夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ツワモノどもの夢の跡

2020-02-29 15:07:45 | Weblog
今日は晴れ渡ったのでカメラいじりは休んで町の温泉施設へ行ってきました。湯船につかったりサウナで汗をかいたり、「たまには温泉でも行ってのんびり」っていう趣味はないんですが、町民に割引券が出るので¥600が無料なんです。
おりしも新型コロナウイルス騒動で先客が一人居ただけで伸び伸び温まってきました。


一番風呂に入ろうと早めに行ったら開場は10時、時間つぶしに車で近くの山道を走っっていて思い付きました。1998年長野冬季五輪でフリースタイルスキー競技会場となった飯綱高原スキー場の様子を見て来よう。長野市の飯綱スキー場は先日営業を終了、スキー人口の減少と雪不足のため今季限りで廃止です。

入り口はチェーンが張られていました。

幾つかの足跡がありましたが人影はなし。女子モーグルで沸いた会場とは思えない静けさでした。

22年前、里谷多英さんが金メダルを取り、上村愛子さんが7位、あのときの歓声が信じられません。
時の流れ、時間の残酷さをしみじみ感じます。会場へは行けないけどせめて五輪で賑わう長野市内へまだ坊やだった子供たちを連れて行ったのが昨日のようです。

この券売り場ももう使われることはありません。


スキー場の前のこのお店は閉店だそうです。経営者はこれからどうされるんでしょう。


飯綱山にはもうひとつ、北に飯綱町(旧牟礼村)の飯綱リゾートスキー場があります。こちらは紆余曲折の末現在も営業が継続していて今日もスキーヤーやスノーボーダーが来ていました。


子供たちを何回かスキーに連れて来た90年代初頭はリフト待ちの列が続いていたものですが昔話しになってしまいました。


画面左奥の広大な駐車場が一杯になったなんて、嘘のようです。


温泉(実態は沸かし湯ですが)で温まっての帰り道、お気に入りの道で何枚か写真を撮ってきました。

EOS20Dの設定が前に使ったままになっていてホワイトバランスが違っていました。PhotoShopで自動カラー補正してなんとか見られる、かな。

暖冬でオオイヌノフグリも早いけど福寿草も花盛りです。


長野五輪で使われ、その後見捨てられた飯綱高原スキー場とソリ競技会場だったスパイラルは改めて現状をビデオカメラで記録する必要があります。
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HL-79E 改めて調整その1

2020-02-28 10:09:39 | Weblog
オシロスコープでゴタゴタしましたが改めてHL-79Eの調整を最初から開始です。いったい何回目だろう。
マニュアルの手順のここから始めます。COLOR BARSは何度もやっているので省略。


PROC-1AのTP4がPRE AMPのGchからの信号です。PULSEユニットのCALスイッチをONにしてブランキング期間を0VDCに調整。


オシロスコープを見てPRE AMPの信号レベルを0.4Vp-pに調整します。RchとBchは調整手順が違うのでここではやりません。(それがわかりにくくていつも堂々巡りになります)


次にSHADEユニットでBLACK SHADINGを調整。


このVRです。


GAIN切り替えスイッチです。


Rchから調整します。


波形モニターで見ながらGAINを変えてもレベルが換わらないように調整しました。


Gchです。微妙に調整しました。


Bchも調整。


ここまで順調に来たと思いましたがPRE AMPのブランキング期間って、CAL ONじゃなくて撮像して調整するんじゃないかと疑問。レンズを"3"(CAP)から"1"にして撮像管を生かした状態で確認したらブランキングレベルがもぐり込んでいたので再度調整しました。

これはGchですがRchとBchも際調整しました。

今日はここまでです。

追加 現状でどんな映像が出るか確認しました。

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ヤフオクでオシロスコープを探す前に

2020-02-27 16:19:50 | Weblog
格安で手に入れたオシロスコープは高圧コンデンサーが壊れたのであきらめました。夕べヤフオクを探しましたが目に付けた物はその後何人も入札して値段が上がっていきます。
そのうち希望通りの物が出品されるだろうとここは前に使っていたIWATSU SS-5040シンクロスコープでなんとかならないかと持ってきました。これはDC-5MHzという、性能的にどうかなという古い物です。


