como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

天地人 第3話「殿の初恋」

2009-01-18 22:37:38 | 過去作倉庫07~10
 今週のお習字のお題は「有名ではない」(やっぱりこれ続くんだ…)。いきなり8時ジャストに「有名ではない」って断言されても、何事かと思っちゃいますけど(笑)。ようするに、直江兼続は有名じゃあないけど、でも豊臣秀吉からヘッドハンティングかけられたり、石田三成に親友と呼ばれたり、伊達政宗や真田幸村、前田慶次郎など戦国スターにも一目おかれたすげえ奴なんだからな!
…ってな内容がOP前のマクラ部分でしたが、意気込みと逆にどうも萎えますね。いや、こう全体的に。
 第3話となりまして、子役から本役にバトンタッチしたところでお話も堂々のグランドオープン、かと思いきや、なーんかこう、どうしようもなく古い学園ラブコメ路線に萎えまくりの45分でした。一昨年の「風林火山」がもんのすごく渋かったように感じるわ…。
 とかいいつつも、実は45分笑いのツボを押されまくり。いやツボというより全身こコチョコチョくすぐられまくっているような感じで、こらえ切れない笑いに身をよじって見てました。こういう味わいの大河も…稀だなあ。初めてじゃなかろうか。
 というわけで、天地人・第3回です。今週もご一緒に笑って…いや、見てまいりましょう。

 先週、川中島からまっしぐらに(距離感無視して)春日山に帰ってきた兼続たんと泉沢君は、そのまま殿・こと景勝さまにご注進。上洛途上のはずの武田軍にあやしい動きあり!というんですが、景勝さまはアッサリ「知ってるよ」と。そして、お屋形様に呼ばれて評定の席にいってしまいます。
 おもだった家臣をあつめての評定では、越中の諸将の救援要請をうけての出兵が話し合われているのですが、兼たんは僭越にも、「おそれながら越中なんか放っておいて、京をめざすべきではないでしょーか!」とぶちかまします。それはそなたの考えなのか?とケンシロウ様に問われて、自信たっぷり「いいえ!わが殿のお考えです!」…と。なんかこの無駄に一生懸命な感じとか空回りかげん、去年の尚五郎キャラを思わせるんだが…ぶるる。不吉なことは考えちゃいけませんね。ここでは、ケンシロウ様の養子として同席している、上杉タマテツ景虎さまを見ましょう。
 景虎さまは長いポニーテールもなまめかしい、あからさまな王子キャラです。二代目景虎王子(笑)は、「京など目指すべきではありません。なぜなら!そこに義がないからです!」とケンシロウ様の喜ぶツボを押さえたことを言い、株をあげるのでした。うーん、なんてわかりやすい王子キャラなのかしら。
 それにくらべて景勝さまのほうは、口も重いしモサッとしてて、華がないじ。その気になればどんなド派手な華も咲かせられる北村一輝が、このモッサリした感じをなかなかいい味つけします。うーむ、さすが役者やのう!
 いや北村一輝はいいんですがね。その使い方が…。たとえば、お屋形様のまえで殿の株をあげるチャンスだったのに!と、景勝様の引っ込み思案を責める兼たん。殿は景虎様にくらべて実家の格も落ちるし、顔もおちるし、女にもモテないし華もないし…でも、でもでも殿には、殿には…「ああっ!何も思いつかない!」…って、なにこのコントは。景勝様でなくてもカクッと脱力するよね。今週、一貫してこんな感じで話が運ぶんです。
どうもこう、1月3週目にして早くも不安の黒雲がもくもく湧き上がってきましたわ…。そのココロは、「先が思いやられる」という。

 失敗して、凹みながら越後の城下町をあるいていた兼たん。そこに、いいタイミングで暴れ馬がドドドドと暴れこんできて街じゅう大さわぎ。逃げ遅れた幼女をすくうため、主人公は捨て身のタックルで暴れ馬の前に飛び出して…って、ああもうわかりやすすぎて赤面しちゃう。そこへ、ヒラリと現れたナゾの美形が身のこなしも鮮やかに馬を取り押さえ…てえのもさんざんよそで見た気がするよねえ。激しいデジャ・ヴに襲われてクラクラしました。ただしここでのナゾの美形は「天狗のおいちゃん!」じゃあない、常盤貴子です。直江家のお船。まー、別にどっちでもエエけん(投げやり)。
 偶然出あったその人と、お城のパーティーで再会し、ああっ貴方はあのときの!!…ってこのパターンも恥ずかしいくらいありふれてますが、今週はこういうこと突っ込みだしたらきりがありません。サッサと流して先に行きます。

