「遠雷と蜜蜂」の恩田陸さんの作品を読みたくて購入。
「夜のピクニック」は13年も前の作品だったんですね。
やはり恩田さんの作品を読んでまず最初に思うのは
「表現の豊かさ」かなぁ♪
ボキャブラリーが実に豊富で。
そしてこの作品は「80キロの道のりをただ歩き続けるだけの学校行事」
の、ただその道中に展開される出来事のみで
高校生たちの心の綾、成長、解けていく心を見事に描いていく、、。
お見事です☆
そして、自分が体験したことではないのに、
高校時代にさも体験したことがあったような、
そしてまさに高校時代の自分がそこにいるかのような錯覚が。
ああ、高校時代ってこんなだったよなぁと本当に懐かしくなるのでした。
特にこのフレーズ
「好きという気持ちには、どうやって区切りをつければいいのだろう。
どんな状態になれば成功したと言えるのか。
どうすれば満足できるのか。
告白したって、デートしたって、妊娠したって、どれも正解には思えない。
だとすれば、下手に行動を起こして後悔するより、自分の中だけで大事に持っている方がよっぽどいい。」
高校時代のひとつの思い出として、異性と付き合うってことに躍起になってる友人を尻目に、
そういう気持ちでいるんだろう友人に納得する主人公。
ううー!実に初々しいではないか?!
事実、私もそんな気がしていたような高校時代を甘酸っぱく思い出させてくれる逸品でした。
「ハリ天狗の日々奮戦」はこちら
「夜のピクニック」は13年も前の作品だったんですね。
やはり恩田さんの作品を読んでまず最初に思うのは
「表現の豊かさ」かなぁ♪
ボキャブラリーが実に豊富で。
そしてこの作品は「80キロの道のりをただ歩き続けるだけの学校行事」
の、ただその道中に展開される出来事のみで
高校生たちの心の綾、成長、解けていく心を見事に描いていく、、。
お見事です☆
そして、自分が体験したことではないのに、
高校時代にさも体験したことがあったような、
そしてまさに高校時代の自分がそこにいるかのような錯覚が。
ああ、高校時代ってこんなだったよなぁと本当に懐かしくなるのでした。
特にこのフレーズ
「好きという気持ちには、どうやって区切りをつければいいのだろう。
どんな状態になれば成功したと言えるのか。
どうすれば満足できるのか。
告白したって、デートしたって、妊娠したって、どれも正解には思えない。
だとすれば、下手に行動を起こして後悔するより、自分の中だけで大事に持っている方がよっぽどいい。」
高校時代のひとつの思い出として、異性と付き合うってことに躍起になってる友人を尻目に、
そういう気持ちでいるんだろう友人に納得する主人公。
ううー!実に初々しいではないか?!
事実、私もそんな気がしていたような高校時代を甘酸っぱく思い出させてくれる逸品でした。
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