Story 信濃の戦からの帰路、諏訪の由布姫を訪ねた晴信は、姫に勘助の嫁取りについて相談する。当の勘助は気乗り薄。晴信にも、縁談の件は無用にしてくれるよう頼むのだった。そのころ、長尾景虎は官位の御礼に天皇に拝謁するため上洛。景虎の不在を好機とし、勘助はかねて懸案の甲斐・駿河・相模三国の同盟に向けて工作を開始する。尾張の織田と交戦中の今川義元の背後を突いて、北条に河東を攻めさせ、その仲介として武田が駿河に進出。勘助の策に乗った太原崇孚雪斎が立ち回り、義元・氏康・晴信は同盟のため一堂に会する。互いにかわす人質として北条家嫡男のもとに晴信の長女・梅が嫁ぐことになり、娘を手放す三条夫人は涙にくれる。
庵主のCheck!
10からの新しいNHK朝ドラを見て、うちの父が京本政樹を「このひと上杉謙信?」とのたまいました。このリアクションは予想通りで笑えました。急速に昭和ひと桁世代にも浸透しつつあるガクトさんです。
今週は、見慣れたロングのダウンヘアをはじめてアップにし、衣冠束帯の正装と立烏帽子という変身をみせてくれたガクトさん。それについては後述しますが、なんというか…。同じ立烏帽子の今川義元@谷原章介と、同じドラマ内のこととは思えなかったです。
そんなこんなで、今週は盛りだくさんの『風林火山』です。勘助の嫁取り、景虎の上洛、そして三国同盟。戦でもないのに、出演者数も相当の数にのぼります。順を追ってみていきましょう。
越後の厚化粧王子との初対決をまずまずの首尾で終えた晴信は、お久しぶりに諏訪の由布姫を訪ねます。「実はそなたに相談がある」といわれて「戦のことですか?」と顔を輝かす姫。こーだから「気が休まらない」とかいわれちゃうんですがね…。
相談事というのは勘助とリツの縁談で、由布姫はなんとなくご機嫌斜めになります。そもそも彼女は勘助のことをどう思っているのか、一方的に無償の愛をささげてくれる勘助に、イイヒトができたら気に入らないって、それはちょっと性格悪いじゃないかと思います。
晴信も何の含みがあるのか、わざわざ由布姫に言う必要もない話だと思いますが、まあ、含みもあるようでべつに無く、ようは「たまには由布姫のとこに行ってみようか」ぐらいのことだったようで。話のオチもなく、二人でイチャついて終わりでした。由布姫は咳して、「今宵はお相手できません…というかこれからも…」と夜のお誘いを断ったりします。かつてはそれでイライラしたこともある晴信ですが、いまは別に気にしないよう。男心も移り変わっていますね…。
そんなふうに周りがお膳立てしてくれるし、当のリツもその気満々、勘助の家に押しかけて夜になっても帰らなかったりと大胆なのに、当の勘助はひたすら困惑。お父さんの鬼美濃さんには「お前のような老いぼれに娘をやりたい親がいるか!」なんていわれてしまうし、真田家に相談にいけば「男として役にたたないのか?」なんてひどいことを言われてしまいます。 ただ単に「リツがタイプじゃないらしい」とは誰も考えないんですね。
真田さんは、自分一代限りの滅私奉公を身上にする勘助に「家臣は家庭をもって、自分の子供を人質がてら奥づとめに出したりして、主家と代々の縁を深めていくもので、忠義とはそういうこと」と諭します。この後、戦国の世をしたたかに生き抜いていく真田家を思うと含蓄のあるお言葉ですが、今週から真田さん、相木さんと二人ともヒゲデビューし、そっちが気になっちゃってあまり話が耳に入りませんでした。困ったもんです。突然のヒゲデビューって、いちいち驚いちゃいますね。
