帯にある「慟哭のミステリー」・・・
確かに胸えぐられるストーリー。。
理不尽さに叫びたくなるような切なさ。。。
白骨死体とともに見つかった名匠の駒。
この死体は殺人なのか?!
死体とともに数百万円もする名匠の駒を埋めるとはどういう意味なのか?!
殺した相手に花を手向けるような真似をするものか?!
ある意味、この物語が始まってすぐに読者には
容疑者が誰かがわかるようになっています。
捜査に当たる二人がどのようにして彼に迫っていくのか?!
なぜこの容疑者はそんなことをしたのか?!
最後、この3人が交わることになるまでの謎解きが素晴らしい!
けれどあまりの切なさ、救いようのなさに絶望してしまった!!!(泣)
将棋でしか救われなかった彼。
その散りざまはやはり向日葵だったのか・・・
最後の羽生さんの解説に涙がこぼれました。。。