付きボルトと M5 の皿ねじです。

亜鉛めっきのままでは決まらないので簡易黒染めをして使います。

サンポールでめっきを溶かしてバーナーで暖めて油に漬ければ黒くなります。

それは明日にしましょう。

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Bell&Howell 134 という8ミリカメラのマウント

2025-05-27 11:43:00 | Weblog

今回確保したレギュラー8カメラ Bell&Howell 134 についてです。

予備知識でこのカメラはレンズマウントが一般的なDマウントではなく Bell&Howell 独自のマウントと認識していました。

確保した個体にはレンズが2本装着されていてそれぞれ Cine ZEIKA 6.5mm と正規の Bell & Howell 0.5INCH です。


Bell&Howell 0.5INCH は正規の Bell&Howell マウントでねじ径とピッチが違うんです!

そうとは知らずに Cine ZEIKA 6.5mm を抜いて他のカメラの Dマウントレンズを入れたら入ったのでどれもDマウントだと思い込みました。

でも望遠レンズが入っているはずの所は様子が変です。何だこりゃ?

緩めて取り出しました。リングが二重になっていて上のリングは3箇所ビスが入っています。

下のリングを押さえて上リングをプライヤーで軽く回したら簡単に緩みました。

どうやら前の持ち主が落下させたか何かで望遠レンズを破損したんだと思います。

左のリングはその残骸でしょう。

とすると、奥側のリングは Bell&Howell マウントから Dマウントに変換するアダプタ?

広角レンズは同じ構成で Dマウントレンズが入っています。

望遠レンズの残骸を外したアダプタリングを入れました。

広角レンズをこちらに入れたら問題なく入ります。

Bell&Howell ⇒Dマウント変換リングが付属しているとは、これは超貴重品です!

これが判明する前に別途 Dマウントの 38mm レンズを確保しました。

まだ手元には届いていませんが一時は早とちりだったかと冷や汗でしたが結果オーライです。

なお、この作業の過程でうっかり本体を床に落下させてしまいました。

レンズボディの角が変形しましたが幸いレンズは無事で変形はなんとか修正してやれやれ。

朝からちょっとした件で通院している医院に行ってあっさり完治して気分は晴れ晴れ。

寄り道してプラサフを買ったりハードオフをのぞいたりして帰ると荷物が届いていました。

中身はこれです。

SunTEREPHOTO 38mm もちろん D マウント、程度は最高です。

アルミ削り出しの立派なリアキャップが付いていました。これも貴重品ですね。

さっそく変換アダプタを介して Bell&Howell 134 に取り付けました。

これにてこの件は一軒落着です。このところバイオリズムは良好!

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100V 溶接機は慣れてきました

2025-05-25 11:37:08 | Weblog

小雨があがったので外で溶接です。

カメラ展示棚のベースを冶具と端材のアングルで固定。

何度やってもアーク溶接はデリケートな作業で、まだ調子が出ません。

終わり間際にコーナー部を溶接しましたがやっと慣れてきたらもう終わり。一段落です。

側面の溶接は団子状ですが力が掛かる所じゃないのでこれで良し。

30年以上前にカーポートを角パイプで部材を溶接して組んだ時はまだ工場で現役だったので楽勝でしたが本調子ではありません。

今作っているのは展示館に並べる8㍉カメラのためのラックです。

工房にはダブル8、シングル8、スーパー8、ダブルスーパー8がありますが一体何台あるんだろ。

8㍉カメラは小型で軽量なので棚板は片持ちで済みます。

シネカメラは他に16㍉が3台あります。

ビデオカメラの部も民生用、業務用、放送用と大量にあります。

どんな計画なのかはまだ公開できる段階ではありませんが工房のカメラを一同に集めたら壮観でしょう。


製作中のラックの次の行程は塗装ですが急ぎません。

渋い深緑なんか決まると思っています。

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ひたすら金属加工です

2025-05-23 16:28:19 | Weblog

角形鋼管、通称角パイプの加工です。

これは「ヴィンテージカメラ展示館」でカメラを並べる棚になります。

アルミ板を折り曲げてヤトイにして罫書き。ノギスでやっちゃいけません。

長手方向はコンベックスで決めていきます。

棚受けは M6 のボルトを使いますが角パイプの肉厚は 1.6mm しかないのでタップを立てるには足りません。

そこで簡易バーリングをしようと思い付きました。端材で試してみましょう。

M6 のタップは下穴が 4.8 ~ 5,0mm 程度ですが小さめの 4.5mm の穴を開けました。

その穴にセンターポンチを打ち込んで拡大しながら裏にバリを出してみました。(荒っぽいなあ)

バリを含めた厚みは約 2.4mm になりました。

タップを立てますが下穴が小さいので固めです。スパイラルタップは頑丈なので折れる恐れはありません。

ボルトを締めこんでみましたがしっかり締め付けができました。

本来なら M6 はピッチが 1mm なので板厚は 3mm 必要ですがそんな事は承知です。

仮に棚受けを取り付けてバイスに固定して体重を掛けてみました。大丈夫です。

そうとわかれば本番、支柱に同じ加工です。

これで良し、と思ったら棚受けの穴のピッチが微妙に違っていて穴が合いません。

穴位置を決める冶具のピッチが約 1mm ズレていたんです。

毎度晩酌の焼酎を切らしたので買いに行ったついでにホームセンターで 7mm のドリルを確保。

簡易冶具を作って穴位置をずらしながら 6.5mm から 7mm に拡大。うまくいきました。

これでボルトが楽に入ります。

次は支柱の下側の支えアームを溶接するんですがそろそろ時間切れです。

溶接作業って、精神統一が必要ですから飯前に済ませちゃおうなんて考えはいけません。

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カメラ展示棚のステーを作っています

2025-05-20 15:42:59 | Weblog

溶接面が安物なので樹脂の遮光フィルターが濃過ぎてほとんど見えません。

面自体も樹脂製で難燃性なんでしょうが大丈夫なのかな?

