夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

写真を撮ってきたら「ん?」

2024-03-31 16:15:20 | Weblog

明日から様々な物が値上がりするというので朝から奥方とスーパーへ。

午後からは Jr. と地元周辺へ春の風景を撮りに行ってきました。

ビデオ撮影の下見も兼ねてです。

普段通らない道に入ってみることにしましたがこれはいつものこと。

カメラは Canon EOS20D です。

次の2枚は Jr. が撮った写真です。カメラは同じ EOS20D 。ただしレンズは Tokina です。

同じ EOS20D なのに全く違います。

設定を間違ってアンダーなのかと確認したら Av (絞り優先)になっていましたがデータを見るとシャッター速度は変化していました。

このレンズは曇りがあって逆光だと滲んでいたのを分解してクリーニングしてかなり良くなった物。

当初はファインダーでも曇りが確認できる程でした。

その後内部が乾いて状態が良くなったんでしょうか。

それにしてもこのレンズ、いいですね。Canon レンズは素直過ぎて味が全くありません。

Tokina レンズが欲しくなりましたが私の EOS で両方のレンズによる違いを確認してからにします。

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納戸の奥からプロジェクターを出してきました

2024-03-30 16:23:17 | Weblog

数年前にハードオフで買って動作確認したまま仕舞い込んでいたプロジェクターがあったのを思い出しました。

確か3千円台のお買い得品でちゃんと映像が出たような記憶があります。

型番は LVP-XD2000 。そうか、これは DLP だったんです。

基本的にデータプロジェクタですが端子は豊富でビデオ信号も全部対応します。

リモコンが無いので本体でメニュー操作をしましたが中国語?。それと無信号だと一部しか操作できません。

ベクトルスコープの画面撮影用にセットしてあるビデオカメラから信号を入れてみました。

壁に貼った紙で代用したスクリーンに映像が出ました。ズームもフォーカスも操作可能。

これでメニューは全部操作できます。もちろん日本語に変更。

ランプは 300W 高圧水銀ランプで照度 3,500lm と申し分ありません。

説明書では300インチまでとなっているので200インチスクリーンは楽勝だと思います。

メニューにランプ使用時間を表示する項目がないのでそこはちょっと不安ですがまあいいでしょう。

大昔に自主映画の上映をする際買った100インチスクリーンがあります。

あの時は 24V 150W の ELMO ST-1200 でしたが暗いとは思いませんでした。

あのスクリーンを使って何かを映してみたくなりました。

ついでに ELMO GS-1200 の 24V 200W ランプと明るさを比べてみたいし短時間なら 250W も試したくなります。

このプロジェクタは今後活用しないともったいないですね。

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ELMO GS-1200 は直っていました 何だった?