 越中出兵の前祝いの宴が春日山城で開かれます。景虎王子の舞など披露され、家臣たちは無礼講。出ている食べ物が「焼き鳥」とか「あたりめ」とか一杯飲み屋みたいで変ですし、一昨年のガクト謙信時代の陰気な家中とはえらい違いです。能天気(笑)。
 そのパーティーの席で常盤貴子を紹介された景勝様が、一目でポーッとなってフォーリンラヴ、てえのも別にどっちでもいい。舞を所望された景勝さまが「お断りする」と言って座をシラケさせ、兼たんがとっさのハダカ踊りで笑いをとって座持ちをしたのも、ベタすぎて見てて恥ずかしかったです。
 ここで注目したいのは、「信玄は死んだのではないでしょーか!」という兼たんの注進により、ケンシロウ様が宿敵・信玄の死を悟る場面です。ここでの見所はなんといっても、ケンシロウ様が籠もっていた毘沙門堂の芸術的なまでにチープなハリボテ感。そして、そのハリボテの中でベンベラベンベラ…と琵琶をかき鳴らす阿部ちゃん、その眉間のシワと下瞼アイラインとどマジな顔。なんかもう、笑いをこらえきれずに小刻みに震えちゃった。大河ドラマでのこういう可笑しさをどう処理したらいいんだろう(だれか教えて)。

 さて、越中出兵の迫った景勝様は、家来たちと一緒に槍の稽古です。が、いまいち身が入らず、胸を借りたケンシロウ様にアッサリ負かされて「心が乱れておるっ!」と叱られてしまいます。
 景勝様はものすごく分かりやすくココロ乱れていて、刀を手入れしながら眼が泳いでいたり、ハアアアーーツと深い溜息をついたりしてるわけです。そういうのを見て、心配する兼たんに「あれは誰でもかかる恋の病」と余計なことをいうのが、景勝様の妹・相武紗季です。
 殿の思い人が直江家のお船だと知った兼たんは、驚くような手段に出ます。それは…「話があるので、体育館のウラで待つ」(笑)みたいな手紙を、景勝様の名前をかたって書いて、そっとあの娘の下駄箱に…って、あーもう、やめてこういうの。30年前の中学生じゃないんだから。頼むよひとつ。
…と、今週はすごくこう、学園ドラマというよりドラマ以前、たのきんトリオのバラエティー番組「ただいま放課後」なんてあまりに古すぎる番組みたいだったんですが、いくらなんでもそんな誰も覚えてないネタをふってもしゃあない(笑)。
 兼たんの偽ラブレターで呼び出されたお船ちゃんに、景勝さまは告白に及ぼうとしますが、生来不器用なので思うようにいかず、「話はべつにない」といって切ってしまいます。物陰で分かりやすく溜息をつく兼たんに、見ているほうが溜息です。

 さて、越後でそんな安い学園バラエティーが繰り広げられている一方で、カメラは美濃の岐阜城に飛びます。岐阜城では、天下取りに乗り出そうという信長が、信玄の死を知って武者震いしているわけですが、この岐阜城が、夕陽というより「えっ火事?」と疑うようなライトアップで物凄かった。ちょいと、本能寺はまだ先ですぜ(笑)。
 で、その真っ赤というか真っピンクの、なにか猥褻ですらあるライトに照らされて浮かんだ吉川信長の顔が、また凄いの。「サル、天地人という言葉を知っているか。天の時、地の利、人の和、古よりこの三つの揃った武将が天下を取るといい…」と長セリフをいうわけですが、このセリフ回しが一昨年のガクト謙信そっくりで、すごいシュールでした(ピンクの照明に照らされた笹野さんの横顔もけっこうキテました)。
 全体的に、ほかのどこの場面とも噛み合わない妙なシーンでしたが、いろんな意味で強烈。信長の出る場面は、このさきずっとこんななのでしょうか(だったら面白いのに)。