が、勘助のヨメ取りなんてかで笑ってる場合ではなくなります。駒井委員長が飛んできて報告するには、越後の長尾景虎が上洛の途に着いたとのこと。なに~っ、いきなりショートカットして天下に王手をかけるのか!!と晴信は席を蹴立てて立ち上がりますが、いえそれが、天下取り云々とは全然関係なく、景虎はただ京都見物と天皇に挨拶に行っただけでした。んなことをする人は珍しいので晴信も拍子抜けしますが「そーゆー人なんです、景虎は」と、勘助はニヤリ。
そう、景虎王子が京都見物に行って、国をあけているこのチャンス。その間に一気呵成にやってしまいたいことがひとつ。信濃との戦が忙しく棚上げになっていた、懸案の甲・駿・相三国同盟でした。
景虎王子の存在が大きくなっている今、晴信としてはぜひともこの三国で友好条約を結んでおいて、信濃方面拡張に専念したい。それは関東の覇権に賭ける北条のアニキもおなじなんですが、越後とは遠い駿河の義元さまは、まったく関係ないわけです。しかも頭のいい人ですから、下手に弱みをみせると怖い。その義元をなんとか釣って同盟に持ち込むため、王子の上洛中という時間制限もあって、勘助はある奇策をうちます。それは…。
さて、上洛した景虎王子です。
さすがに天皇に拝謁するのに、いつものステージ衣装というわけにもまいりませんので、今週は武家礼装の赤い「束帯」でビシッと決めています。王子の拝謁を受ける後奈良天皇は、市川段四郎さん(実は宿敵晴信の血の道の実の父!などと突っ込んではいけません)。
王子、はじめて髪をアップにして立烏帽子を被ります。おお新鮮!…というより、アップにした輪郭の妙な頼りなさがかつて「北条時宗」に出演したピーターに激似で、むしろ不安になりました。
天皇にご挨拶を終えた王子は、「近隣の諸国を成敗してよし」という勅旨をいただいて、晴れて官軍になって帰国の途につきます。つっても幕末じゃないので、この勅旨にどのくらいの有効性があるのかわかりませんが。
さてそのころ駿河の今川義元は、尾張の織田家と交戦中。駿河を留守にしている間に、北条の軍勢が、またぞろ紛争地帯の河東に侵攻してきます。そこに武田も介入し、今川の援軍と称して布陣。外征中に起こったお膝元の軍事危機に、引き上げてきた義元はめずらしく感情的になり、おんどりゃ何しとったんじゃこのタコがあー!!!と嫡男の氏真を怒鳴り飛ばします。
この氏真が、絵に描いたようなバカ息子。父上ムリです、北条とは盟約があるし急に攻めてくるなんて思いませんでしたとか言うものだから、盟約などあって無いのがこの世じゃボケえ!! と、義元はさらに火を噴いて怒り狂います。
しかしバカ息子の言い分ももっともで、この侵攻は明らかに不自然。寿桂尼ママとデスラー雪斎は、これはもしかして今川を盟約に引き込むために、武田と北条で仕組んだ芝居か?と気づくんですね。
「武田はそこまでしたたかなのか…」。今川家としては、利用されるようで腹がたちますが、織田家と抗争して天下が視野に入っている今、背後のカメとヤマザルを手なづけておくのは、そんなに悪い話でもないわけです。
こうしてデスラーのハゲ頭が武田の陣、北条の陣とこまめに動き回り、さあ皆さん、今日のその時がやってまいります。三巨頭は富士の麓のお寺で一同に会し、歴史的同盟に調印する運びとなりました。
お三方は順番に盟約に署名血判し、その書付をどうするのかと思ったら、炉に放り込んで燃やしてしまう。ど、どうするの?と緊張して見守ってると、お坊さんがそれをお酒に溶いて、三人でいっせいに飲み干しました。三国はそれぞれの娘や息子をヨメにやったり迎えたりし、切ろうにも切れない絆で結ばれたわけです。
こういうときは、さすがの氏康アニキも「酒は朝しか飲まない」とも言っておられず、神妙な顔で飲み干してました。
三巨頭がそれぞれ真っ黒な腹のうちを抱えてにこやかに握手している頃。この同盟のゴーストライターであるブラック勘助とデスラー雪斎は、デスラーの点前でお茶を楽しんでいます。
