夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

水彩画もやってみたいなあ 自己流で

2022-04-30 21:21:14 | Weblog
やりたいことがあり過ぎて何から手を付けたらいいのやら。
これが今日の買い物です。

この中でダイソーの水彩画用筆セットとパレットに意味があります。

先日出てきた水彩絵の具です。
子供たちが小さい頃買ったのか、それとも自分で使おうと買ったのか、全然記憶がありません。


固まって使えないかもと思いましたがまだ使えそうです。


こちらは30年前?に買ったまま使っていない水彩色鉛筆です。

これも問題なく使えます。
水彩色鉛筆は他にも違う銘柄のが2セットありますがどちらもちょっと使っただけで仕舞いこんでありました。

子供の頃は「絵がうまい」とよく言われたのでもしかすると才能があるかもと勝手に思っています。
工場労働者の現役当時、同じ工場にいた画家に教わった千枚デッサンはこのところ怠けていますが、自己流の水彩画はこれから挑戦してみます。
素材は足元に無尽蔵にありますから。
水彩画って、考えただけでも、いや、考えなくても軽薄で安直なデジカメの写真より面白そうです。

買い物の後で町内のりんご畑に寄って何枚か写真を撮ってきました。ん?やってることが矛盾してるかな。


遅まきながら昨年気がついた、りんごに接木した花桃です。


当地で「スイコ」と呼ぶ草です。
かじると酸っぱい味で子供の頃よくかじったものです。


以上,とりとめのない話題ですが、今秘かに考えているのが先月末 YouTube にアップした「線路端の猫戯子」はやはりセルフプロモーションが必要だということ。
やはり映像に限らず作品は観てもらわないと完結しません。
「わからない奴は相手にしない」という姿勢では閉じています。わかってもらう努力は絶対必要ですよね。
私としては珍しくここは論理的に考えて進めようと考えています。
コンセプトは何か、テーマは何か、そこがポイントです。
その上で作品に詰め込んだ項目を列挙して、と頭を整理しながら明るい苦悩を楽しんでいるところです。
ここでも「わかる奴はわかるだろうけどわからない奴にはわからねえだろうな、いや、わかってたまるか」でほくそ笑んでいます。



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新作「極楽浄土春爛漫」をアップロード

2022-04-28 10:33:38 | Weblog
力んで撮影してきた春の山里の情景はそこそこまとめて YouTube にアップしました。

画像が YouTube にリンクしています。妙なサイトに飛ぶことはありませんので心配は無用です。

HL-95 はまだ扱いが不慣れで結果に満足はしていませんが、まるで極楽浄土のような空気感のほんの一部でも伝われば幸いです。
私は撮像管の映像って、好きです。絵画の世界でたとえれば細部を省略した水彩画の感覚とでもいいましょうか。
「郷愁」を表現するには最適です。
工房には他に 3CCD の HL-57 と HL-59 もあって、そちらの方が解像感は明らかに上ですが、良くも悪くも写実的で「味わい」に欠けるので出番がありません。
映像の世界には20代初めに8ミリから入った世代としては現代の解像度最優先の考え方には違和感があります。

私のホームページに「カメラ博物館」があって所有している全カメラを紹介しています。
興味のある方はご覧ください。

話は飛びますが、フィルムの映像って不思議なもので歳月を重ねると熟成するんです。
これは1975年に撮った8ミリの自主映画のひとコマですが私自身の思い入れだけではなく歳月の重みが滲み出ています。

カメラはエルモC300 フィルムはコダックのダブルランスーパー8

昔撮った16ミリもあります。

カメラは Bell&Howell 70DR

こちらは昭和44年に撮った写真です。浅間高原自動車テストコースで、今も一部が残っています。


考えてみればレンズを通してフィルム面に像を結んだ、そのときの光そのものが化学的に記録され、現像によって物理的に画像として現われるんですからね。
ビデオは違います。
映像はデータとして、単なる信号として記録されるだけで極端にいえば実在しないんです。
これは論理的に解析した人はいないと思いますが現場の人間は本能的に理解しているのだろうと思います。
特に今の HD 映像は全く味も素っ気もなくて生々しいだけなので、報道には最適でも創作には向かないことに気付いているからあの手この手で回避しているように見えます。
今のドラマは薄暗いセットでバックをぼかすカットやシネマライクに近付けようと24フレームでちらつかせたりで、役者は泣くか叫ぶかで見る気にもなりません。

