夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

作業台に取り付けるバイスを塗装

2021-03-31 15:49:04 | Weblog
今日は年度末。町内の入浴施設「天狗の館」の割引券が今日でおしまいなので Jr と一番風呂に入ってさっぱり。
では作業台の続きです。
バイスの塗装ですが下地はサンダーで削って整えてあります。


敢えてマスキングなんてしません。あとで塗装不要なところは削れば済みます。
手順として裏側から塗っていきます。


今回の塗料は油性ペイントですが、架台に塗った塗料より乾きが早くて助かります。


溶いた塗料を全部使って二度塗りしたら天板の取り付けです。


すでに穴を開けてあるのでボルトを入れるだけ。ただし M8 のボルトに対して穴がΦ10mmで融通が効かないのでΦ12に拡大しました。


天板の上に定盤代用の鋼板を載せる予定です。


バイスの塗料がまだ完全に乾かないので雑に扱って凸凹の口金をサンダーで削ったり布ヤスリでゴシゴシして平らにしましょう。


天板に穴を開けてバイスを仮留めしてみました。


ここで「あれっ」バイスの固定穴はふたつだと思っていましたがもうひとつありました。


急遽穴を追加。こういう場合、とかく位置関係を間違うので何度も確認。


穴位置は大丈夫でした。が、ボルトが足りません。即ホームセンターで M10x80mm の2本組みを買ってきました。
帰ってから3.8mm の割りピンが必要だったのを思い出してもう一度ホームセンターへ、行ったけどありません。


せっかくここまできて適当な代用品を打ち込むのは面白くないので別途探すことにします。


朝はきれいな空でしたがまた黄砂が来て黒姫が見えなくなりました。
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黄砂の百合居橋を撮る

2021-03-30 16:02:26 | Weblog
昨日は黄砂が来るというので警戒していましたが大したことはなく作業台の塗装が進みましたが今日は北の空がずいぶん土色っぽくなってきました。
朝から作業台の塗装の続きをやって一度目が終わったらじっとしていられなくなって奥方には雪下ニンジンを買いに行こうと誘って、実は栄村の百合居橋を撮るのが目的でひとっ走り。
今日もカメラは EOS20D です。レンズはコシナ。

黄砂の日なんて、北信濃ではそうあるものじゃありません。目論見通りの光でした。


橋脚まで入れるには縦構図ですね。

FinePix で本気モードの場合は軽量なビデオ三脚を使ってしっかり水平を出すんですが EOS だと安直になってせっかく持って行ったモノポッドも途中から外してしまいました。
ビデオをやっている人間としては画面の水平が出ていないのは我慢ならぬ事態ですが手持ちではいい加減になります。

橋の名前を入れて


もちろん徒歩で渡って撮ります。


上流に長野県北部地震で崩落したスノーシェッドが見えます。あの東日本大震災の翌日未明、崩落しましたが、一週間前にあそこで何枚も写真を撮っていたんです!


下流の様子です。


厚い黄砂から薄日が射して河川敷の残雪に橋の影が出ました。


反対側の正面です。


何度も行ってポイントはわかっています。


こちら側も押さえておきます。


まだこんなに雪が残っています。


ここからはまだ撮ったことがありませんでした。震災前は大きな倉庫みたいなのがあった場所からです。


このアングルの方が雪捨て場の様子がわかります。


面白い状況に恵まれて狙い以上の写真が撮れました。
帰宅後、黄砂はさらに厚くなって13㌔先の黒姫山が見えなくなりました。
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晴れたので作業台の塗装開始

2021-03-29 15:02:11 | Weblog
今日は日本列島に強烈な黄砂が飛んでくるという予報でしたがそういえば空がちょっと黄色っぽい程度。気温が上昇して絶好の塗装日よりです。
近くのホームセンターで油性ペイントとペイント薄め液を買ってきました。どんな色にするか迷いましたがさわやかな水色です。