2024-03-29 10:43:13 | Weblog

先日来修理に掛かっている8ミリ映写機 ELMO GS-1200 の件です。

磁気録音の音が出ないんですが、もう一度調べることにしました。

乱暴ですが電源を入れた状態で音声を "MAG" にしてヘッドにドライバーを軽く当ててみました。

内臓スピーカーからガリッと大きな音。メイン、サブどちらも音が出ました。

「こりゃあ磁気録音したフィルムの音声は出るはずだ!」

でもテストフィルムを掛けたらやはり音が出ません。そんなはずはないんだけど。

もしかすると、

なんと磁気帯が塗ってある後半は録音してなくて録音テスト用。

ちゃんと読まないからこうなるじゃないか。

新たな気持ちで大昔のフィルムを掛けてみることにしました。

簡易映写ですがさすが 200W ランプ、明るく鮮明な映像です。

音が出ました!。レベルメーターも元気に振れます。ステレオ録音じゃないので L だけです。

速度は18コマ側を半固定抵抗のマークを頼りに調整しただけなので微妙に早い感じです。

あれ?24コマ側はいじってないような気がするけど。

何にしても直れば一件落着。それにしても最初に出た強烈な発振音みたいなあれは何だったんでしょう。

不調の原因は不明ですが、光学センサー/磁気ヘッドからの信号を受ける基板のコネクタが接触不良?。

あのコネクタは今回何度も抜き差ししました。

これでいつでも友人に返却できます。ヒューズホルダの破損修復の件は内緒。

久しぶりに1975年撮影の8ミリ映像の一部を見ましたが懐かしいのなんの。

映画作りに熱中した青春真っ只中の暑い夏が蘇ります。

カメラは ELMO C300 フィルムは KODAK のダブルスーパー。

音声はセリフはアフレコでリップシンク、撮影速度はもちろん24コマ。

YouTube で「ガラス細工のモビール」で検索すると 1/9~9/9 が置いてあります。

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ロケキャリアを含む撮影機材は軽自動車に収まるかな

2024-03-28 15:35:24 | Weblog

レガシィB4 なら荷物はいくらでも入るんですが今乗っているのはスズキセルボ。

完成したロケキャリアはリヤシートを倒せば入るはずですが確認しないと。

スッポリ収まりました。

カメラと三脚も収まるか確かめておきます。大丈夫でした。

カメラは一番大事ですからここが指定席。

大型バッテリーも問題なし。余裕で他の荷物も収まりそう。

出し入れで一番大変なのが三脚です。逆さまにした方がいいかな。

出し入れの動きを考えるとやっぱりヘッドを上にした方が良さそう。

午後は先日工事完了で通れるようになった千曲川の笠倉壁田橋(かさくらへきだはし)へ。

昨年夏から何度も訪れていますが通るのは初めてです。

西側から下に降りてみました。美しい形と色ですねえ。

個人的に撮影ポイントは何箇所も決めてあるので四季折々に訪ねることにします。

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ロケキャリア完成

2024-03-27 14:59:59 | Weblog

最終段階のロケキャリアの仕上げに掛かりました。

肌寒い外で穴開けしてタップを立てて

ガラクタから探したボルトを取り付けて裏から袋ナットで固定。

渋く変色した真鍮の袋ナットがいい感じ。

ここに必要な物を入れたバッグを掛けるんです。BVU-150 を載せた場合はベルトをここに掛けます。

次は大型バッテリーの位置決め。固定はしませんが動かないようにしておきます。

裏のコーナーパッドを利用します。

罫書きして穴を開け、M4 のタップを立てました。ひどい溶接は無視しましょう。

これもガラクタの中で見つけたビス。

これで位置が決まるはずです。

いいじゃないですか。出し入れが楽ですが収まると動きません。

作業台のバイスに小さなマグネットが付けてあったのでこれで 10mm のスパナを固定。

三脚ベースを入れ替える際使います。

三脚ベース(フネ)は2種類常備します。使わない方はここに固定するようにしました。

固定はスチール用三脚のジャンクから拝借したカメラ取付ネジを使います。

ついにロケキャリアが完成しました。

寒い中でよくここまでやったものです。

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嗜好を変えて「一筆啓上仕り候」

2024-03-26 13:52:07 | Weblog

外は冷たい春雨です。

政治の状況が不安定で世界の情勢も先が見えない状況を象徴しているようで悶々としています。

ここで撮りためた映像から自宅に棲みついて毎年子育てをしているムクドリの映像を日記形式でまとめることにしました。

超小型のカメラで撮った素材は400本を超えます。

この素材の中に2018年5月19日、ホオジロの声を撮った(録った)物がありました。

すぐ近くで鳴いているのに姿は見えず。カメラは窓の枠に置いて音声優先です。

あの「一筆啓上仕り候」がきれいに録れているのでこれを先に短編でまとめることにしました。

保存用HDDが一杯だったりで若干まごつきましたが avi 書き出しに成功、Shotocut でエンコード。

午後一でアップロード。何度聞いても「イッピツケイジョウツカマツリソウロウ」。

リンクを張ってあります。

本題のムクドリですが、壊れた換気口で毎年2回卵を産んで巣立ちます。

6年前は巣の横と内側にカメラをセットして子育ての様子を撮影しました。

羽化した直後の雛はチーチーと超音波みたいな高い声で鳴き、あっという間に声変わり。

雛同士で親が運んできた虫やミミズを奪い合う様子や親鳥が大口を開けてカラスを撃退する様子も。

羽化したのに育たなかった雛の亡き骸をくわえて捨てに行った映像は、、、。

素材を確認してまとめるのは大変な作業ですが少しずつ進めていきます。

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ELMO GS-1200 故障の原因は磁気ヘッド?

2024-03-25 10:24:10 | Weblog

GS-1200 の貴重な資料が見つかりました。

無料でダウンロードしましたが全部で97ページあります。

これが欲しかったんです。磁気ヘッド部です。

これが現物。左上が消去ヘッドで右下が録再ヘッドと思われます。奥が1トラック、手前が2トラック。

ここからリード線が出ています。

録再ヘッドの導通を当たってみると1トラックは

2トラックは

抵抗値が違うのは何で?

基板のコネクタは抜いてあります。

少々荒っぽいけど回路図を参考にヘッドの2トラック側の対応部にドライバーを当ててみました。

指を巻き込んだら大変なのでこの写真は再現です。信号ラインの+側は5番に入ります。

繋いであるヘッドホンからハム音が聞こえてレベルメーターが振り切れました。

続いて1トラック側を確認。1トラックの+は7番です。

こちらもハム音と共にレベルメーターが振り切れました。

どうやらアンプ側は正常のようです。専門家じゃないからわかりませんが1トラックのヘッドが壊れた?

だとすると修理は無理!

エルモ社は映写機事業から完全撤退して部品の入手は不可能です。

ここでひらめきました。先日手に入れてベルトを修理した ST-1200D があるじゃないか。

あれを部品取りにしたらどうだろうとヘッド部を調べてみました。

ダメでした。ST-1200D はモノラルなんです。

昔使っていた物は型番が ST-1200 、 "D" はなくてステレオだったような記憶があるんですが思い違いかな。


この GS-1200 に関しては思い込みがあるかも知れないので一時休戦です。

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ELMO GS-1200 は直せるかな?