電子回路は素人なので前にこれを使ったときはプローブが無いので自作のバナナチップ―ICフックのリードを使っていました。アナログテスターじゃないんだからこれでいいはずがありません。このシンクロスコープのINPUTはBNCじゃなくてこんな端子です。


壊れたLEADERのオシロスコープはプローブが付属していたので流用するためにアダプターを作ることにしました。
得意の金属工作です。


BNCメスを使ってプローブが使えるようにしました。プローブって、単なる導線じゃなくて内部にCとRが組み込まれているんですね。そんなことも知りませんでした。


ついでにCRT画面撮影のLEDライトもステーを加工して取り付け。これは一発で決まったわけじゃなくて百斤の電池式ライトを使おうとしたけどうまくいきませんでした。


シンクロスコープのCAL信号を入れてみました。試し撮りの結果は非常に良好です。


ついでにHL-79EのCAL信号を確認しました。壊れたオシロスコープで規定の0.4Vp-pに調整してあります。

プローブ代用のストレートリードと結果は同じでした。

とりあえずこれでHL-79Eの調整をやってみます。
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シンクロスコープがまた壊れた!

2020-02-26 14:31:41 | Weblog
昨日は晩酌なしで夜じっくりHL-79EのPRE AMP系を調整しようと考えて夕方から機材のセットをしていたのですが、「?」
オシロスコープの輝線が出なくなっちゃいました。参りました。

どこをどういじってもダメです。手に入れてじきに壊れて電解コンデンサーを交換して快調だったのに。

開けてみました。


交換しなかった電解コンデンサーが怪しいな。ひとつづつ目視確認です。こうなるとなんで修理の時全部交換しなかったかと悔やまれます。


手前に並んでいるのが前に交換した物です。


基板を取り出して目を皿のようにして観察。


こいつは気になります。なんで尻が黒いの?


これは高圧オイルコンデンサーです。高価な物らしいけどネットで探しても見つかりません。アナログテスターで導通を当たると3本は嫌な感触です。

取り出して容量をチェックしたいけどデジタルマルチメーターが壊れたので調べようがありません。

手を付けるとしたら前回交換しなかった電解コンデンサー4本を取り寄せて交換するしかありません。せんごくネット通販で調べたら送料込みで¥1,059也。
もし原因が高圧コンデンサーだとすると手に入らないのでお手上げです。
ヤフオクをチェックすると同等のオシロスコープが幾つか出品されています。その方が出費が少なくて済むけど古い機械なので同じ事態になって堂々巡りかも。
泥沼にはまり込んじゃいました。ここは冷静になってしばらく間を空けた方がよろしいかと。空いた時間で他の事を進めます。

新型コロナウイルスで騒然としていますがついに長野県でも感染者が出てよそ事じゃなくなりました。先日車の窓ガラスで額を切った流血試合騒動で買った消毒用アルコールが役に立ちます。

午前中時間が半端に余ったので未交換の電解コンデンサーを基板から取ってアナログテスターで簡易チェックしてみました。


抵抗レンジにしてコンデンサーのプラスにテスター棒のマイナス側、マイナス側にプラスを接触させます。47μFと22μFはkΩレンジ、1000μFはx10レンジです。
針が一瞬大きく振れて徐々に下がれば正常と考えてもいいでしょう。(その位の知識はあります)


結果は、容量抜けは調べようがないので無視するとして、この方法では全部正常と思われます。


じゃあ一体何が壊れたんでしょう。ここまで来たら高圧コンデンサーも取り出して調べようかな。はんだシュッ太郎の出番です。


5個のうち2個取りました。基板上でチェックして?だった物に赤いマークを付けておきました。見えないけど"4"がそうです。


単体でチェックしたらマークを付けた方はテスターの針が全く振れません。


容量が0.5μFと小さいので確かな事はわかりませんが完全に容量抜けしている感じです。
ということは残りの3個のうち2個も容量抜けかも知れません。こりゃあ困りました。