昨日ホームセンターで買ってきたのはちゃんとしたガラス製です。

フィルターを入れ替えました。これは直射日光の下では薄っすら飽いてが見えます。

100V 専用溶接機ですが棒を 1.6mm にしたのでまあまあ良好なアークが飛びます。

一般に 100V のアーク溶接機は実用にならないとされていますが練習すれば使えます。

棚は4段なのでステーは8個必要です。

ここで洒落心が出ました。支柱に固定する部分を切りっぱなしじゃなく葉っぱの形にしようじゃないか。

余っている帯鋼で型を作って罫書き。

これなら洒落てるでしょ。見える所だけですが。

グラインダーでわざと荒っぽく削ります。

ヤスリで形を整えました。ここから更に立体的に削って鋳造みたいにしました。

今日はここまでです。

合い間に Google マップを見ていたら前から気になっていた面白そうな空間がわかりました。

鉄工事業部は一段落したので車でひとっ走り。中野市の旧豊田村、丘の上です。

30年以上前に Jeep J53 で訪れたかもしれない所はここだったかな?

反対側はこんな風景です。別に何ということもないりんご畑なんですがこういうのに惹かれます。

今来た道を戻って脇道を見るとこれも面白い空間です。

坂道を進んでみました。車を停めて振り返ると

更に奥に進むと杉林の下に見たことのない草が一面に広がっていました。

可憐な花が咲いて風に揺れていました。

これが何なのか、名前は何、種類は、なんてどうでもいいじゃないですか。

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100V 専用溶接機はやはり非力ですが

2025-05-18 16:57:18 | Weblog

予想したことですがやはり 100V 専用のアーク溶接機は非力でした。

2mm の溶接棒でアークを飛ばすのは容易ではありません。

ヴィンテージカメラの展示棚に使う棚受けを作っているんです。

とりあえず仮溶接をなんとかやってみましたが、

こんな団子状です。溶接は得意なんですけどねえ。

それなりに出来たのもありますけど

溶接されていない箇所も。

冶具で抑えたのにズレてる!。これは溶接部を削ってやり直しですね。

 作業中に折りたたみの椅子の座面が破れて地面に尻餅を突いてアトミックドロップ!

焼酎を切らしたので買いに行ったついでにホームセンターに寄って 1.6mm の溶接棒を買ってきました。

板厚 1.2mm から 3mm に対応しているのでこれで本溶接しましょう。

そうだ、ホームセンターにミンクオイルがあったのでこれも買ってきたんでした。

先日コレクションに仲間入りした KODAK のレギュラー8カメラに付属している革ケースのベルトに塗り込みました。

いろいろありましたが棚受けは仮溶接で形になったからこれで佳しとしましょう。

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アーク溶接機は入れ替え

2025-05-16 16:09:02 | Weblog

40年以上前に買ったアーク溶接機を整備するのは断念しました。

正直なところ面倒臭くなったからです。

二次側のコード代用を考えたブースターケーブルは細くて使えませんでした。

「そうだ、ハードオフに小型の溶接機があったような気がするぞ」

ありました。¥4.400です。電源を入れてパイロットランプが点くのとファンが回るのは確認しました。

外観は良好です。

アースクリップは今までのよりしっかりしています。

ホルダも遥かに頑丈です。ほとんど使っていないんじゃないかな?

誰が買い取りに持ち込んだのかわかりませんがアーク溶接は未経験者には無理です。

恐らく使えるでしょう。100V専用で二次電流は40A固定ですが3mm程度の薄板しか使いません。

では溶接に掛かれるように冶具を完成させましょう。

これで準備完了。

今度の溶接機はコンセントから電源を取れるのでいつでも作業可能です。

前のは100V 200V切り替えでどちらも使えましたがブレーカー盤から太いケーブルを引いていました。

溶接って、案外デリケートな作業ですから実際に取り掛かるのは明日以降落ち着いてじくりと。

とかくそんなタイミングで雨になるんですが。

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老朽化したアーク溶接機を整備

2025-05-15 16:51:33 | Weblog

今朝起きて東の空を見たら凄い色でした。黄沙です。

棚受けを作っていますがミスがあって急遽帯鋼を追加購入して今度は間違えないように曲げ加工しました。

次は溶接ですが40年以上前に買った物ですから整備しないと不安です。

何はともあれ中を掃除しようとカバーを開けてみたらホコリと虫の死骸だらけ。

コンプレッサーを回してエアガンで吹き飛ばしてから配線を点検しました。

これは怖いです!一次側のコードですがゴムの被覆がえらいことになってます。

この溶接機は100V 200V 兼用ですが200Vで使っています。200Vがショートすると事件です。

二次側のコードも前から気になっています。

一次側は短くカットして対処できそうですが圧着端子が一回り小さい物しかありません。

ここはいい加減な処理では危ないので圧着端子を買ってきて圧着して念のため半田を流し込むことにします。

二次側のコードは使っていないバッテリーブースターケーブルがあるのでそれで代用します。

確か80A仕様だったと思います。電流はミニマムで使うのでこれで十分。

溶接棒は2mmの軟鋼用があるので間に合うでしょう。

溶接面は変形しちゃってますが前にどこかで新しいのを買ってあります。

そんなことで色々動いたので少々疲れました。

そろそろ晩酌の時間です。

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