夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

夕べ布団の中でひらめいたのは

2024-09-30 16:43:33 | Weblog

新作の構成を考えていて寝る前にひらめいたことがあります。

直ぐにメモしておかなかったのが失敗、忘れちゃいました。

枕元にはいつもノートを用意してあるのに!

なんとか思い出そうとコンテの材料フォルダから関連の写真を取り出してみました。


30年以上前に野尻湖で撮った EDC-50 の映像です。これじゃない。

これも違います。

どれも使える映像ですが

どうしても思い出せません。

これは元々使う予定です。「男」がトンネルの入り口で振り向いた時目に入る風景。

トンネルの出口で見る風景。既定のカットです。

もしかすると寝る前に思い出すかも。思い出したら今度は即メモしておきましょう。

この、どうしても思い出せない状況そのものが素材になる可能性もありますね。

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カメラは一体誰なのか

2024-09-28 15:54:07 | Weblog

写真を撮る場合はあまり意識しませんが映像では常に気になることがあります。

カメラは一体誰なのか。

映像のジャンルにはフィクションとノンフィクションがあって、フィクションは創作。

ノンフィクションは「事実」で構成し、情報として伝えるものと考えます。

実際はそんな単純なものではありませんが。

いつからかわかりませんが報道を目的とした映像の撮り方、編集技術は劣化しました。

私はテレビのニュース映像は本気で見ません。具体的にどこがどうというのはいずれ書きましょう。

今日の本題はそちらの話じゃなくて自分が作ろうとしている映像作品についてです。

作品の中で、このカットを入れようと思うのです。

古い LEICA を持つ男がこちらに向かって構え、シャッターを切るんです。

このカットを撮影するカメラはもちろん男の目の前に居ます。

これがどんな効果を発揮するかは出来上がってみないと何ともいえませんが。

ノンフィクションの映像作品を作る場合、普通は撮影するカメラは存在しないという、見る側との暗黙の了解があります。

私はそんな事を了解した覚えはありませんけど。

誰も居ない部屋の中の映像は実はカメラとカメラマン、場合によってはディレクターやアシスタントが存在するという、当たり前の事実。

物陰に隠れている殺人犯もカメラはそこに居るのにそれは考えないと言う約束。

そのあたりの矛盾を突いた作品になれば面白いと思う私はへそ曲がりでしょうか。

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EOS20D 用の Tokina レンズ復活

2024-09-27 10:00:48 | Weblog

Jr. が EOS20D 用に買った中古の Tokina レンズは徐々に内部が曇って不調でした。

去年、分解して後玉を掃除したりダイソーの調湿剤と一緒に袋に入れたりして若干回復しましたが完全じゃありませんでした。

症状はこうです。

 

良く見ると後玉は更に分解できそうっていうか、観察していたら一番後ろのレンズが外れちゃいました。

この状態で放置して時々様子を見ていましたが

いつの間にかクリアーになっているじゃないですか!

さっそく組み上げてテストです。

Canon マウントなので問題なく装着できます。

ところがこれで試し撮りしようとしたら AF がギコギコして決まりません。

もう一度後玉ユニットを外したら一番後ろのレンズの組み方を間違えていました。お粗末。

慎重に組み直して恐る恐るシャッターを半押ししたら今度は兆速で AF が決まりました。

Canon レンズより早くて快感!

窓からの光は、いいじゃないですか。外の風景がちょっと甘いのは網戸のせいです。

Jr. の部屋から外の風景を撮ってみました。

明るい雲があっても大丈夫です。

曇りが消えればこのレンズ、なかなかの優れものみたいです。

彼の EOS20D は現像パラメーターでコントラスト、シャープネス、色の濃さを +1 にしています。

確か私のも同じ設定だと思いますが Tokina レンズだと FUJICA FinePix S2Pro と同系統の発色みたいで好きです。

ちなみにTokina が不調になる前はこんな写真が撮れていました。Jr. の作品です。

私も Jr. も写真は全くの素人ですがこれ、いいじゃないですか。

今回のレンズは後玉部が分解が可能なので便利。再発しても対処可能です。

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もう一度「長野の門」へ

2024-09-26 11:52:54 | Weblog

週一のウォーキングの後、足を伸ばして国道18号アップルラインの野外彫刻「長野の門」へ。

先日も訪れましたが改めてもう一度。

あの日は奥に車が停まっていましたが今日は居ませんでした。

前に撮り忘れた正面の階段です。

ベンチに掛けた少女像もバストサイズで。

裏側からも。左側が空いているのはここでお休み下さいという事かな?

