夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

戸隠は今年何回行ったことか

2020-09-30 17:09:07 | Weblog
飽きもせず戸隠の蕎麦畑へ。今年はいったい何度目でしょう。
GoogleEarth で当たりをつけてあの広大な蕎麦の畑を見つけたのは春でした。あれを HD で撮ったら素晴らしい映像になるんじゃないかと秋を待ちました。
昔、秋晴れの黒姫山麓で見た秋蕎麦の白い花と緑の葉は忘れられません。

昨日は背景の戸隠連峰が雲に隠れて撮影を断念したポイントです。
今日もすっきりしない空模様で、待っても想定した状況にはなりそうもありません。でもせっかくなのでカメラを回しました。


次は夕べ GoogleEarth で当たりをつけたポイント。


最後に昨日最初に撮った場所からもう一度。
これはEOS20Dで撮りました。設定はパラメーター2で何も足さず何も引かず。


撮影したテープから書き出した画像です。

ほぼ同じ位置から撮ったのにずいぶん調子が違いますが比べることは無意味でしょう。

これで考えていたカットは揃いました。これに昨日撮った2カットを合わせて作品にしようと思いますが、




仕上がった段階でどうするか決めます。
私としては各素材に50点しか付けられません。今年はもう花が終わりなので来年再挑戦することになるかも知れません。
ここで考えました。
以前黒姫山麓でベーカムで撮った蕎麦畑の映像はもっときれいだったぞ。カメラはIkegami HL-57+Sony BVV-5 。

ベーカムSP テープから書き出した画像です。

ひとつ思い当たることがあります。
重い放送用カメラとこれまた重い三脚(合わせて20㌔)を使って撮影するという作業は取り組む覚悟が違うんです。スマホであっちこっち飛び回って気軽に撮るのとは次元が違います。
カメラ位置は本当にここでいいのか、カメラの高さは、構図は、レンズの画角は・・・。
HVR-Z5J は機能的には放送用にも使えるカメラですが軽いのがメリットの反面使う側としては安直になっちゃう傾向があります。
ベーカムとか Umatic だと一旦決めたカメラ位置を変えるのは大変なのに、 HVR だと三脚に載せたまま簡単に移動できちゃいます。このあたりの気軽さが撮った映像にも現れるのではないかと思います。

今回の蕎麦畑をベーカムで撮ったらどうなったか、興味が出てきました。
コメント
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