写真はデジタル一眼レフの FinePix S2Pro を使っていますが、フィルムに近い写真が撮れるカメラでそれはそれで重宝しています。が、
何度もいいますが今年はフィルムカメラにも挑戦中で OLYMPUS PEN にモノクロフィルムを入れて撮り始めました。
Jr の 博物館級の LEICA は昨年撮影途中で不具合が出て中断していますがその後回復したので再挑戦を考えています。

町内のりんご畑は花が咲き始めました。
あれも HL-95 で撮ろうと考えていますがやりたいことがあり過ぎてまだボケていられません。(前にも書いたかな)
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試作というただし書き付きの映像作品

2022-04-27 09:20:49 | Weblog
本気で春爛漫の山里の雰囲気を古い放送用カメラで撮影、「極楽浄土春爛漫」のタイトルを付けてまとめてみました。
まだ納得がいかないので試作ということで逃げるのはどうかと思いますがほぼ完成。
HL-95 でベーカム SP 使用により撮影、編集中のタイムラインから全カットを静止画で書き出してみました。
どれも写真的には締りのない絵ですが写真とビデオでは黒レベルが違うからで、これは補正なしのそのままです。

ファーストシーンは望遠で芽吹きの山肌に寄ってゆっくり右から左へパン。

季節を問わず何度も訪れた素晴らしい空間です。

満開の桜。なんとか間に合いました。


広角でメインのカットです。


移動して菜の花をインサート O.L で全景。


これから進む道を見ると菜の花が咲き乱れていました。カメラを左に振ると細い竹が風に揺れていてなんともいえない雰囲気。


眼下の古い民家から O.L して全景へ。

テレビ的な手法では古民家のアップからズームアウトしながら全景に振るんでしょうが、それだとカメラの存在が見えてしまいます。

本当は肝心なポイントがもうひとつあったのですが道路の工事で邪魔になるので先に進みました。いい感じの南斜面です。

ここは木の電柱がまだ多く残っています。

望遠で寄って残雪の北アルプスをゆっくりパン。


畑の脇の作業小屋、トタン板の外壁と菜の花の対比が面白いので。


ここが一番の目的地です。3カットに分けて撮影。


まるで芸術家が創り上げたような三次元空間です。


帰り道で何度も写真を撮った杉林の間の山道。林の脇からの眺めも。霞む山並みは犀川の南、篠ノ井方面です。

                                                  畑の裸木は柿です。秋もいいでしょうね。
斜面はタンポポが咲いていました。長閑ですねえ。


蜜を吸いに虫が舞っていました。


小田切の簡易郵便局の脇のキュートな建物は昔の局でしょうか。道路に桜の花びらが落ちていました。


最初に撮ろうと考えていた場所です。ちょうど昼休みで工事は中断していました。


これをラストカットにしましょう。


この一帯の、春爛漫の情景は結局これがラストチャンスでした。
今回使った三脚ヘッドはまだ不慣れで特にパンニングがぎこちないので習熟が必要です。後で思えば水平方向のドラッグを利かせれば滑らかにパンできたのに。
それにしても12Kg のカメラは重い! Jr を助手に使っても重労働。撮影位置を決めてセッティングしてから考え直して移動するのは特に大変なので手順を考えて進めないといけません。

もう少し編集で詰めてから YouTube にアップする予定です。
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新作映像作品の編集開始

2022-04-26 16:22:30 | Weblog
今日は昨日と打って変わってうっとうしい空模様です。
昨日消耗が早かったバッテリーは充電器の放電機能で放電させて充電したら終了時に "5.4AH" の表示が出ました。
5.3Ah のバッテリーですからこれで正常になったようです。


昨日採って(「撮って」よりこの方がピッタリ)きたベーカムテープを Premiere Pro2.0 でキャプチャ。


正常にキャプチャが始まりました。


タイムラインに置いて編集開始です。


いささか泥縄ですが Premiere は今まで主に 6.5 を使ってきたので解説書は必須。


撮影順にカットを切って要らないのは削除、並べかえていきますがまだ 2.0 は勝手が違うので直感でという訳にいきません。
これは使い込んで慣れるしかありませんね。

根気が続かないので休憩して HL-95 でわからない所を調べました。
前から気になっていたんですが、 "ABB"(オートブラックバランス)のボタンが無いんです。

同系列の HL-79D 79E にはあるんですが。

正面にも


反対側にもありません。

もしかすると AWB をとると ABB も自動でとれるのかな。

ネットで探しても HL-95 の資料は見つかりません。マニュアルの中古は海外にありますが。
まあボタンが無いんだから気にすることはないんですがね。
それにしても故障していたこのカメラを素人の私が直したって、奇跡です!

