夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

今年、成したることや幾ばくぞ

2023-12-31 14:44:37 | Weblog

あっという間の一年が終わります。

 成したることや幾ばくぞ 成さざることの多かりき

ひとつだけ確かに残したことがあります。

次男坊にの招待で温泉に行った日以外毎日水彩色鉛筆で描いた絵。364枚あるはずです。

これ以前、普通のスケッチブックやホワイトワトソンに描いた物も大量に残っています。

セリアのスケッチブックに絵書き始めたのは昨年7月。良く続いているものです。

 ー ここで場面転換

昨夜は¥1,100 で確保した SONY LMD-2050W のコンポーネント入力不調の件を調べ始めました。

裏カバーを外すのに悪戦苦闘してこうなりました。

手始めに入力端子部から調査開始。

念のため基板から出ているコネクタを写真で記録して

取り出しました。

基板をチェック。といっても電子回路は苦手ですが。

チップタイプのトランジスタ周りの抵抗値を Pb Pr で違いがあるか、テスターで当たりましたが異常は無さそう。

こんな所で異常が見つかっても私では対処できません。自立タイプの電解コンデンサーならなんとかなりますが。

第一段階はここまでにして裏カバー以外元通りに組んで一応確認(これは重要です)。症状は同じでした。

次はメイン基板ですが今回はここまで。

 

今日は年明けに顔出しでカメラの紹介やら調整の様子を撮影するための準備開始です。

基本的に夜間の収録を考えていますがそれはライトを使えば常に同じ条件で撮れるからです。

穴開きアングルをカットして編集ラックに取り付け、ライトを固定しました。

どちらも 100W ですが向かって左のライトは 60W でもいいかも。

年が明けたら最初にコレクションのシネカメラを出して、それぞれの紹介と使い方、動作確認を予定しています。

そのシリーズの次は Ikegami HL-79E の調整過程の紹介を考えていますがそちらは大仕事になりそうです。

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SONY LMD-2050W のコンポーネント入力は

2023-12-30 14:56:10 | Weblog

昨日ハードオフで喜んで買ってきた SONY LMD-2050W ですがコンポーネント入力が変です。

ベーカムの信号は Canopus ADVC-500 に入れて DV 変換していますが OUT から信号を出して

 LMD-2050W のコンポーネントに入れました。

コンポジットにも入れていますがこちらは良好なんですが

テープの頭に入れてあるカラーバーも正常です。

コンポーネントに切り替えるとカラーバーはこんなことに。Ry 信号が出ていません。

実際の映像はこうです。

最初、ケーブルが断線しているのかと導通を確認しましたが大丈夫。BNC/RCA 変換プラグも問題なし。

ケーブルの接続も確認済みです。

さあ大変、どうしましょう。当面コンポジットで使えますが面白くありませんぞ。

これって、高価なモニターなのでマニアが使っていた物とは思えません。

どこぞやのスタジオで不調になったので処分に困って出したのでしょうか。

これは分解して中身を調査する必要があります。面倒なことになりました。

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毎度のハードオフでこれはお買い得

2023-12-29 15:05:57 | Weblog

話は昨日のこと、今後アップする予定の動画で単3電池が必要になりました。

作品作りとは全然違う内容ですが今は内緒。

電池ならハードオフに格安で売っていたはず。Go!

電池は売り切れでありませんでした。単4はありましたが。

ついでなので店内を見て回ったら「おっ」。これが¥1,100ならダメモトです。

念のためお試し台で電源を入れたらメニューみたいなのは出ました。

台車でレジに運んで買ってきました。

これです。SONY LMD-2050W 。今調べたら定価¥352,000 。

裏は

15年前の製品です。しかし、こんなのを素人が使っていたとは思えません。どこかのスタジオが処分したのでしょうか。

こんな電源コネクタは初めて見ました。抜け止めがあります。DC24V でも使えるんですね。

注目すべきは入力端子群。コンポーネントがあるので買った訳です。

CONPOSITE と COMPONENT は終端抵抗を挿す必要があるだろうと調べたら自動終端でした。

EDベータで試しに信号を入れてみました。全く問題なく表示されました。

画面がやや暗いけどこれは本物のモニターだからでしょう。

現状のシステムでは Ikegami のモニターがコンポーネントに対応していないのでD端子付きの液晶テレビなんです。

変換ケーブルなしでコンポーネントが使えるLMD-2050Wはベーカムには有効。

これを編集ラックに組み込みたいところですが、重いラックを移動しないとケーブルの繋ぎ変えができません。

慌てることはありません。落ち着いてから作業します。

 