作業台を裏返しにして刷毛塗り。もっと薄めたほうが良かったかな。


向きを変えて塗り進めてここまで。残りは明日にします。ペイントがまだ半分残っているので2回塗りできます。
塗っていて気がついたんですが、今回の水色は昨日写真を撮ってきた飯山の湯滝橋と同じ色みたいです。


午前中はペイントを塗ろうか迷って先にバイス整備の段取りをしました。
完全に分解してみましたが母材がむき出しの部分は錆が出ているので一皮剥いて光らせたいけど平面サンダーの布やすりを切らしているので中断です。


朝、実家へ行った帰りに長野市の工具と様々な部材を売っている大型店「プラスワン」を覗いてきました。前にも一度見てきましたが、広大な売り場には KTC の工具とか各種電動工具、電設部材、配管部材 etc。とにかく何でもあります。
ネジのコーナーを特に入念に見ましたが、M1 ~M2 の小さなネジまであってカメラ整備には役立ちそうです。ホームセンターで間に合わない物もあそこへ行けば揃うでしょう。
根っから物作りが大好きなので金属材料で作業台なんかじゃなく何か面白い物を作ってみたくなりました。それに関連して金属板の折り曲げ工具とか切断、打ち抜き工具は暖めているアイデアがあります。
そのためにも作業台を完成させないと。
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2台の Canon AUTO ZOOM 814

2021-03-27 14:13:55 | Weblog
今、手元に2台の古い8ミリカメラを並べてみました。
どちらも Canon AUTO ZOOM 814 です。


これは1967年(昭和42年)3月発売の 814


世界に輸出されて多数現存している名機です。ゴム製のフードが破れているのは愛嬌。


コンパクトなシネカメラですがオール金属製でずっしりしています。


一切の手抜きなし。


露出系に当時は普通に流通していた水銀電池が必要です。


キャリングベルト周りの作りなんて最高!


左側面は水銀電池のホルダーとコマ数切り替えスイッチと小さな窓は駆動確認用。


右側は操作スイッチが並んでいます。


裏に駆動用と露出用電池の電圧確認ボタン。


シャッターボタンは感触から金属製と思われます。手前の穴は何かと思ったらレリーズ用でした。


スーパー8フィルムの収納部は開閉式です。


電池はグリップ内に単三を4本入れます。
これは入れっぱなしだった電池が腐ってネジも回りませんでしたが整備済み。
特筆すべきはこのグリップ、金属製です。


カメラもオーディオも車もそうですが、60年代の工業製品は現代とは全く違って材質も作りも実に丁寧です。

ではもう一台の 814 を観察しましょう。正確に何年製かは調べてないので不明ですが、マイナーチェンジのレベルじゃなく全く別物です。


フードは後付けです。付属品には無かったと思います。(昔買った上位機種の 1014 は付いていなかったような)


正面の名前は初期型と同じ AUTO ZOOM 814 。


アイカップは角型で少々野暮。右側のボタンはフィルム収納部を開く物です。


電動ズーム以外の操作スイッチは左側にあります。


ここの表記が AUTO ZOOM 814 ELECTRONIC となっています。


底面三脚穴の前にあるネジ穴はレンズ後部に入っているラッテンフィルターを解除するボッチを収納するものです。
このカメラはリサイクルショップで¥108 で手に入れた際欠品でした。うっかり失くした人は多かったでしょう。


これが本来付属しているボッチです。2台所有している 1014 はどちらも奇跡的に付いていました。

これの使い方はややこしくて間違えるととんでもない色見で撮影することになります。
タングステンタイプのフィルムを野外の太陽光で使う場合は不要ですが、室内で電灯光撮影の場合はカメラ上部のシネライト取り付け部にこれをネジ込んでフィルターを解除します。
シネライトを使う場合は自動で解除されます。光源の色温度を理解していないと訳がわからなくなります。

初期型と違ってキャリングベルトは無くなり略式のストラップ。


シャッターボタンはプラ。コストダウンですね。


フィルムは後ろから入れます。アパーチャーの清掃がやりにくくなりました。


グリップもプラ、キャップも安っぽくなりました。


こうして並べてじっくり観察すると型番は同じですが、後期型は機能優先で再設計した結果工業製品としての価値、質は落ちましたね。
友人からの借り物の初期型、返すのが嫌になりました。
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作業台作りの続きは雨で中断 室内で古い8ミリカメラを並べてみる