 景勝様の出陣に、今度こそお側について初陣!と思っていた兼たんは、ケンシロウ様から「焦ることはない」と留守部隊を命じられ、いたく傷ついて落ち込みます。
 そして、いよいよ出陣式。仲間がみんな鎧兜で出陣するのに、ひとりだけ平服で見送る気持ちってどんなだろう。ガマンしていた兼たんでしたが、ついにプツッと切れ、皆の見ている前で、今週一番恥ずかしい行動に及びます。それは…
「殿、兼続は殿のお側にいたいのに、いつも失敗ばかりですみません、あの5歳の日よりお側を離れないと誓ったのに、戦に付いていかれず、殿をお守りできません、どうぞお許しください」
…と、ベタベタに泣きの涙で、大勢の前でぶちかます男を、ドラマとはいえ赤面せずに見ろというのだろうか。それは無理よ。なんかもう、正視に堪えぬ恥ずかしさでした。ついでに景勝さまが「オレはまだ死んでいないぞ。通夜のようではないか」とかいって、皆でドッと大笑い、タハハと笑って頭をかく兼続…なんてのも、相当恥ずかしかった。

 恥ずかしい場面はつづきます。景勝さま一行が出陣していき、留守部隊で暇になった兼たんは、池のほとりでおかあさんから貰った手紙を読んでいます。体の具合が悪いのに、「なにも心配ありませんから頑張りなさいね」という優しいおかあさん。池のほとりでボーボー涙を流しているところをお船ちゃんに見つかって、「泣き虫」と言われる…という、まあどっちでもエエけん、こんな場面は。
 ボーイミーツアガール、池のほとりの木陰でって、どうしてこうありふれた場面を、スラッと恥ずかしげもなく挿入しちゃうんだろう。わかんないわあ。まさか今年1年11月まで毎回ずっとこの調子で……って、ウッなんか悪寒がする…。

 来週の展開もよくわかんなかったですが、サブタイがまた「年上の女」だって(笑)。長澤まさみが出てくるのはわかりましたけど。原作によると、ここで兼たんの童貞喪失がおこなわれることになってますが、NHKコードの処理はどうなるかなーっと。長澤まさみがヤツをどう料理するか、楽しみにしてみましょう。
また来週!   


18 コメント

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お習字何段の方なんでしょう? (なおみ)
2009-01-18 23:16:55
庵主さん、こんばんは。

>「有名ではない」(やっぱりこれ続くんだ…)

「愛の兜」で始まって、
3話で早くも「有名ではない」って・・・
(どーいうつもりなんだNHK)

>どうしようもなく古い学園ラブコメ路線に萎えまくりの45分でした

「絶対高校生に見えないよ!お前らサラリーマンだろう?
な連中が堂々と学園ラブを演じてる・・・みたいなでしょう?

>うーん、なんてわかりやすい王子キャラなのかしら

しかも「胡散臭さの欠片もない」
ちょーちょー爽やか路線ですしね
(でもあの中では玉鉄が一番良いです。顔的に)

>一昨年のガクト謙信そっくり

そうそう!しかもそのあと怪人が琵琶を弾きながら
「フグが死んだ・・・」とか言うシーンが
ガックンみたいでした(シルエットが違いすぎるけど)

>「年上の女」だって(笑)

あ~やっぱイヤラシイんだ(><)
エロはいかんですよ!エロは!!
最終回のお習字はなんでしょうね (あんの)
2009-01-18 23:23:34
こんばんは 庵主さん

>戦国スターにも一目おかれたすげえ奴なんだからな
あの「無理矢理にでも褒める!」という空回りな気合いがすごかったです。

>ガクト謙信時代の陰気な家中とはえらい違いです。能天気
あの人達が明るく仲良く宴会してるというだけでなんだか笑えて困りました。

>原作によると、ここで兼たんの童貞喪失
お、なかなかそれは衝撃…というより来週の笑いのツボ的に興味深々です。楽しみです。
こんばんはです (ikasama4)
2009-01-18 23:43:25
習字ネタは確定みたいですね(笑)