編集に戻りましょう。
映像に音楽を付ける、言い換えれば音楽の力を借りることには違和感がありますが、
使い方を間違えなければ映像にもうひとつの力を与えることができるのは事実です。
今回も積極的に音楽を使うことにして、Audio library から探すことにしました。


半日掛かりで最適な曲が見つかりました。Oxygen Garden/Chris Zabriskie さっそくダウンロード。
これはライセンス表示が必要なので内容をコピー、メモ帳に貼り付け。

いつからこんな機能が付いたのか、便利です。

今日はここまでにしときます。
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春爛漫の北信濃を放送用カメラで撮ってきました

2022-04-25 17:45:16 | Weblog
昨日は曇り空でハッキリしない天気でしたが今日は春霞はあるものの晴れたので先日から考えていた撮影です。
長野市小田切地区一帯は桜は散り始めていましたがまさに春爛漫。
Ikegami HL-95 に BVV-5 をドッキングしたカメラをセットして考え中です。


主に狙うのは3箇所、先日通りかかって気に入ったここも。
これは FinePix S2Pro で撮った写真ですがほぼ同じアングルで HL-95 で撮影した後です。


何箇所か撮影して引き揚げる途中、この今は使われていない古い郵便局と思われる建物も撮影。
これは前から気になっている小粋な姿で道路を挟んで桜が散り始めて道路に花びらが落ちていてベストチャンス。


このあたりで HL-95 とセットの BVV-5 がアラームメッセージ。
"VTR ERROR" だったかな?
構わず撮影継続です。

ここがラストカット。
写真も撮っておきます。


撮影を終えて帰りにここもお気に入りの国見。
水が入った棚田はいいですね。


ここは通る度に写真を撮っています。


奥に見える家は3年前に言葉を交わしたおばあちゃんの自宅です。
朝通りかかったときは2階の屋根でネコがのんびりしていました。


これが今日使ったテープです。約19分使いました。


バッテリーは夕べ充電したんですが劣化しているのか消耗が早いようです。


放電機能で放電してから再度充電しておきます。

この充電器は充電終了時に容量が表示されるんですが夕べは1.8AH でした。
値が正しいとすると容量不足です。
別途自作の大容量電源も持っていくので慌てることはありませんが。

撮影したテープは帰ってから確認しましたが全カットきれいに撮れていました。
明日は編集にかかります。
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その他大勢村人たち

2022-04-24 06:03:14 | Weblog


21年かけて持てる力の限りで作った映像による長編叙事詩「線路端の猫戯子」が全く受けないのは、作り手としてある種の快感だと以前書きました。
動画サイトをつまみ食いするだけの連中にこれがわかってたまるか!
でもねえ、反面これをわかってくれる人が一人、また一人、増えてくれれば素直に嬉しいこと。
分野を問わず作品は使ってもらうこと観てもらうことで完結するのは間違いありません。そのために作ったわけですから。

セルフプロデュースも考えるべきなのか、このところ迷っています。
ホームページにそのための項目を作り始めていますがイマイチまとまっていません。

 La jeunesse,c'est la passion pour l'inutile. / Jean Giono.Yriomphe de la vie
 青春とは、役に立たないことに対する情熱である。/ ジャン・ジオノ「人生の勝利」

格言とか名言なんて、自分にできないことを反省して語るくだらないものばかりですがこれは唯一同意する言葉です。
「線路端の猫儀粉」はこの言葉を目先のニンジンにして歩き、走り、迷い、堂々巡りに陥りながら創り上げた、自身の合わせ鏡。
所詮、現代社会という壮大なドラマの底辺に埋もれたその他大勢村人たちの一人。
線路端のどこにも生えているネコジャラシの一本。
そんなところから生まれた、意味も教訓も価値も無い映像作品でいいのかも。

やっぱりこのまま動画サイトの片隅に埋もれているのが正解なのかもしれません。
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バッテリー込みで 12Kg のヘビー級カメラ