電解コンデンサーを2個交換して治ったと喜んだのもつかの間、機械修理の現役の頃も「原因はこれだ!」って判断したら本当の原因は他にあったという経験を思い出します。

HL-79Eをなんとかするには同程度のオシロスコープを入手するしかないようです。

追加 午後の国会予算委員会を監視しながら高圧コンデンサーを違う方法で調べてみました。


正常と思われるコンデンサーに手元のBPバッテリーをパラにつないでペンシルテスターで電圧を確認。
マイナス表示になっていますが絶対値が見たいので無視。


バッテリーの接続を切ってすぐに電圧を見ると、

チャージされた電圧が徐々に落ちていきました。

次にダメらしいコンデンサーです。

バッテリーのプラグを抜いた瞬間に電圧がmVレベルに落ちました。
完全に死んでいます。このオシロスコープはあきらめます。
ヤフオクをチェックしましょう。
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HL-79E ホワイトバランスチャートの代用品

2020-02-25 10:28:14 | Weblog
ホワイトバランスを取るためのグレースケールチャート代用品が見つかりました。HL-79EのPRE AMP系調整、RGBのバランス調整に使う物です。
その前に夕べ面白いことを発見したので公開します。世に出回っている紙は青白い処理がしてありますがこれは恐らく蛍光処理だろうと暗い部屋で様々な物にブラックライトを当ててみました。
毎度毎度ですがハードオフで確保しておいたブラックライトです。


単三電池4本で点灯します。


これは写真用紙ですが見事に光っています。こんな蛍光処理した紙では正しいホワイトバランスが取れません。


古い鉛筆削りの引き出しはびっくりするほど光りました。


使い古したタオルが光ったのも驚きました。


ダイソーのメモ帳です。こんなのも蛍光処理してあるんですね。


これは当然光るだろうと思ったらやっぱり。シンクロスコープのCRTです。


様々な紙を試したら光らない紙がありました。どれかわからなくなりましたが印刷用紙の保護用厚紙です。
これは使えるんじゃないかとスキャンしてRGBのバラつきを調べました。

まあまあです。

ついでにHL-79Eのマニュアル付属のチャートはもしかするとそのまま使えるんじゃないかと調べました。

古い紙なので変色しているのかも。見た目にも黄色っぽい色味です。

他に何か無いかと探したら安物のスケッチブックがありました。買ったのはセリアだったかな。

裏表紙が良さそうな感じです。

蛍光処理してないことを確認してスキャン。

理想的なデータです。
調整にはこの紙を使うことにします。今日は晩酌を休んで夜になってから挑戦だ~。
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HL-79E ホワイトバランスチャートについて実験

2020-02-24 16:55:07 | Weblog
ウォーキングで軽い汗をかいた後で生出しの映像を確認しました。夕べちょっとだけ調整した項目があるのですが自然光では見てないのでどんなかなあ。

一見良好です。

PRE AMPを厳密に調整するにはグレースケールチャートが必要ですがいずれ買うとして代用品を考えました。
PRE AMP系に限れば真っ白い紙と色温度3000Kの照明があれば出来そうです。探したらA6サイズのプリンター用光沢紙がありました。

サイズ的にはちょうど良さそうです。

でも、出回っている写真用紙はどれも鮮やかに見えるように青白いベースになっています。これは写真用紙だけじゃなくてニュートラルな白の紙は探すのが大変です。
今回最初に思いついたのは写真用紙の裏面です。さすがに裏は妙な処理はしていないだろうと思ったんです。

馬鹿の考え休みに似たりですが、様々な紙をスキャナーでスキャンしてPhotoShopで開いてRGBデータを調べることにしました。スキャナーはEPSONの複合機PM-A840です。スキャナー部のガラスの裏面が汚れているのでグラデーションが出ちゃいますが、傾向はわかるんじゃないかと期待。
設定はこうしました。スキャナーの光源が云々は置いときます。