忘れてましたがこの二人は遠い血縁だったんですね。そのせいか、けっこう腹のなかまでさらけ出しますが、これがなかなか深いテーマで。
お互い「何のためにそれぞれの主君のところではたらいているのか」という話になり、雪斎は「世界平和のためだ」とか言うわけです。勘助はちょっと冷笑して、世界平和が人の手で成せると思うのはエゴだ、私は「お屋形様と諏訪の姫様と四郎様のことしか考えてない」と言います。デスラーは、無償の愛もけっこうだけど、それはそれでまた妄執ってものではないのかと切り返し、二人の対話は平行線のまま、禅問答のように続いていくのでした。それはまるであの満月の夜の、景虎王子と宇佐美軍師と勘助の鼎談のように…。
こうして、三国同盟の一環として武田家の長女・梅姫が、北条新九郎(氏政)のもとに嫁ぐ日がきました。
わずか12歳での輿入れに、涙、涙で娘を抱きしめる三条夫人。「あなたがどんなに辛く悲しいか母は知っています。どんなに辛くても絶えるのですよ。耐えて耐えて耐えられなくなったら、そのときは潔く死になさい。そのときは母も一緒にいきますから…」と、この一連の長台詞は、母親の本音ではありましょうが、若干、晴信との結婚生活への怨嗟のようにも聞こえ、晴信もそれを察したのか「いい加減にしろっ!」と言って怒ります。
が、勘助は天敵・三条夫人の赤裸々な涙に大感動。「これぞ真の慈悲…わしにはこれほど心をさらけ出すことはできない」と、忸怩たる思いを抱くのでした。
この梅姫の悲しすぎる運命については、学習会過去ログ(「四カ国ジュニア物語」)をご参照いただければ幸いです。
そして、勘助が熱いハートをささげた由布姫も、来週、白い鳥になって羽ばたいていく(?)ようです。一緒にデスラーが羽ばたいていくというのは意外な展開ですが、どうなりますか、楽しみに見守りたいと思います。では!
庵主のCheck!
10からの新しいNHK朝ドラを見て、うちの父が京本政樹を「このひと上杉謙信?」とのたまいました。このリアクションは予想通りで笑えました。急速に昭和ひと桁世代にも浸透しつつあるガクトさんです。
今週は、見慣れたロングのダウンヘアをはじめてアップにし、衣冠束帯の正装と立烏帽子という変身をみせてくれたガクトさん。それについては後述しますが、なんというか…。同じ立烏帽子の今川義元@谷原章介と、同じドラマ内のこととは思えなかったです。
そんなこんなで、今週は盛りだくさんの『風林火山』です。勘助の嫁取り、景虎の上洛、そして三国同盟。戦でもないのに、出演者数も相当の数にのぼります。順を追ってみていきましょう。
越後の厚化粧王子との初対決をまずまずの首尾で終えた晴信は、お久しぶりに諏訪の由布姫を訪ねます。「実はそなたに相談がある」といわれて「戦のことですか?」と顔を輝かす姫。こーだから「気が休まらない」とかいわれちゃうんですがね…。
相談事というのは勘助とリツの縁談で、由布姫はなんとなくご機嫌斜めになります。そもそも彼女は勘助のことをどう思っているのか、一方的に無償の愛をささげてくれる勘助に、イイヒトができたら気に入らないって、それはちょっと性格悪いじゃないかと思います。
晴信も何の含みがあるのか、わざわざ由布姫に言う必要もない話だと思いますが、まあ、含みもあるようでべつに無く、ようは「たまには由布姫のとこに行ってみようか」ぐらいのことだったようで。話のオチもなく、二人でイチャついて終わりでした。由布姫は咳して、「今宵はお相手できません…というかこれからも…」と夜のお誘いを断ったりします。かつてはそれでイライラしたこともある晴信ですが、いまは別に気にしないよう。男心も移り変わっていますね…。