2024-03-24 11:05:27 | Weblog

借りっぱなしの最高級8ミリ映写機の修理に挑戦しています。

ヘマをやって破損したヒューズホルダはとりあえず半田付けで応急修理しました。

ヘッドホンで聞く限り "MAG" 側で「ヒエー」という発信音みたいなのはその後消えました。

そちらを確認する前に映写ランプを16ミリ用の 24V 250W と入れ替えてみることにします。

こうして並べるとほとんど同じに見えます、左が200W 右が250W、脚の太さもピッチもほとんど同じです。

根元の形状は違います。

250W と入れ替えました。「良い子は真似をしないように」ってやつです。

電圧が同じですからもちろん点灯します。2段階の照度を上げるととても明るいけど長時間はやめておきます。

先日手に入れて修理した ST-1200 に付属していたテストフィルムがあります。

前にテレシネ用に速度をここで調整したの左の可変抵抗をマーク位置まで戻します。

左が18コマで右が24コマ用なのかな?

この映写機は速度調整の VR が本体後部にありますが通常テレシネでは20コマです。

VR では18コマ側を一杯に上げても24コマ側を一杯に落としても20コマになりません。

それで内部の可変抵抗で18コマ側を上げて20コマが出るようにした覚えがあります。

ランプを正規の 200W に戻して映写テストです。

このテストフィルムは24コマらしく最初18コマで回したら光学録音部の音声がスローでした。

24コマにしたら正常ですが "MAG" 側は音が出ません。うーん、そうですか。

光学も磁気もアンプは共通ですから磁気ヘッドからアンプに至るどこかが変なんでしょう。

リレーかコネクタの接触不良があるのかも知れませんね。ひょっとして "MAG" "OPT" 切り替えスイッチかな?

今日のところはここまでにしておきますが他の機能が正常だったので一安心、するのは早いぞ!

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ロケキャリア最新作は最終段階

2024-03-23 14:15:21 | Weblog

雪が消えたかと思うとまた降ってしつこいぞ!

今日はロケキャリアの最終仕上げです。

午前中にこの空気入りタイヤを買ってきました。経験上粗悪品なのはわかってます。

数年前に買ったタイヤはヒビが入ってチューブも駄目でした。

ついでにこれも。ハンドル部の端面にちょうど合います。

三脚を支えるゴムロープは先日セリアで間に合いました。

外は雪が止んだけど軒先に溶けた雪が雫で落ちているので玄関でタイヤに空気を入れて取り付けました。

ベースの板はセリアの焼き杉に変更して渋くなりました。

カメラは Ikegami HL-59 ですが他のカメラも載せられます。

三脚も載せてみましたがいいじゃないですか。

フネ(三脚ベース)はフレームにボルトで固定してあります。HL-79 系はフネを交換します。

移動時は手前に傾けて後ろ2輪で転がします。

撮影に使うテープや小物は別途バッグに入れて引っ掛ける予定です。

大型バッテリーユニットを使わない場合は下のスペースに折りたたみ椅子を収めようかな。

ここまで来ると欲が出て 79 系のフネをどこかに固定しようか、なんて考えていますがそのうちに。

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ELMO GS-1200 映写機を直さないと

2024-03-22 16:51:12 | Weblog

友人から借りっぱなしの8ミリ映写機 ELMO GS-1200 が棚の隅で長期休暇中です。

彼はそのまま置いといていいと言ってるんですが実は不具合があります。

借りたのは8ミリのテレシネのためですが、数年前久しぶりに電源を入れて動作確認したらアンプから発振音みたいなのが!

いつか調べようと思っていたのを思い切って今日手を付けることにしました。

8ミリ映写機の中で GS-1200 の上の機種はキセノンランプの大公開用しかありません。

初めに機構部の動きと映写ランプが点くことを確認しました。

この映写機は 24V 200W ハロゲン球を使っています!

発振音みたいな「ヒエー」というすごい音が出るんですが ”OPT” 光学録音フィルム側は

大丈夫です。

"MAG" にすると

不快な音が出ます。L 側のレベルメーターが振れているでしょう。

裏蓋を開けてみました。

裏蓋に付いているスピーカーコードをコネクタで抜いて

ヘッドホンならどうかと試したら問題ありません。???

その後でスピーカーを繋いでみたらあの音は出ません。

ところが動きが何か変です。

駆動系のモーターが回らないしピアノタッチのスイッチが言うことを聞かず妙なガタガタ音が。

原因はこれでした。裏蓋を開けたり仮に閉じた際このニューズホルダーを痛めちゃったんです。

困ってしまってワンワンワワン。

折れたのを半田付けも考えましたが待てよ、ガラクタの中にこれに近いヒューズホルダがあるかも。

ということで本日はここまでにしておきます。

あの不快な音の原因はまだ確定していませんが多分あれだろうと推定している箇所はあります。

この映写機はテレシネの際スピードを若干落として20コマが出るようにしたのも戻さないといけません。

その件は確かブログの記事で残してあるはずです。

テレシネでランプが切れて内蔵していた予備と交換しましたが敢えてひとつ上のランプを手に入れてあります。

GS-1200 はトランスの容量に余裕があるので 24V 250W が使えるという情報があったからです。

寸法は全く同じでご覧の通り収まります。

修理が成功したら250W 球でどんな結果になるか、楽しみです。

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