ほら、ちょうど一人分空いています。

裏側の階段も押さえておきました。

どうも EOS20D の調子が悪くてエラーが出ました。CF の接触不良だと思います。

ずいぶん長く使ってきたのでそろそろ入れ替え時かもしれませんが FinePix S2Pro は壊れたままです。

あれは独特のフィルム調の写真が撮れて気に入っていたんですけどねえ。

電源を一旦切って入れ直したら撮れましたが露出が大巾にオーバー。PhotoShop で救済。

これで「長野の門」の下見は終了です。

ここだけでも変わった短編映像が作れそう。


さてと、ここで Jr. の Canon EOS20D に付けていた Tokina レンズについて。

結果は出ていますが内容の公開は「あしたのこころ」ということにしましょう。

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ヤフオクの一部カメラは相場が変です

2024-09-24 08:24:54 | Weblog

遠い昔、8ミリから16ミリに転向しようと Bell Howell 70DR の中古を手に入れてモノクロで何本か撮りました。

その後本格的に取り組もうと貯金をはたいて新品の Canon SCOOPIC 16M を買いました。

当時弟がカメラ店で働いていたので原価ですがそれでも¥38万だったと思います。

あのカメラは実際カラーネガフィルムで古い車を何本か撮りましたが経費が掛かり過ぎて断念、ヨドバシカメラで売却。

買取り価格は¥150,000 でしたがあの個体は今もどこかで生きているかも。

売らなきゃ良かったと後悔しています。

これはキャノンミュージアムのサイトで紹介している SCOOPIC 16M 。発売開始当時です。

いつかはあれを取り戻したいものだと折を見てヤフオクをチェックしているのですが、

昨日落札された物は落札価格がなんと¥187,800 !。入札は29件。

これって、おかしいでしょ。

落札した人はこれがどんなカメラなのか、理解しているんでしょうか。

ビデオカメラとシネカメラの区別ができない人間がいる時代を嘆いても始まりませんが。

これを手に入れてどうしようというのか。

こりゃあもう将来を見越しての投資としか思えませんが投資なら的外れです。

今にして思えば Arriflex16ST はいい時期に手に入れたものです。

そのうち相場が急落したら Scoopic は手に入れたいと思っていますがどうなりますか。

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「長野の門」を見てきました

2024-09-23 15:03:39 | Weblog

明け方は寒いくらいで冬の布団をかけてちょうどいい位でした。

工房の寒暖計、朝はこんな値。

久しぶりにエアーコンプレッサーを動かして使っていたら

ホースが折れちゃいました。

ホームセンターにあるだろうとお町の大型店へ。

ありました。車の室内清掃に使うんですが今日はもうやる気になりません。

カプラーのサイズはピッタリ。

買い物のついでに前から寄ってみたかった通称アップルラインの「長野の門」へ。

有名な作家の作品だそうです。

これは前から車で通る度に気になっていました。国道18号から見るとこんな具合です。

車を脇に置いてこちら側から。せっかくの野外彫刻なのに背景がどうも。

人物は3人居ます。これは恰幅のいいおじさん。

こちらはベンチに掛けたお嬢さん。

上にも女性の像。

私的にはこのアングルが決まっていると思います。ギリギリ背景に現実感が無いアングルです。

これって、新作に使えないか、頭の片隅に浮かんでいます。

捉え方によってはシュールなカットになりそうじゃないですか。

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騙し絵の世界

2024-09-22 19:12:38 | Weblog

新作で騙し絵を使ってみようと考えています。

これはロケハンで撮った杉林の写真です。中央の杉は手前、右の杉は奥にあります。

右の杉を Photoshop の「マグネット選択ツール」を使って囲みます。

新規レイヤーを重ねて切り抜いた杉の木を同じ位置に貼り付けて更にレイヤーを重ねて順序を入れ替え。