そんなふうに周りがお膳立てしてくれるし、当のリツもその気満々、勘助の家に押しかけて夜になっても帰らなかったりと大胆なのに、当の勘助はひたすら困惑。お父さんの鬼美濃さんには「お前のような老いぼれに娘をやりたい親がいるか!」なんていわれてしまうし、真田家に相談にいけば「男として役にたたないのか?」なんてひどいことを言われてしまいます。 ただ単に「リツがタイプじゃないらしい」とは誰も考えないんですね。
真田さんは、自分一代限りの滅私奉公を身上にする勘助に「家臣は家庭をもって、自分の子供を人質がてら奥づとめに出したりして、主家と代々の縁を深めていくもので、忠義とはそういうこと」と諭します。この後、戦国の世をしたたかに生き抜いていく真田家を思うと含蓄のあるお言葉ですが、今週から真田さん、相木さんと二人ともヒゲデビューし、そっちが気になっちゃってあまり話が耳に入りませんでした。困ったもんです。突然のヒゲデビューって、いちいち驚いちゃいますね。
が、勘助のヨメ取りなんてかで笑ってる場合ではなくなります。駒井委員長が飛んできて報告するには、越後の長尾景虎が上洛の途に着いたとのこと。なに~っ、いきなりショートカットして天下に王手をかけるのか!!と晴信は席を蹴立てて立ち上がりますが、いえそれが、天下取り云々とは全然関係なく、景虎はただ京都見物と天皇に挨拶に行っただけでした。んなことをする人は珍しいので晴信も拍子抜けしますが「そーゆー人なんです、景虎は」と、勘助はニヤリ。
そう、景虎王子が京都見物に行って、国をあけているこのチャンス。その間に一気呵成にやってしまいたいことがひとつ。信濃との戦が忙しく棚上げになっていた、懸案の甲・駿・相三国同盟でした。
景虎王子の存在が大きくなっている今、晴信としてはぜひともこの三国で友好条約を結んでおいて、信濃方面拡張に専念したい。それは関東の覇権に賭ける北条のアニキもおなじなんですが、越後とは遠い駿河の義元さまは、まったく関係ないわけです。しかも頭のいい人ですから、下手に弱みをみせると怖い。その義元をなんとか釣って同盟に持ち込むため、王子の上洛中という時間制限もあって、勘助はある奇策をうちます。それは…。
さて、上洛した景虎王子です。
さすがに天皇に拝謁するのに、いつものステージ衣装というわけにもまいりませんので、今週は武家礼装の赤い「束帯」でビシッと決めています。王子の拝謁を受ける後奈良天皇は、市川段四郎さん(実は宿敵晴信の血の道の実の父!などと突っ込んではいけません)。
王子、はじめて髪をアップにして立烏帽子を被ります。おお新鮮!…というより、アップにした輪郭の妙な頼りなさがかつて「北条時宗」に出演したピーターに激似で、むしろ不安になりました。
天皇にご挨拶を終えた王子は、「近隣の諸国を成敗してよし」という勅旨をいただいて、晴れて官軍になって帰国の途につきます。つっても幕末じゃないので、この勅旨にどのくらいの有効性があるのかわかりませんが。
さてそのころ駿河の今川義元は、尾張の織田家と交戦中。駿河を留守にしている間に、北条の軍勢が、またぞろ紛争地帯の河東に侵攻してきます。そこに武田も介入し、今川の援軍と称して布陣。外征中に起こったお膝元の軍事危機に、引き上げてきた義元はめずらしく感情的になり、おんどりゃ何しとったんじゃこのタコがあー!!!と嫡男の氏真を怒鳴り飛ばします。
この氏真が、絵に描いたようなバカ息子。父上ムリです、北条とは盟約があるし急に攻めてくるなんて思いませんでしたとか言うものだから、盟約などあって無いのがこの世じゃボケえ!! と、義元はさらに火を噴いて怒り狂います。
