夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

不慣れな Premiere Pro 2.0 を使う

2023-03-28 15:48:56 | Weblog

Premiere Pro 2.0 は本気で使い込んでいないので初歩的な段階でつまづいいちゃいました。

以前使っていた 6.5 とは操作がずいぶん勝手が違うので思い込みでやったら言うことを聞いてくれません。

必要な項目だけでもとこの解説書参照で試行錯誤です。

つまづいたのはキーフレームの設定です。

冷静に本を見てやったら簡単に解決しました。解説書は必要ですね。

やりたいのはタイムラインの映像をエフェクトで水平方向に 180 度反転させるだけです。

エフェクトのきっかけにキーフレームを設定する必要がありますが、6.5 は直感的にできました。

成功。「エフェクトコントロール」で設定するんですね。

ここで水平反転終了です。

画面が1秒で回転しました。

メビウスの輪にこだわっているんです。

フィルムをひねって繋ぐとつなぎ目は裏面になるのでいきなり左右反転しますが。

フィルムの映像だと繋ぎ目で左右反転(裏)、再び繋ぎ目に来て表になりそれの繰り返しです。

映像として見ても面白くもなんともないでしょう。反転する過程を見せた方が面白いぞ。

では、フィルムを2回ひねって繋いだらどうなるでしょう。

結果は永遠に正常な映像がエンドレスで再生されるだけ。ひねらずに繋いだのと同じです。

これは今考えている短編の重要なヒントになります。

三次元空間を二次元で認識することによる錯視も活用したいのでこれから勉強です。

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週の初めにとりあえず車の整備

2023-03-27 11:09:28 | Weblog

愛車スバルレガシィB4 は長期休暇中で、奥方のスズキセルボに乗っています。

昨日は次男坊のめでたい行事で佐久まで一家揃って行ってきました。

ところが帰りの夜道でキーキーと異音発生。

恐らくベルトのスリップです。

なんとか家に帰りましたが今朝はエンジンルームの点検をしないと。

前から時々異音は出ていましたがこのままという訳にはいきません。

オルタネーターに掛かっているベルトをチェックすると張りが弱いようです。

テンションを調整したいのですがボルトの頭の位置が奥なので普通のスパナは入りません。

工具箱をかき回したらこんな板スパナがありました。

こいつを曲げればいけるかも。

これでどうじゃ。

ロックボルトを緩めて

なんとか改造スパナが掛かりました。薄っぺらなスパナですが締めるのにそれほど力は要らないでしょう。

振り回しにやや手こずりましたが一回転程度締め付けできました。

近くを試運転しましたが今のうちは異音が出ませんが、このベルトはもう限界のようです。

エアコンベルトも一緒に交換、はそのうちやります。

私は基本的に軽自動車が嫌いです。

機能的には「ちゃんと」できていて実用にはなりますが、長距離を運転すると疲れます。

整備性も最悪で、今回のような軽整備でも普通の工具では間に合わない事態。

世の中には「軽は運転が楽」なんていう人が居ますがそれも間違いで、運転技術は普通車と同じなんです。

燃費にしても2000ccのレガシィの3倍走る訳じゃありません。

古いランクルに乗っている友人はもう乗り換えは考えずに一生これに乗ると言ってます。

私は半世紀車を乗り継いできましたがどれも廃車したり売却したのをつくづく後悔。

ハコスカのGTX HT 、新車で買った三菱ジープJ53 、ブルーバード510 、TOYOTA 1600GT-5 、ランクル40 etc 。

格安で手に入って一生乗れる車が欲しいなあ。

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30年前の南風

2023-03-26 07:15:45 | Weblog

朝の床の中で見るスマホの動画。


YouTube にリンクを張ってあります。

この動画を作ったのはもう3年前。

あの秋、30年前の懐かしい場所をついに見つけて訪れました。

そこに立ったとき感じた強烈な感傷。

再訪したのは昔そこで撮ったビデオ映像と現在の様子をカットバックして映像作品にしようと考えてのこと。

遠いあの日は40代。今は70代。あの日は父も母も元気だったのに今は居ません。

相変わらず時間は秒速1秒で容赦なく過ぎ去っていきます。

スマホの動画を観ていると意識が一気にあの日に戻ります。まるで昨日のことのよう。

この作品は他人が観ても全く意味がないし退屈な映像ですが、

今になって冷静に考えると、意識せずに自分自身のために作っていたのです。

あの場所に今も立っている栗の木に歳月の重さをつくづく実感しました。

これは前にも書いた記事ですが、歳をとると同じ話を繰り返してしまいます。

でもね、自分で作った動画で涙が出そうになりました。

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Ikegami HL-79E 調整の件はそろそろ始めないと