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レコードプレイヤーが直りました

2023-12-28 14:55:42 | Weblog

今朝の冷え込みはそれほどでもありませんでしたが工房の窓は凍っていました。

昼前に正月に必要な物の買出しに付き合って出来たての餅を焼いて。午後は、

居間のレコードプレイヤーが前から不調でターンテーブルの回転が変なんです。

ブランドは "Technics" 。ターンテーブルはベルト掛けじゃなくダイレクトドライブです。

どうも回転数切り替えのスイッチが接触不良を起している感じ。ガチャガチャ切り替えると徐々に正常になりました。

いつか調べようと思っていてそのままだったので裏蓋を開いてみました。シンプルな構造です。

33 と 45 の切り替えはロータリースイッチでした。

接点復活剤の出番です。

やはり接触不良でした。元のラックに戻してセット。試しに LP レコードを掛けてみたらいい音です。回転も安定しています。

しばしアナログの音を楽しんで満足。

今聞いたレコードはこれ。遠い昔買った坪田直子の歌です。

レコードは LP が結構たくさんあります。ほとんどは 20代に買ったフォークソング。

アンプは Jr. の物で、本当は真空管アンプが欲しいところだけど深入りして泥沼にはまりそう。

リモコンも正常に動作します。

この件が解決して工房に戻ると窓は

今のところ除雪車が出る程の雪が降らないので助かります。

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新作動画「Out of window」のオープニングを決める

2023-12-27 15:29:08 | Weblog

オープニングに必要な素材を準備しました。

ワークステーション上で材料を作るのではなく、現物を取り込んでの作業です。

Premiere のタイムラインに置いて

トップは木材をスキャンしたデータです。

引き戸が左からスライドして開きます。現れるのはステンドグラスの窓。

引き戸が完全に開くとメインタイトルが見えます。ステンドグラスはオリジナルの写真から作成。

タイトルがフェードして消え、ステンドグラスが微妙に透明になり背景(本題)が透けて見えます。

窓が完全に開くと本題の黒姫山。これは調子を見るためのサンプルです。

画面の縁はモニターを窓に見立てて窓枠を残します。

ここでミスに気がつきました!

窓は苦労して作成したこれが正解です。差し替えなきゃ。

即手直しです。

黒姫山を捉えたテープは EDBeta Umatic Betacam で数十本あります。

それを使って春から冬までの姿をカット割りでまとめようと考えているところです。

 

奥方が下で餅を作っています。

そろそろ四臼目がつき上がるので伸ばさないと。

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無駄な努力かもしれないけど

2023-12-25 20:05:49 | Weblog

動画のオープニングを考えていますが、無駄な努力という気がします。

だからやるんです。

セリアでこれを買ってきました。下の板も。

スキャナーで取り込みました。

作成済みの窓枠に追加。窓枠らしくなりました。

ステンドグラスを

窓枠に重ねます。そのままでは強すぎるので加工してあります。

実際にどんな効果が出るか確認。窓を閉じた状態です。

開く途中。

完全に開きました。

それなりの効果は出ました。

これで完成じゃないんです。窓の手前に引き戸があるという設定で、引き戸を作成する必要があります。

これが引き戸の材料。焼き杉の板です。

スキャナーで取り込むにはカットする必要があるので今日はここまでにしておきます。

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初冬の夕暮れ。この雰囲気、好きです

2023-12-24 21:49:44 | Weblog

午前中は高校女子駅伝、昼からは男子駅伝。

堪能しました。

その後、隣町へ家の冬囲いに使う材料を買いに出た際、初冬の夕暮れの風景を EOS20D で何枚か撮ってきました。

今のところ雪は薄ら積もっているだけですが、こんな情景が琴線に触れます。

若い頃は寂しい風景としか思いませんでしたが老いたせいでしょうか。

それにしても寒くなったものです。あの猛暑の夏が信じられません。

庭の寒暖計は今朝マイナス8.5℃でした。

 