2022-04-23 19:39:35 | Weblog
今度使おうとしている Ikegami HL-95 ですが、コンビの三脚を紹介しましょう。
ヘッドはダイワ H-4000 です。
カメラ重量は 8~12Kg 対応、のはず。


HL-95 を載せたときバランスが合う位置にマークを付けました。


8~12Kg 対応なのにこいつを目いっぱい締めないとバランスが取れません。

このダイヤルは普段緩めておかないと内部のスプリングが弱るらしいです。

通称「フネ」です。
HL-95 以前の79D 79E の物とは違います。


H-4000 とセットの脚はありますが別途持っている Manfrotto ART #250 の方が使いやすいのでそちらと組んでいます。
というのはこれは開いたときにロックが掛かるのでスプレッダーが不要で便利だからです。サイズは 100mm。
H-4000 もオワンが 100mm なので問題なく取り付けられます。

これは脚をロック位置より開いた状態です。

脚の先端はロック位置より開いたときの開き止めの鎖を付けるための金具?があります。

追記:これには付属していませんが伸縮式のスプレッダー取り付け用です。

樹脂のフックは脚をたたんだときのロック用でスマートです。


石突きはゴムと金属棒の切り替えがワンタッチで可能。


前から気になっていたので HL-95 の重量を計ってみました。


マイク、バッテリー込みで 12Kg ! テープは入れてありませんが無視。

たまに筋トレで使っている鉄アレイは 8Kg x2個。
このカメラを担いで跳んで歩くわけじゃありませんがヘビー級ですね。

先程三脚も計ってみましたがフネを付けたヘッドと脚で計 10Kg 。
こちらも重いけどチャチなスチール用じゃ使えません。
コメント (2)
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Ikegami HL-95 の "MEMORY BREAK" は何?

2022-04-22 15:39:04 | Weblog
近いうちに使いたい 放送用3管カメラ HL-95 ですが、電源投入から一分程度VFに "MEMORY BREAK" というメッセージが出て
気になるので調査開始。


私は電子回路もMPU制御も苦手な分野ですが、このカメラは入手時に色が変で使い物にならなかったのを自力で原因を究明、修理した物。
やってみようじゃありませんか。
MB から各ユニットを抜きます。

これはPOWER ユニットです。1984 というラベルが貼ってありました。
問題無さそう。

前に HL-79E を整備するとき作った冶具が役に立ちます。


ユニットを全部抜いて観察したらここにバックアップ用と思われるスーパーコンデンサーがありました。

0.10F ですから 100000μF この容量は間違いなくスーパーコンデンサー、またの名をスーパーキャパシタ。

おっと、レンズを外したので撮像管が無防備になっていました。
黒のマスクを被せて安心。


ユニットはどれも異常なし、ということにしましょう。
次は裏側、マザーボード側の調査です。


2枚の基板は開閉式になっていてシールドを取るとマザーボードの裏側がむき出しになります。


スーパーコンデンサーに電圧が蓄えられているか調べてみましょう。
奥のフラットケーブルの下に見える半田付け2箇所がスーパーコンデンサーの脚です。


カメラ電源が OFF になっているのを確認して電圧を当たります。


マイナス側はボディアースと判断してしっかり接触させ値を見ると

大丈夫そうです。
電圧がこれで正規なのかはわかりませんがコンデンサーの耐圧が 5.5V ですから妥当なんじゃないの?

こういう制御回路って、電池は不要なんですかね。

コンデンサーが生きていればひと安心ですが、元に戻すときは少々手こずりました。
シールドはビスを緩めるだけで取り出すことができたのに下側のビスを抜いちゃったのでこのパーツを内部に落とすところでした。
ありあわせの長いビスを入れて押さえて


ビスとワッシャーを瞬間接着剤をほんのちょっと付けて仮止め。


これでなんとか収まりました。


このステーは前回修理したときちゃんと収まっていなかったみたいで、今回は慎重に固定。


ユニットを全部元に戻して


この状態で電源を入れて正常に映像が出るか確認です。


きれいなカラーバーが出ました。


レンズと VF も取り付けて調査終了。


じゃなくて、もうひとつ確認です。
ホワイトバランスは OFF(プリセット) , A , B があって、A と B は個別にセットできますが、
試しに A でフィルターは 5600° にしてタングステン球の照明でコピー用紙で合わせてみました。