2023-03-24 10:53:16 | Weblog

HL-79E を調整する過程を記録、公開する件ですが、伸び伸びになっています。

自分で自分を撮るなんて、ほぼ初体験ですから勝手に緊張しそう。

まあ自分が顔を出すのは初回の自己紹介だけで、後は冒頭の挨拶と時々写りこむ程度ですが。

何度も申しますが顔出しで YouTube に投稿する人はすごい!

 

お見せしませんがご丁寧なことにコンテを書きました。

初回は HL-79E の紹介です。

コンテに対応する静止画を、本番で収録に使う HVR-Z5J の PHOTO 機能で撮ってみました。

79E の紹介と現状確認は別動画にする予定なのに静止画はごっちゃになっちゃいました。

まあいいでしょう。HVR-Z5J でどんな映像が撮れるかはつかめます。

DC IN に自作電源ケーブルを繋ぐカット。

現状確認ではここにビデオケーブルを繋ぐカットを撮ります。

この部分も説明しながら

後ろのコネクタ部はこんな感じで。

マイクについても説明します。

3pin メス/メスのケーブルが必要なのも説明しないと。

レンズコネクタが 6pin と 12pin があってどちらのレンズにも対応します。

レンズマウントについても説明が必要でしょう。この頃の池上は B3 マウントですが後にソニーと同じ B4に。

ここも説明が必要です。

これは実際に調整する様子を見せるのがわかりやすいでしょう。

そんな訳で撮影に当たって三脚はどれがいいか、時間帯はやはり夜がいいとか、大体つかめました。

HVR-Z5J は半業務用なので各種マニュアル機能が揃っているのでこいう場合は実に便利です。

フォーカスとアイリスはマニュアルでないと素人撮影の映像になりますがそこは覚えました。

引き続き様々な要素をどう撮ればいいか、試行錯誤です。

 