2021-03-26 12:06:35 | Weblog
朝のうちは春の日差しで絶好の塗装日和。これなら下塗りはできそうです。
その前にまだ穴あけが残っていました。直接地面に置くつもりなので下に木の角材を取り付けるためです。


下穴をあけて


取り付けねじは M6 でいいかな。Φ6.5mm のドリルで拡大。


これで塗装を残して完成です。


探したら茶色の下塗りペイントが出てきました。


ペイント薄め液で粘度を調整して刷毛塗りです。


塗り残しがないようにひっくり返した状態で裏側から塗っていきます。
下塗りペイントは速乾性となっていますが丸一日程度乾かします。


接合部はなかなかの出来栄えです。


俄かに空模様が怪しくなってきたので軒下に移動。


仕上げは何色にしようかな。黒のペイントが出てきましたがこれじゃあ味も素っ気もないですよね。

深緑か濃紺、それとも真っ赤、迷っちゃいます。

日差しが戻ったのでこの作業台に取り付けるバイスをきれいにするため分解。
このバイスは何年か前にきれいに整備したのにこれじゃあ可愛そうです。地肌が出ているところは錆を落として磨いて塗装も必要です。

これはオリジナルの赤を塗りましょう。

雨が降ってきました。

もうひとつ話題があります。
友人から電池が腐って取れない Canon AUTO ZOOM 814 を預かって整備した件ですが、Jr の 後期型 814 を比べてみたら名前は同じですがまるで違うカメラみたいです。
いずれ両機の違いを紹介しますが、並べて写真を撮っても「こりゃ面白い」。私はずっしりと重い友人の初期型の方が好みです。

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バイスを取り付ける作業台の製作

2021-03-25 14:36:48 | Weblog
バイス作業台の製作です。
昨年暮れに 40mm アングルを買ってきて切断までは済ませてありますが冬は寒いし雪があって溶接はできませんでした。
一昨日と昨日は春の陽気になったので外で溶接は完了。アーク溶接って、意外にデリケートな作業。あまりきれいな出来じゃありませんが売り物じゃないから構いません。


今日は天板を取り付ける穴あけです。穴位置を罫書き針で罫書いて、


センターポンチを打って 3mm のドリルで下穴を開けます。


最終的に 10mm にしたいので次に 6mm ドリルを通します。電気ドリルがインパクトドライバー兼用で非力なのでこうしないと。


10mm です。力がなくていじけてきます。物置を探せば一回り上の強力な電ドルがあるんですが奥に入り込んですぐには見つかりません。
この作業台が完成したら電動工具は別途棚に収納しましょう。


穴の面取りをして


台はほぼ完成。


天板は厚さ 30mm のしっかりした集成材です。


位置を決めて裏から穴位置をマーキング。それにしても荒っぽい溶接。カーポートを作ったときはもっと丁寧だったんですが。


木工ドリルの出番です。ここに使う鬼目ナットは下穴の指定が 11.2 ~ 11.8mm ですが 10mm しか持ってないのでこれで誤魔化しです。グリグリやれば径が大きくなるでしょう。


10mm のままでは鬼目ナットがきつくて入りません。ドリルを禁じ手で広げて強引に締め込みます。


うまく収まりました。


ボルトは M8 を使います。


空模様が怪しくなってきたし適当なペンキが無いので塗装は後日。バイスはこれを取り付けますが何年か前に整備した後雨ざらしにしたのでもう一度塗装も含めて整備してから取り付けることにします。


この作業の前に新ホームページに使う、千曲川の鉄橋の写真を膨大なデータから集めたらなんと 1,200 枚ありました。
写真的にピンからキリまでありあますが、公開に耐えるものをセレクトするのは大変ですが楽しい作業になりそうです。
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行方不明のビス発見と12年前の神業