このまま外の自然光でコピー用紙を撮影すると、モニター画面は当然真っ青になります

電源を切って何回か繰り返しましたがメモリーはちゃんと覚えているみたいです。

再度 VF を見たら電源投入時のメッセージは出ません。
フィルター番号表示の右に出ていた "ー" も消えました。

よくわかりませんがこれで良しということで、一軒落着。
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HL-95 であれを撮ろうと思うんだけど

2022-04-21 10:20:24 | Weblog
満開の桜の長野市郊外、山里の風景は様々な要素があるので HDV で回しっ放しでは表現できそうもありません。
Ikegami HL-95 + BVV-5 のベーカムSP を使うことにしました。

これで通常のカット割りでいきます。

空模様が怪しくてやきもきしますがいつでも撮影(TV的には収録)できるように準備です。
マイクに電池を入れて

このマイクはバランスタイプじゃありませんが構うもんですか。

電源を入れてみましょう。
純正のACアダプタですぞ。


BVV-5 なので Ikegami の 5pin じゃなく XLR4pin です。


VF にカラーバーが出ました。
"3ー" 表示の3はフィルターが 5600+1/4ND の意味です。ーは何だろ? まあいいか。

"MEMORY BREAK" のメッセージが出ますがしばらくすると消えます。
これは前から気になりますが見なかったことにしましょう。
バックアップ電池が終わってるんだろうと勝手に判断しています。

"ENCODE/VIDEO OUT" にカラーモニターをつないで


モニターを確認。


あんまり見たくないけどベクトルスコープでレベルを確認します。

レベルがやや低いですね。

波形モニターも 100% に達していません。


調整したいところですが正規のマニュアルが無くてはいじれません。
去年の今頃試し撮りしたときはきれいな映像が撮れたのでこのまま使うことにしましょう。

マイク系はこれで良かったかな。とりあえずレベルは AUTO にしておきます。


レンズは FUJINON 18x ですから問題ありません。


やはり MEMORY BREAK は面白くないのでこれからカバーを開いて電池を調べてみます。

中身を捜索しましたがまだ電池は見つかりません。
ここでふと考えて、先程カラーバー信号は受けの BVV-5 の出力から出していたけどカメラ本体からだとどうなるか、


結果は良好でした!


波形モニターもこんな具合。


ENC 基板に "BAR LEV" の半固定抵抗があって、それで調整しようかと考えましたがやらなくて正解でした。
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ビデオ撮影はカメラ選びで迷ってとりあえずデジイチ

2022-04-20 16:55:41 | Weblog
昨日下見したあそこをビデオカメラで撮ろうと考えていましたが、どのカメラを使うか決めかねてまた下見です。
HDV(Sony HVR-Z5J) と ベーカム(Ikegami HL-95+BVV-5)で撮り方が違います。
HDV なら古典的ないわゆるBGV、ベーカムなら通常のカット割りが向いていると思うのです。
HDV は鮮明で「ありのまま」の映像が得られますし、HL-95 はアナログの特性を生かした映像です。

考えていても進まないのでもう一度現地一帯を訪れて FinePix S20Pro でロケハン。
途中、山あいの池を一周して何カットか撮りましたがこんなのが好きです。


裾花ダム付近で面白い花を見つけました。


花桃? こりゃあ面白い!


望遠は好きじゃないけど


面白い組み合わせです。


お馴染みの国見。今日は昨日より空気が澄んで光も十分でした。


これも改めて何枚か。
軽トラックで田んぼの整備に来た御夫婦としばし雑談を交わしました。


これがメインですが昨日より光が強いのでメリハリがあります。


昨日一面の山桜に感動した尾根にも行ってみました。


これ、昨日は見落としていました。


昨日は上空の曇で調子が悪かったポイント。今日は逆に光が回り過ぎて面白くありません。


まだ住んでおられるのか空き家なのか、生活には不便でしょうがよそ者の目にはいい環境です。


これも昨日一枚撮った場所ですがやはり春の光はいいですね。


昨日とは違う場所のようです。


本日最高の収穫がこれ! 私の内面の心象風景そのもの。

芸術家が創り出したような完璧な空間です。
これは絵で表現するのが正解でしょう。私に絵の才能があれば。

描いてみようかな。
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