週が明けたら撮影を開始しますが、先は長いぞ~。

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頭がメビウスの輪状態

2023-03-23 10:17:05 | Weblog

買ったまま読んでなかった本があります。

夕べ一気に読みましたが、難解な数式が無いので楽しめました。

ここ数日で読んだ本ですが映像に応用できそうです。

大げさに表現すれば「映像と物理学/心理学の融合」。

手元に現像済みの16ミリフィルムがあります。

写っているのは暇つぶしに撮った映像。女子高生が友人とコタツで本を読んでいる、それだけ。

このフィルムは珍しい両穴タイプです。

これを適当にカットしてひねって両端をつないでみました。

両穴ですからもっと長くカットすれば映写機にそのまま掛けられます。

映写機又はエディターを出してきて映像がどうなるか、試すことはできますが結果はわかっています。

同様のことをビデオ映像で試してみます。Premiere なら簡単です。

秋の蕎麦畑です。10秒だけタイムラインに置いて

それをコピーして後ろに繋ぎます。

後ろのカットを左右反転。フィルムをひねって繋ぐのと同じ理屈です。

これをループ再生すると、10秒毎に映像が表になったり裏になったりして無限に続きます。

なるほど、メビウスの輪って、映像ならこうなるだけなんですね。

前から考えている短編映画の構想はこの面白い空間を見つけたのがきっかけです。

x,y,z の三次元空間が明確に認識できるのに写真はあくまでも二次元というパラドクス。

構想では初老の男が短いトンネルから現れ脇の階段を上がって右上の要壁の上を進みます。

男は要壁の上を歩き、山道を上りますがその先で再びこのトンネルの入り口に戻ります。

山道を上ったのにここに戻るなんてことは現実にはあり得ませんが映像の世界では普通に可能です。

男の意識ではこのトンネルはもっと長くて地下道を通って地上への階段を上がり、トンネルを出ます。

男がトンネルを出た位置がメビウスの輪のつなぎ目で、彼の目にはこの先の、先ほど通った空間が左右反転しています。

男は左右反転(空間の裏側)を一回りして再びこのトンネルを出たときに空間は元に戻ります。

もうひとつ、重要な要素がデジャブ現象。

男が同一画面に同時に登場はしませんが、彼の視線の先、又は後ろに何度か遠くに彼が見えます。

それは過去の彼なのか未来の彼なのか。

小道具又は大道具も採用したいところで、だまし絵を応用した何かで観る側を徹底的に混乱させます。

そんなことを考えていると自分自身の頭がメビウスの輪かクラインの壷になりそうです。

今この記事を書きながらプレビューして文章を足したり消したりして何度もプレビューで確認ってのも、あれ?。

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地元は福寿草が花盛りだけど

2023-03-22 09:49:47 | Weblog

昨日下見した近所の丘は福寿草が群生しています。左手がその丘。

木の電柱がこの風景に溶け込んでいます。

花は晴れていた方がいい物と曇りが似合う物、雨が最高な物がありますよね。

福寿草は直射日光でしょう。

斜面全体に咲いています。

向こう側に回ってみました。

この丘の上は昔お宮があったんだそうです。

黒姫と妙高はまだ雪景色。

帰り際にもう一枚。

引き揚げる途中でこれも。なんでもない風景ですがこういうのが好きなんです。

この丘の福寿草は去年も寄って写真を撮りましたが、まるで先週のことのよう。

あの日もコロナとウクライナ情勢と、この春爛漫の風景のギャップに複雑な思いでした。

一年経過しても事態は、、、。そして、一年後は。おっと、来年は後期高齢者!

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お彼岸の墓参りは昨日済ませて今日はのんびり

2023-03-21 12:01:00 | Weblog

墓参りは一日早く済ませていきたので今日は工房の整理です。

これで精一杯。

棚の本を確認。

違う棚にもあります。こんな本もありますが読んでないのも。

「四次元の世界」と「時間の不思議」はここにあるのに先日また買っちゃいました。

あれが見つからない!。探し回ったら違う棚にありました。

ダリは超有名な「記憶の固執」が好きで買ったもの。

「The Eye Beguled」は遠い昔古本で買った洋書。

この中には目の錯覚に関する面白い内容が詰まっています。


あの写真もひとひねりして仲間に入れたくなります。

こっちの方がいいかな。

YouTube で一月万冊サイトを見ながら一服。

私が読む(見る)本はこんな傾向です。

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短編映画の構想を練り上げる

2023-03-20 15:44:47 | Weblog

74歳にしてまだまだやり足りないことが山ほどあります。

創作では短編映画のプランがあって、4年前から構想を練っていて未だ実現せず。

その映画は16ミリモノクロを予定しています。

でもこのご時勢、シネフィルムでの撮影が実際可能なものか。

撮影機材は揃っているんですが。

で、考えました。第一段階はビデオで撮影してもいいんじゃないか。

Ikegami HL-79E/BVU-150 又は HL-95/BVV-5 なら面白い味が出そうです。

それで編集してビデオ版として仕上げて、別途16ミリに挑戦してシネ版ってどうでしょう。

先日買った古本2冊は作ろうとしている作品の理論的根拠になりそうです。

ロケハンで撮ってきた写真はアルバムに貼ってあります。

以下、写真によるコンテです。

トップシーンはこれ。歩道の短いトンネルから初老の男が現れます。登場人物は彼だけ。

俯瞰カットで歩く男。

脇の鉄階段の下に現れた男が一瞬上を見て足を止めます。

男の主観。右手要壁の上を画面外へ歩く男。それは過去の男なのか未来の男なのか。

男、階段を上がってくる。

階段を上がっていく男。

要壁の先から階段の方向を見ている男、向こうへ歩き出す。

要壁の上、狭い歩道を歩いて来る男。脇の草むらに入って行く。

山道。男が登って行く。

低い木立の横に男が来て立ち止まる。

男の視線の先。歩道の先に短いトンネルが見える。これはつい先ほど通ったトンネルか?