2021-03-24 08:31:52 | Weblog
友人の Canon AUTO ZOOM 814 を整備していてグリップの M2 マイナスビスを失くしちゃったんですが、出てきました。


分解したとき、失くさないようにティッシュに包んで脇に置いてあったのをうっかりゴミ箱に捨てたんです。
記憶をたどってゴミ箱からカメラ清掃に使って汚れたティッシュを一枚づつ出して広げて確認。最後に残った吸殻にマグネットドライバーを突っ込んで引き上げたら、小さなビスがくっついてきました。更にゴミの中にドライバーを入れたら残りの一本も!

今度は失くさないうちに代替品と交換、の前にグリップ内のマイナス側電極を入念にクリーニング。電池の腐食カスが固まってまるで青い樹脂みたいになっていました。
スプリングも外して可能な限りカスを落としてOK。プラス側のプラ製リングも取れていたので接着。


これで電池ケースの問題は解決。


Jr と話していて思い出しました。このカメラ、長野市の「セカンドストリート」の棚で見た覚えがあります。最初私が見つけて「814 は持ってるから今更要らないな」。
あれが今私の手元にあるなんて、縁ですね。

昨日、上今井橋へ行って写真を撮ってきたので関連の鉄橋を撮った写真を探していたらこんなのが出てきました。
2009年1月26日の写真で、SUPER FUJICA-6 の部品を作っている自分です。


なるほど。ていねいな作業ですね。破損していない側の部品を固定して同じ寸法にヤスリで削り出しています。このあと糸鋸で外形を切り出して仕上げた覚えがあります。


ほとんど芸術品です。売る気はありませんが手間を考えるとひとつ一万円じゃないと合いません。


今日は町内の「天狗の館」へ行ってゆっくり風呂に入ってくるとしましょう。割引券が4枚あって今月で期限切れになっちゃうので。
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水色の鉄橋「上今井橋」を撮る

2021-03-23 14:31:13 | Weblog
旧豊田村の千曲川左岸から東に渡る上今井橋は水色のきれいな鉄橋です。
北信濃を日本海に向かう大河は飯山盆地の先から谷間を流れ、そこには鉄橋が何本か架かっていてそれぞれ色と形で個性を主張しています。
その中で上今井橋は平地にあり、以前は錆びついた姿で絵になりませんでしたが、何年か前に再塗装されてさわやかな姿が蘇りました。


これ以外の鉄橋は2005年から折りにつけ訪れ写真を撮ってきましたが、この橋はイマイチで除外。でも美しくなった姿をいつか撮ろうと考えていました。
早春の今、しかもおだやかな日差し。雪解け水の千曲川。これから撮り続けるには絶好のタイミングです。FinePix S2Pro と露出計、三脚も持参。レンズは単玉の 28mm と 50mm。


この橋の見所はなんといってもこの色。


地図で何箇所かポイントを決めていましたが、実際に行ってみると面白い風景がいくつもありました。これは瓦屋根の向こうに上今井橋が見えます。
後方左に高社山(こうしゃさん)、中央に鳥甲(とりかぶと)。線路は JR 飯山線。


背景は上信越高原国立公園の山並みです。


対岸の流れの脇へ。気をつけないと落ちたらいきなり深み。


なぜか惹かれる空間がありました。りんごです。秋が楽しみです。


これも面白いぞ。


東側です。垢抜けしない側道と歩道の曲線が田舎の雰囲気。


写真的には決まりませんが数十年後にこんな情景が郷愁を呼ぶと思うのです。


撮りためた写真で新ホームページの「写真館」に使いたい素材はいくらでもあるので項目別にまとめる必要があります。
その中の一項目として、千曲川の鉄橋を考えていますが今日で今は跡形もない中央橋も含めて写真が揃いました。
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友人から預かってきた Canon AUTO ZOOM 814

2021-03-22 15:55:15 | Weblog
友人A氏が要らないカメラを処分するから見に来て使えそうなのは持ってけというので行ってきました。
要らないのはこれです。

