幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

東北の旅ー秋田「秋田犬とのふれあい」

2023-06-13 | 

久保田城跡(千秋公園・秋田市)の二の丸に、「秋田犬(あきたいぬ)」にふれあえる場所がある。

何頭かの秋田犬が、一定のローテーションでこの「秋田犬ふれあい処」に出てくるようである。

秋田犬は渋谷のハチ公の銅像以外見たことがないので、とても楽しみであった。

 

大きな体格の割にはかわいい顔をしていて、おとなしく、落ち着きがある。

しばらく見ていたが、その間に吠えるようなことは一度もなかった。

ただ、「ご主人様に手出しをしたらタダじゃおかないぞ!」というような迫力を感じる。

 

 

檻の中とは言え間近に秋田犬を見ることができ、説明員の方が説明して下さる話を興味深く聞いた。

秋田犬はもともと猟犬として飼われたもので、飼い主(主人)にはとても忠実な犬である。

その反面、飼い主以外にはなかなかなついてくれない性格だという。

犬の仲間でも短命な方なので、その数も少なく貴重な犬種である。

説明員の方も実際に秋田犬を飼われているが、体格が大きいだけに大変だという。

よく食べるので、月々のエサ代がバカにならないし、運動も大変で、毎日の散歩はバイクで連れて行くそうだ。

 

 

前足の付け根、肩のあたりのがっちりした体形は、いかにも力強く、猟師さん(またぎ)の頼りになるパートナーだったのであろう。



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