最初はKONIKAの写真用紙PhotolikeQPの印刷面です。

見た目で明らかに青白いので予想していましたがこんなに明確に数字で現れるとは。
日本人(黄色人種一般?)の感覚では照明やテレビ画面の色温度は高めが好まれるそうです。蛇足ですが私は71年生きてきて「真っ赤な太陽」って、見た記憶がありません。夕陽は赤いと言いますが私の感覚ではオレンジ色がせいぜいで、赤いのは雲です。まして昼の太陽は純白で、太陽が赤かったら見る物のすべてが赤一色!。人間の感覚って面白いですね。

次に裏面。

印刷面よりはマシですが似た傾向でした。

見た目は自然な白のケント紙は、

ケント紙は銘柄によって白さが色々です。期待したけどこれは使いたくありません。

ホワイトバランスをとる場合の代用品で定番のコピー用紙です。薄くて透けるので二枚重ねにしました。

これは他と傾向が逆で全体的にBが弱めでしたが部分的にRGB同じ値の所がありました。撮影前のホワイトバランスセットには問題なく使えます。

この実験は夕べからやっています。夕べはデータの取り方が適当で写真用紙の裏でいけると判断してこんなチャートを作ったんですがコピー用紙を重ねるだけで良かったみたいです。


これでHL-79EのPRE AMP系の調整がなんとかなりそうです。
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HL-79E またまた余計な事&現状確認

2020-02-23 11:39:13 | Weblog
HL-79Eの調整過程を記録するにあたって、オシロスコープの波形を記録するアダプターの脱着がワンタッチとはいかないので改良です。
フードを引っ掛ける構造ですがLEDライトと干渉するので一部の部品を作り直し。幸い前に作ったアルミ材の余りがありました。外は雪が降っていますが高速カッターで切断してきました。


穴あけ完了。


M5のタップを立てます。タップは錆びてひどい状態ですがかろうじて使えます。


M3のタップも買い換えの時期です。


組み立てるとこうなります。


オシロスコープに取り付けました。


今度はライトと隙間ができたので脱着はワンタッチです。


どうでもいいけどこれでCRTを撮影してみました。


アダプターは普段こうしてぶら下げておきます。


調整再開の前に自作のいい加減なグレースケールで現状の確認です。


Gchで波形モニターの波形を観測。理解しているわけじゃないけどこんなスケールになるようにIRISを調整しました。

いかにもそれらしい波形が出ています。

そのままMON切り替えスイッチをRにしました。


Bです。


わかってきたような気がします。これは波形モニターでのことですが、マニュアルに書いてある項目で思い当たる部分があります。撮像管の感度のバラつきがあるのでグレースケールを撮像してRchとBchの出力をGchに合わせるとかなんとか。どこでレベルを見てどこで調整するんだっけ?。もう一度マニュアルをじっくり読んでから進めましょう。

現状でどんな映像が出ているか、毎度の狐面を撮ってみました。RGBのレベル未調整で色は変ですが意外に鮮明な絵です。

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HL-79E オシロスコープの台を作り直し

2020-02-22 15:29:35 | Weblog
二日間ブログをお休みしましたが相変わらず元気です。昨日は春のような陽気で久しぶりに愛車を洗いました。洗車すると翌日は雨になるというセオリー通り今日は雨です。
今日はオシロスコープの台が気に入らないので作り直しました。

前の台は撤去してゴミ袋に入れちゃいました。あれは確か昔使っていたPCデスクの残骸で適当に作った物です。


針葉樹の合板を買ってきました。このままでは長いので切断します。


ハードオフで買った丸鋸で切断。電動工具は遊び半分で使うと大怪我をします。


取り付け部を罫書きしました。


木工ドリルで穴開け。8mmで開けてから鬼目ナット用に9.6mmで拡大。


M6の鬼目ナットを打ち込みます。


打ち込み終了。


雲台を取った三脚に取り付けてあるプレートにボルトで固定。


15mmの合板なのでしっかりしています。


オシロスコープを載せました。


セリアで見つけた箱がペンシルテスターを入れるのにピッタリだったので先日の箱と入れ替えました。


今日はカメラ調整はやりませんが、先日ガラクタの中に入っていたJrの腕時計をなんとかしないと。電池が終わって止まったので交換してやると言ったまま何年もそのままだったんです。合板のついでに電池を見つけたので買いました。SR626SWという型番です。