それにしても「有名ではない」って
某格闘ゲームでは選択キャラになってるくらい
有名だと思うんですけどね(; ̄∀ ̄)ゞ

でもって上杉謙信=琵琶は定番になってます(笑)

とりあえず今が14歳という設定って事で
14歳の心情ならばこんな感じだろうって
兼続の人物像が形成されてるみたいですね。

ちょっとした中学生日記を見てる気分です( ̄▽ ̄)

とりあえず謙信が亡くなるまで
こんな感じのテイストかもしれんですね。


>原作によると、ここで兼たんの童貞喪失がおこなわれることになってますが
それは全くないですね。
原作ではあの妻女山のシーンでしたからね。

それにドラマの設定では幸村の妹ですからね。
1573年であれば彼女の年齢でそれは無理です(爆)
う~む・・・ (SFurrow)
2009-01-19 08:42:48
やっぱり、どんどん「どんど晴れ」テイストになって行ってるみたいですねぇぇ。
脱力系に徹するなら、それはそれで面白いんだけど…。
景虎と景勝の対比などは、今後の悲劇の予想を含んで、ベタでも充分おもしろい所なんですが、景虎の登場がやや唐突だったので、今回はそれほど盛り上がらなかった感じです。「御館の乱」はたぶん前期の見せ場になるんでしょうから、それまでにしっかり盛り上げてほしい。
相武紗季ちゃんは愛らしくていいですね。この子が内乱に巻き込まれて夫・幼い嫡男共々命を落としてしまうのは、泣き虫でなくとも号泣ものです。あ、そういえば「管領様」も出てくるんだな~。一人くらい「風林火山から引き続き」で出てくれると面白いのに。
いけいけキャラ (くまま)
2009-01-19 13:49:59
私の中では、「いけいけキャラ」の北村一輝が、もさっとした冴えない男を演じているのが、どうもしっくりきません(苦笑)。おまけに、コントのように、あからさまにガクッと肩を落としてみせたりして。

あと、どうも気になるのは、琵琶の音。弾いていた曲は、当時の曲のイメージなのでしょうか。どうも、音あわせにしか聞こえないのです(笑)。

なんて、文句言いつつ、毎回、見ていますが・・・(^^ゞ。
色々脱力… (ちィ)
2009-01-19 19:15:43
庵主様、こんばんは。

OPの「有名ではない」には先週の「頑固者」以上にびっくらこきました。8:00という時刻表示を見て、ようやく大河ドラマが始まったのだと理解しましたが、一瞬何かの番宣かと思いましたよ…。このまま最終回までこのお題がちゃんと続くのか、非常に心配になりますね。
(何回か続けた後は、あっさり違うテーマに変えていただいても全然構わなくてよ。という感じですが。)

しかも、OPも唐突なら、終わりも違う意味で唐突じゃないですか?
去年のようなのがオーソドックスかどうか分かりませんが(OPや締めって結構覚えてないもので…)、BGMの感じといい奈良岡朋子のナレーションといい、いかにも「今日はここで締め!」という雰囲気が去年は漂っていたと思いますが。今年の大河は第2回も、第3回も「え?ここで終わりなの?」みたいな。しかも、あまり次回に期待を持たせる終わり方では…(略)。色々脱力感が漂います。

今回の大河は元々(私的には)あまり興味の湧かない人物だっただけに、最早第3回にして脱落の予感がしてきました。。。
なんというか、テイストが…
阿部ちゃん謙信ご退場とともに脱落の予感…(汗)


ところで、『坂の上』便乗?番宣企画は『プロジェクトJAPAN:未来へのプレーバック。』ですね。
こちらで『坂の上』の放送スケジュールが確定したと知りNHKサイトで検索掛けたら、この特設サイトが引っかかりまして。『坂の上』同様3年にわたっての長期企画。私は幕末~第二次大戦(敗戦直後くらいまで)がかなりの好物なので、非常に楽しみです!
便乗企画、大いに結構ですが、大河もスペシャル番組も、NHKには基本的に変に数字を狙わず丁寧かつ骨太に作って欲しいですね(絶対その方が面白いって!)。
誰が書いているの? (庵主)
2009-01-19 20:32:52
>なおみさん