しかしバカ息子の言い分ももっともで、この侵攻は明らかに不自然。寿桂尼ママとデスラー雪斎は、これはもしかして今川を盟約に引き込むために、武田と北条で仕組んだ芝居か?と気づくんですね。
「武田はそこまでしたたかなのか…」。今川家としては、利用されるようで腹がたちますが、織田家と抗争して天下が視野に入っている今、背後のカメとヤマザルを手なづけておくのは、そんなに悪い話でもないわけです。
こうしてデスラーのハゲ頭が武田の陣、北条の陣とこまめに動き回り、さあ皆さん、今日のその時がやってまいります。三巨頭は富士の麓のお寺で一同に会し、歴史的同盟に調印する運びとなりました。
お三方は順番に盟約に署名血判し、その書付をどうするのかと思ったら、炉に放り込んで燃やしてしまう。ど、どうするの?と緊張して見守ってると、お坊さんがそれをお酒に溶いて、三人でいっせいに飲み干しました。三国はそれぞれの娘や息子をヨメにやったり迎えたりし、切ろうにも切れない絆で結ばれたわけです。
こういうときは、さすがの氏康アニキも「酒は朝しか飲まない」とも言っておられず、神妙な顔で飲み干してました。
三巨頭がそれぞれ真っ黒な腹のうちを抱えてにこやかに握手している頃。この同盟のゴーストライターであるブラック勘助とデスラー雪斎は、デスラーの点前でお茶を楽しんでいます。
忘れてましたがこの二人は遠い血縁だったんですね。そのせいか、けっこう腹のなかまでさらけ出しますが、これがなかなか深いテーマで。
お互い「何のためにそれぞれの主君のところではたらいているのか」という話になり、雪斎は「世界平和のためだ」とか言うわけです。勘助はちょっと冷笑して、世界平和が人の手で成せると思うのはエゴだ、私は「お屋形様と諏訪の姫様と四郎様のことしか考えてない」と言います。デスラーは、無償の愛もけっこうだけど、それはそれでまた妄執ってものではないのかと切り返し、二人の対話は平行線のまま、禅問答のように続いていくのでした。それはまるであの満月の夜の、景虎王子と宇佐美軍師と勘助の鼎談のように…。
こうして、三国同盟の一環として武田家の長女・梅姫が、北条新九郎(氏政)のもとに嫁ぐ日がきました。
わずか12歳での輿入れに、涙、涙で娘を抱きしめる三条夫人。「あなたがどんなに辛く悲しいか母は知っています。どんなに辛くても絶えるのですよ。耐えて耐えて耐えられなくなったら、そのときは潔く死になさい。そのときは母も一緒にいきますから…」と、この一連の長台詞は、母親の本音ではありましょうが、若干、晴信との結婚生活への怨嗟のようにも聞こえ、晴信もそれを察したのか「いい加減にしろっ!」と言って怒ります。
が、勘助は天敵・三条夫人の赤裸々な涙に大感動。「これぞ真の慈悲…わしにはこれほど心をさらけ出すことはできない」と、忸怩たる思いを抱くのでした。
この梅姫の悲しすぎる運命については、学習会過去ログ(「四カ国ジュニア物語」)をご参照いただければ幸いです。
そして、勘助が熱いハートをささげた由布姫も、来週、白い鳥になって羽ばたいていく(?)ようです。一緒にデスラーが羽ばたいていくというのは意外な展開ですが、どうなりますか、楽しみに見守りたいと思います。では!
>晴信も何の含みがあるのか、わざわざ由布姫に言う必要もない話だと思いますが
あれ「わざと」ですよ。由布姫が勘助に対して「ただならない感情」を持っているの分かっていて言ってるんですよ。そういう「悪質なヤツ」なんですよ、フグは。だから「嫌われキャラNO.1」に認定されちゃうんですよね、ワタシに。
>突然のヒゲデビューって、いちいち驚いちゃいますね
あ、それ気が付かなかったです(><)幸隆の息子が「フグの餌食」になるっていう事実があまりに衝撃的で(笑)相木どんの妻子は今でも「フグに拉致られている」んでしょうか?