横から。男、短いトンネルに入る。

トンネルの壁。落書きがある。男が横切って行く。

外への階段。男が現れ、上がって行く。なんで短いトンネルがこうなるんだ!

階段の出口。男が出てくる。

トンネルの先に出口。男、出て行く。

最初のカット。男、トンネルを出て来る。これは最初のカットをそのまま使います。

基本構成はこれだけです。

これを様々に加工、デジャブ現象、メビウスの輪、その他を利用して肉付けします。

クラインの壷も活用しましょう。

時間と空間も超越する構成で、男は歩いたり階段を上がったり振り向いたり。

もちろん結論なんていうものはありませんし教訓なんか完全否定。

根拠の無い映像文法に馴らされた視聴者は訳がわからなくなるでしょう。

そんな映像作品があってもいいと思うのです。

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コンデジをぶら下げてウォーキング ②

2023-03-19 15:25:59 | Weblog

続いてウォーキング終盤です。

丘の上一帯は果樹園と畑が広がっています。向こうに大きなケヤキが並んでいるのであちらに向かいます。

こうして撮った写真を見ると右上から左下に向かう構図が多い傾向。

広い道路に出る所にタラの木。これは栽培しているようです。

今下ってきた道です。

戻るのはこの道。歩道があるので安心。

笹の葉の色は雪景色に合いますがもう春。

午前中は空気が澄んでいるのでスッキリ。

道路の反対側もちょっと見て行きましょう。

別に意味の無いカットですがいいじゃないですか。

振り返って。あれはりんごじゃないかも。

こちら側は歩道が無いので危ない。遠くの雪山は根子岳です。あの山の向こうは群馬。

振り返ると歩いている人。天気のいい日曜日なので歩いている人が多いですね。

この上が先ほど歩いた所です。車で通る度にこの上はどうなってるのかと思っていました。

ほら、また同じ斜め構図。

咄嗟にカメラを向けて感性のまま。

笹の葉が透けています。

そろそろ出発点です。下は田子(たこ)川。

リクリエーションパークへの階段です。

上りました。

一周して車のところに戻ってきました。

右奥の体育館は色がアイボリーホワイトで最悪のセンス。遠くからでも異様に目立つんです。

今日は30分程度で Cyber-Shot DSC-P10 で計126枚撮りました。

コンデジで気軽に撮ったスナップ写真ですがこんな取り組みも面白いですね。

本当はフィルムのPENで撮ったほうがいいに決まってますが¥が掛かります。

折をみてそっちもやってみますが。

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コンデジをぶら下げてウォーキング ①

2023-03-19 14:49:56 | Weblog

少々寒いけど前に下見してすっかり気に入ったコースを歩いてきました。

場所は長野市北部のリクリエーションパーク北西に広がる一帯、畑の中の道です。

3次元空間を2次元の平面で捉える写真という観点で、歩きながら色々試して感性を磨くことにしました。

今時のデジタルカメラはバカチョンで、誰がどうやっても失敗なく撮れますがそれを逆用してバチバチと。

 

各種グラウンドと体育館、遊園地のある広大な敷地に車を停めてこの階段を下ります。

小さな橋を渡るといきなり上り坂。

何だこりゃ。

結構きつい上り坂です。車だとあまり感じないんですが。

本気で歩くと息が切れるので今日は散歩ペース。

坂を上りきると視界が開けます。

ここは去年の夏に通ったら草が伸びて黄色い花が咲き乱れていました。ただし外来植物で猛烈に繁殖するやつですが。

振り向くと丘の上の東長野病院が見えます。右方向には清泉女学院大学/清泉女学院短期大学。

全景はこんな感じ。

雑然とした畑で梅の花が満開でした。

先に進みましょう。小さな畑が雑然と広がっています。

りんごの木の選定作業で出た枝が積み上げられています。

この木はまだ選定が済んでいないのかな。

更に畑の中を進むと小さな谷に向かいます。

谷の入り口にも梅が。これも満開です。

振り向くと私好みの空間。

裸木の隙間から春の日差し。

谷を越えて前進。

ここも好みの空間です。

開けた畑からリクリエーションパークが望めます。

続きは②へ。

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