こりゃあダメ、ゴミです。

でもこれだけは使えれば儲けものと引き取りました。劣化してるだろうけど純正のバッテリーが入っていました。

そのうち動作確認してみましょう。

彼の家で他にも色々話題がありましたが、彼が先日某リサイクルショップでこれを¥2,200で買ってきたそうです。 Canon AUTO ZOOM 814。


「あるある」で、電池が腐っていてケースのキャップがどうしても取れないというので持ち帰ってなんとかしてやろうじゃないかということに。


これを回すのは前にうまい手を考えて成功したのでさっそく挑戦。
CRCを滲み込ませてあるというのでいけるでしょう。ありあわせの3/8ボルトにナットと平ワッシャーを入れて


簡単に回りました。こういうのは力加減が難しいんです。それとマイナスドライバーは役に立ちません。


ウヘー、中はひどい状態です。


キャップ側も


腐食していた電池のうち3本はピンセットで掴んで引っ張ったら抜けましたがもう1本が抜けません。
グリップを見ると裏側にビスがありました。


腐食の影響で堅いビスを傷めないように慎重に抜いたらグリップが分割できました。


腐食した電池とカス。汚い!


ここも汚い!


水銀電池も腐っていましたが友人のところで取り出しちゃいました。


本体を濡らさないように気を使って腐食した部分を水洗いして大体きれいにしました。

この電池ケースになっているグリップですが、当工房にある 814 と比べてみるとこちらの方が旧式で材質がアルミダイキャストで高級な作りです。
他にも水銀電池が必要なのは大きな違いですし細部はかなり異なります。

この電極部は分解可能なのであとで入念にクリーニングしようかな。


友人のところでフォーカスを合わせようとしたら合わなくてレンズがダメかと思いましたが、視度調節が滅茶苦茶ずれていたためでした。知識の無い人が知らずに回したんでしょう。
SL フィルターを装着していたのでレンズは綺麗です。


では動作テスト。分割したグリップを元に戻して、「あれっ、ビスは何処に?」さっき取った M2 の皿ビスが行方不明です。
改めて探すとしてとりあえずプラスのビスで組み立てて


ん?動かないぞ。「恐らくあれだろう」。電池ケースのあれを磨きました。案の定酸化物で絶縁状態だったんです。


これで正常に回りました。パワーズームも頼りないけど利きます。露出は、もし使うならまたしても水銀電池対策が必要ですが私のカメラじゃないのでここまで。
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またしても古いカメラを直そうと

2021-03-21 09:33:46 | Weblog
押入れ収納庫に未だ仕舞ってあるケース。次男坊が小さいころ使っていたものです。


この中に40年位前に友人が持ってきた壊れた古いカメラが入っています。


SUPER FUJICA-6 という 6x6 版蛇腹カメラです。


実は10年以上前に破損箇所を修理しようとやり始めたのですが、そのまま放置していました。
破損していたのはこのアーム状の部品の反対側、形状は対象になっています。


なんと、 1mm の真鍮板から切り出して作ったんです。
どうせならとセットで作って、失敗も考えてもう一枚。我ながらよく作ったものだと感心します。
特に段差の部分はお見事! クロームメッキすれば本物そっくりでしょう。


では、全体をチェック。
レンズは拭き傷があってあまり状態は良くありませんが


レンズシャッターは正確さはともかく B から 1/500 まで速度が変化します。


絞りも大丈夫そう。


ビスは分解した当時の物と代用になりそうなのがあります。


自作したアームの取り付けビスはこれが正規ですがひとつしかありません。

M2 なので短いビスと平ワッシャーでなんとかなりそうです。

ケースの中にこんなのも入っていました。


そうでした。蛇腹が一部破れていたのを和紙で補修するつもりだったんです。


これは他の作業の合い間に進めるつもりです。
先日、彼の友人が電話をくれて「古いカメラのコレクションがあって処分するけど要るなら持ってけ」。
処分するなら一応見て判断すると返事をしましたが近いうちに行ってきます。もしかするととんでもないお宝があるかな。

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