あのお習字は武田双雲さんが書いておられるのでしょうか。だとしたら、莫大な(そして無意味な…)コストになりそうですね。そんなことに受信料を浪費しないで欲しいです(怒)
まあ、プロの書家にしては筆ぺんで書いた素人の年賀状みたいですが……ナゾです。

>「絶対高校生に見えないよ!お前らサラリーマンだろう?」
な連中が堂々と学園ラブを演じてる

まあ…ねえ(笑)。御年26歳で堂々と高校生を演じている人が石田三成役だから…。

>「胡散臭さの欠片もない」ちょーちょー爽やか路線

え……ですか?
なんかあの長いポニーテールが思いっきりうそ臭く感じてしまったんですけど私(笑)。「腹黒そうな美形キャラ」ってことでは、一昨年の小山田様を彷彿させるかもですね。夢よもういちど…(笑)。

>エロはいかんですよ!エロは!!

いまのところ、座敷でとっくみあってじゃれる兼たんと景勝様がいちばんエロいかも……わわわ(汗)。
つぼ八? (庵主)
2009-01-19 20:38:00
>あんのさん

>あの「無理矢理にでも褒める!」という空回りな気合い

すごかったですね(笑)。そんなにいまから力いっぱいヨイショしなくても…ドラマはこれから40回以上あるんだからさあ、とか思って、逆に力抜けちゃいましたよ。ホントにもう。

>あの人達が明るく仲良く宴会してるというだけでなんだか笑えて

越後の家中の空気は、一昨年の冷蔵庫のような雰囲気(笑)のほうが本当だろうと思いますが…(笑)。なんでしょうね、あの無意味に和気藹々とした空気は。ほとんど年末のつぼ八状態でしたけど…。
私は、あの中に阿部ちゃん謙信がいるだけでおかしかったです。
年の差問題。 (庵主)
2009-01-19 20:47:20
>ikasama4さん

>とりあえず今が14歳という設定って事で
14歳の心情ならばこんな感じだろうって

そう…そうなんですよね。14歳って考えると、浅はかなのも脱線気味なのも、戦においていかれるのも頷けるのですが……いっそ妻夫木君の衣装の胸に「14歳」って書いた札を下げてほしいくらいです。ついつい年のことは忘れ「なんつー痛いヤツ……」と思ってしまうので(笑)。

>とりあえず謙信が亡くなるまで
こんな感じのテイスト

そっか~~、そして御舘の乱を経て大人へと成長するのでしょうけど、それまでに「痛いオトコ」という印象を決定付けられて、修正不可能になるのではと心配です(笑)。

>原作ではあの妻女山のシーン

そうそう、原作では川中島で初音と出会うのでした。
でも…彼女はまだ2,3歳の設定なので(爆笑)。
いやーどう処理するんでしょうかね。個人的にそっちのほうが興味津々です。やっぱり「幸村の姉」って年齢上方修正しないと、今後の物語上支障をきたすんじゃないですかねえ?
管領様アンコール (庵主)
2009-01-19 20:58:47
>SFurrowさん

>やっぱり、どんどん「どんど晴れ」テイストに

今週、山本圭やなんか出てきて、あき竹城が仲居さんみたいなことをやってるとますますそんな感じです…。

>景虎と景勝の対比などは、今後の悲劇の予想を含んで、ベタでも充分おもしろい

ですよねえ…。今週は、女中が失神とか偽ラブレターなんてことはどうでもいいので、景虎が「その戦には義がありませぬ」とかいった場面をもっとシッカリ描いていただきたかったと思いますね。謙信のリアクションとかもね。御館の乱にむけて盛り上げるのは、ぜひそのへんの対立をきちんと!と思うのですが……。

そうそう、管領様ね(笑)。役柄上は必要なので、誰が演じるのか興味ありますが、でも、もはや左團次さんいがい頭に浮かばないんですよ。ひとつぜひ続投を……ダメかな?

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