3枚のレイヤーの2枚目に仮に円を描くと

実際は円ではなく林の手前を通り過ぎる人物を入れるんです。

これを動画でやると騙し絵、子供騙しかもしれませんができるはずです。

こんなことを考えるのはこれが好きだから。

昔、新潟で偶然見つけて入った騙し絵の博物館は愉快でした。

その後廃館になってしましましたが。

目の錯覚といえば話はそれで終わっちゃいますが。

騙し絵って、実に楽しいじゃないですか。

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暑さが収まって小雨の静かな土曜日

2024-09-21 16:40:31 | Weblog

能登を含む北陸から新潟、東北は大雨のようですが北信濃は小雨模様です。

工房の室温は25℃程度。湿度は高いもののあの暑さは一段落、でしょうか。

静かな土曜日、朝はちょっとした用があって出掛けましたが今は静かに過ごしています。

このところすっかりはまっているアンデスの音楽を流して。

ということで新作の計画は何も進んでいませんが写真からいくつか追加した項目を見直しました。

上の陸橋への階段を車道の向こうから。望遠で引っ張るのは嫌いですがこれは物理的に近くでは撮れません。

短いはずのトンネルは奥が深くて出口はずっと先。辿り着いた出口で見えたのは、

主人公がトンネルの先に見る幻覚です。先の見えない道は何を暗示?

ラストはいくつか案があってまだ決まりません。これはラストへの前段階。

これで終わらせようか、それとも振り出しに戻ろうか。

左脳と右脳をバランスよく使って楽しみはまだまだ続きます。

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今日もひたすら新作のコンテ作り

2024-09-19 19:05:17 | Weblog

中古で買ったプリンターが快調なので作業が進みます。

写真コンテのデータをフォルダ毎に整理収納。

これは「一周目」。詳しい構成はもちろん明かしません。

「2周目」

「3周目」

ロケの効率を考えて撮影場所とカメラ位置毎にまとめておきます。

写真はセリアのアルバムに整理。

上の段に写真、下の段に撮影手順を書いたメモを収納。

こうして整理しながら全体の構成を更に詰めていきます。

遠い昔、昭和50年夏、8ミリの自主映画で北信濃一帯から新潟の海岸まで出掛けて撮影したのを思い出します。

あの時はこんな詳しいコンテは用意しなくて簡単な台本だけで順調に撮影できたんですが。

あの暑い夏の日々に戻りたい!

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中古のプリンターは思い込みで悪戦苦闘

2024-09-17 09:31:34 | Weblog

昨日買ってきた EPSON EP-897AB ですが、夕べは悪戦苦闘でした。

動かないどころかワークステーションが認識してくれないんです。

酔っ払って設定しようとしたのが原因。

USB ケーブルの端子を間違えていました!。この穴じゃない。

挿入口は裏にありました。差し替えたら自動認識してインストールもでき設定完了。

今朝は酔いも覚めてスッキリ。では印刷してみましょう。

モノクロ写真がきれいに印刷できました。L 判です。

ついでに調子を見るために何枚か。今度作る映像作品の写真によるコンテです。

インクの残量はプリンター側でも確認できます。BK が残り少ないですね。

更にもう一枚印刷しようとしたらこのメッセージ。まあそんなこともあるでしょう。

紙の送りがうまくいかなかったようです。

見える部分のローラーを見ると埃が付いているので先日買ったプリンタークリーナーでお掃除してみます。

これからかなりの枚数を印刷する必要がありますが、L版の光沢紙は400枚確保してあります。

とりあえず BK インクを買ってくる必要があります。

今入っているインクはどれも増量タイプのようですがプリンターはインクのコストが…

夕べはこのプリンター、3ヶ月補償を生かして返品になるかな、なんて早とちりでした。

今後3年は使うつもりです。

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