>関東の覇権に賭ける北条のアニキもおなじなんですが、越後とは遠い駿河の義元さまは、まったく関係ないわけです
その辺「黒坊主」がしっかりぱっきり見抜いて「キレ芸人」義元を諭していましたね。黒坊主亡き後、今川家が没落していったというのもミョ~にナットクですよね。
ところでですね、またまた「強制募金」のお願いなんですが(強制した時点で「募金」じゃないと思いますが)来週のクラブで「三国同盟」ネタをやろうかと思っているんですが、以前「三国の姫」関係記事を書いていらっしゃいましたよね?あちらの方を使わせて頂いても宜しいでしょうか?
雪斎もこの同盟実現のためにエネルギーを使い果たして次回この世におさらばしてしまうみたいですが、もっと長生きしていたら、桶狭間の悲劇(今川側から見て)も避けられたのか?勘助たちが討死する川中島の前年にあたる桶狭間がどう描かれるのかも興味のあるところです。
北条家に嫁ぐ梅姫と三条夫人の母娘シーンも圧巻でしたね。オブさんはまたまた、「氏真は公家気取り」などという大失言をしてしまい、天敵萩野にやっつけられるのですが、それだけ、家臣たちにとって三条夫人は「武田の人」になってなじんでいたとも思われるわけです。でもその水面下にどれだけの苦悩があったか、めったに感情を表にあふれさせる事のなかった三条夫人の切々たる思いが伝わる場面でした。夫人の心を察してくれるように、オブさんと萩野が気を揃えて頭を下げていましたね。これをきっかけに2人急接近(笑)?
モチロン庵主様の「ジュニア物語」解説も、もう一度復習させていただきましたよ~~
わはははは。悪質なヤツですか。だから無理やりに勘助を結婚させようとしてんですね。老後が心配だからじゃなく。腑におちました(笑)。
>「キレ芸人」義元
大笑い。いや、あんなに怒ったのは初めてでびっくりしましたが、クールでエレガントな谷原さん、大怒りの演技でも声が割れたり滑舌が乱れないのはさすがで、お手本のような演技力を見せてくださいましたね。
桶狭間で討ち死にするところは、じっくり見たいので、たっぷり1話費やしてほしいです。
募金もちろんオッケーですよん。遠慮なくお使いください。こんなものでよろしかったら。(細かい誤字とか、いまのうちに直しておきます。汗)
>善得寺の盟約は、実際に三国のトップが出てきたということは考えにくく
ワタシも何かでそのようなことを読んだ覚えがありますが…。しかし、それじゃあドラマにならない。あの、思い切り芝居がかった「義兄弟のちぎり」みたいなセレモニーは最高でしたよね。それも風呂屋の壁みたいな富士山をバックに(笑)。
どうしてもこう、山梨県側から毎日みている富士山とシルエットが逆なせいか、「あの富士山は偽物くさい」とかおもうのは、まあ、山梨県民だけの感覚でしょう(笑)。
梅姫の今後をおもうと可哀想ですね。ただ、今週に限ればあの今川のバカ息子より北条の若様のほうがあきらかに幸せになれそうだ(当座は)は思えただけでも、よかったかもしれません。もし今川のほうに嫁入っていたら…可哀想すぎて目も当てられませんね。
三条夫人は梅姫が実家に帰されて亡くなって、その後を追うように亡くなっているので、今週の言葉は予言的です。
なんだか、最終回以後の話をほのめかす不吉なせりふが段々多くなりますねえ…。
六文銭きましたね! これだけは間違えようもない。
「真田の本懐」の月ではなく10月なのは、真田町の「真田十万石まつり」に合わせたのでしょうか(笑)。
真田祭り、漠然と10月にある…とだけ認識していたのですが、調べたら、4月に真田町で「真田祭り」、10月に松代で「真田十万石まつり」と二回ありました。
しかも!とおい和歌山でも「九度山真田祭り」というのがある由で、さすが真田家(笑)。こんなお家ってほかにあるでしょうか。
松代の真田十万石祭り、お約束の騎馬行列や、山梨でも石和町でやる「再現・川中島合戦」などがメインイベントとのこと。
再現試合はまさに現地ですね。贅沢だ~!