新作のひとつについて、準備は進めています。

オープニングの窓は半透明のガラスじゃなくステンドグラスにしたらどうかな、なんて考えて試してみました。

これはPhotoshopで作成。Premiere のタイムラインに置いて上下に動かします。

PremierePro2.0 は今となっては古いソフトですがこれで頑張っています。

明日は買ってきた杉板で北の掃き出し窓に立て掛ける雪囲い作りから作業開始です。

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試行錯誤で鉄サッシのガラス窓を動かす/Premiere

2023-12-23 15:12:38 | Weblog

今日も新作動画(この「動画」という言い回しは嫌いですが)に挑戦です。

画面を窓に見立てて窓枠を手前に入れようと試行錯誤。

試しに全編窓越しにしてみたらやはり窓枠が目障りですねえ。

映像によっては窓枠が被って不快です。

そこで考えました。窓を開ければいいじゃないか。

改めてペンキが剥げて錆びた帯鋼をスキャンしてそれを素材に窓の外枠を単体で作成。

背景は透明です。

窓は上にスライドして開けることにしてこれを作成。細い桟は帯鋼を立ててスキャン。

Premiere で試しに黒姫山と蕎麦の花の映像を背景に置いて窓を重ねました。

窓をタイムラインで上にスライドさせます。

完全に開いたところです。

ここで一工夫。Photoshop で窓ガラスを軽く半透明に。ガラス越しの雰囲気が出ました。

開いてみました。

イメージ通りです。

細部の手直しです。外枠の隅、鋼材の接合部が不自然ですから。

こんなもんでしょう。あまり違いは感じませんがこだわりです。

これで作品によってはアナログ映像の帰線部のブランクを巧妙に隠すことができます。

更に窓の開き始めと最後はリニアではなく微妙に遅くしましたが「モーション」がイマイチ勉強不足。

「不透明度」は間違ってキーフレームを設定したため。

窓枠は Illustrator と Photoshop で簡単に CG で作成可能ですが素材に錆びた鋼材を使ったので現実感が出たと思います。

作品のタイトル又は番号は窓が閉じた状態で被せるのがいいかな。

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外は雪、次回作の構成であれこれ

2023-12-21 15:38:14 | Weblog

後からあとから出てきた黒姫山の映像をなんとか生かそうと新しい手法を考えています。

ひとつ思いついたのが映像を窓の外の風景に見立てる方法です。

窓枠はこれが材料として使えるんじゃないかと

スキャナーで取り込めば鋸切りで切らなくても画像を自由に加工できます。

細長く切り取ってPhotoshop で枠に組み立ててみました。

窓枠にするのはもうひとつ理由があります。

素材のテープがアナログなので帰線部が画面の隅に出ちゃうんです。これはベーカム。

今までは白又は黒地の外枠を入れて回避していました。

まごつきながら窓枠もどきを作成して映像に重ねてみましたが

これは外枠だけの窓です。CG ではなく実際の木材を使ったのはいいけど決まりません。

次に桟を追加してみました。想定したイメージとは違います。まるで独房の窓。

これならどうかと。色味に違和感があります。良く言えば旅館の窓。

素材を変更しました。ペンキがいい具合に剥げた帯鋼です。

外枠と桟で太さを変えてもっともらしくしました。だいぶイメージに近付きました。

窓枠の画像を作成していて初めは Premiere で画面一杯にならなくて困りましたが原因はこれでした。

正方形ピクセルだと不具合が出ます。何度もやったのに忘れていました。

そんな状況ですが一歩前進です。

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また見つかった EDBeta テープ

2023-12-20 16:38:47 | Weblog

週末に向かって冬型の気圧配置になって雪が降るかもしれません。

今日のうちにウォーキングで体をほぐしてきました。

時計を見ると10時前。帰りに毎度のハードオフへ。

プリンターのイエローインクが終わりそうなのでジャンクの箱をかきまわしたら互換品があったのでカゴに入れて、

他に何かないかとウロウロしたらこれがありました。¥110。

シネライトはいくつも持っていますがこれは12Vなので使い道があります。

HL-79E の調整で役に立ちそう。

ところがテスターで当たると導通がありません。

見た目はランプが切れているようには見えなかったんですが。

分解してみたら「おっと」。ランプの足が片方切れていました。

いずれ12V100Wの球を買っても本体が¥110ですからまあいいとしましょう。

黒姫山総集編ですが、また一本テープが出てきました。

これも正味2時間据えっぱなしの映像です。

冒頭は

1時間後。薄い雲が流れてきました。

2時間後。目の前の黒姫山が曖昧な姿。

試しにこの映像に般若心経の合唱を流したらピッタリ。

 

2時間という長さはこうも風景を変化させるんです。

テープが終わるまで回したことのない人は認識できない自然のリズム。

これは写真では表現不可能です。

どのテープも同様で、2時間なんて人生と比べたらほんの一瞬なのにそこに確かに自分の存在を確認できます。

この時もカメラの脇でじっと待っていた訳ではありませんが近くの車の中に居ました。

 

現代の映像はどれもこれもほんの触りの羅列です。

今見ている(見せられている)映像は前のカットと次のカットの繋ぎで中身はありません。

総集編を考えていますが原点に戻る必要がありそうです。

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