裏蓋はこじって開けるタイプで、先日小さなマイナスドライバーで開けて電池の型番を調べておきました。
入れたぞ。


ちゃんと動く事を確認して裏蓋を締めて完了。


お隣のお爺ちゃんが亡くなりました。享年92歳、引っ越してきて以来31年のお付き合いでした。合掌。
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今日は確定申告の後で予算委員会の監視

2020-02-19 15:27:16 | Weblog
収入は年金がメインで申告は短時間で済みますが資料の確認と会場での待ち時間もあって半日つぶしました。
今日はHL-79Eは保留、午後はネットで衆議院予算委員会の中継を「監視」です。閣僚の程度が低くてまともな答弁ができない状態、安倍政権は崩壊が始まったようです。

手は空いているのでELMO C300の水銀電池代用品の件を考えてみます。


露出系統の水銀電池はここに入っています。


左の電池はこのカメラに入っていた当時の物で3.9Vです。右は替わりに使う予定のアルカリボタン電池LR44で1.5Vを3本直列で4.5V。


4.5V-3.9V=0.6Vなのでシリコンダイオードを直列に入れて解決すると考えています。
パイプ状のアダプターを作る必要があります。そのまま使える樹脂材料を探しましたが適当な物がないのでダイソーの耐水パテで出来るんじゃないかと考えました。


耐水パテで成型するにしても内径15mmのパイプが要るし、めんどくさくなりました。
予算委員会も停まってしまいました。

再開しました。
予算委員会はYouTubeで見ていますがずいぶん書き込みがされてるけどいったいどんな人たちなんでしょう。私も昔東電の会見で頻繁に書き込んだけど今はどちら側の意見かは問わず程度の低い内容がほとんで悲しくなります。今日は低学歴だの中卒だのという書き込みがありましたが中卒の身としてはカチンと来るし「中卒でも」に至っては言語道断。
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HL-79E テスト用光源の色温度を調べる

2020-02-18 11:39:38 | Weblog
今日も調整作業ですが、夜中にマニュアルを熟読したけどイマイチ理解できません。わからないながら進めることにします。


幸い修理したオシロスコープは正常、今までのおさらいを兼ねて試行錯誤です。


グレースケール云々で一服。

HL-79Eの調整には "グレースケールを撮像"という項目がマニュアルに頻繁に出てきます。自作のグレースケールチャートは当てにならないけど代用品を使うにしても基本は3000Kの光源が必要です。今までブログシネライトと作業灯を使っていました。どちらもハロゲン球なので3000Kあたりだろうと決め付けていましたが、HL-57とHL-59はホワイトバランスをとるとVFに色温度が一瞬表示されるのを思い出したのでこれでチェックしようと思い立ちました。
さっそくHL-57を棚から出して電源を繋ぎました。


MON出力から信号を取り出します。VFと同じ映像が出てきます。


ワークステーションのDVRexに突っ込んで


シネライトを適当な位置にセット。


カメラの設定を決めます。No1は色温度変換フィルターOFF、光がストレートに撮像管に入ります。


GAIN UPは0、AWBはAに切り替えます。


ケント紙に照明を当てます。ケント紙を使ったのは最近の漂白処理した青味の強い紙ではないからです。本来は正規のグレースケールチャートを使うべきなのはわかっています。


キャプチャ開始。


W.BALボタンを押すとAWB動作が始まります。


こうなって


3秒間色温度の値が表示されます。カーテン越しの外光は相対的に弱いので影響はありません。


偶然かハロゲン球の設定された値なのか理想的な3.0Kでした。

次に作業灯でチェック。


これも3.0K、3000Kでした。


もっと早い段階で調べておくべきでした。でもこれでひと安心です。
今日はここで時間切れ。
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