湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ セピア色に変わりつつある卒業写真

2017年10月29日 22時40分47秒 | 昔々の思い出
先日(10/26)の拙ブログ記事で、来月早々に古い空家の解体工事が始まるので、そこに置いている死蔵品等の整理・処分をしなければならないと書いていました。


昨日、長年の埃を被ったダンボールの一つを開いたら、中に古い写真アルバムが1冊入っていました。
そのアルバムは台紙に糊が塗ってあって、写真をのせて上からセロファンでカバーするタイプのものです。置かれていた環境が悪かったからなのか、経年劣化により台紙にカビのようなシミが広がっていました。写真を剥がそうとしてもなかなか台紙から離れません。無理にはがそうとすると写真が破れそうになります。


丁寧にはがした1枚がこの写真です。
「昭和42年度 西山中学校卒業記念」

※この画像はGIMPでフィルター加工しています。
※2本の矢印の延長線の交点に私がいます。

中学卒業の記念として3年生全員と教職員全員で校庭で写ったものと思われます。(撮影時期不詳)よく憶えていませんが、生徒が400名以上はいるようなので、8~9クラスほどあったのでしょうか。

私が持っている中学卒業記念の写真はこの1枚だけです。
製本された卒業アルバムを見た記憶がないので、恐らく制作されなかったのだと思います。
(当時の公立中学では作らないのが一般的だった?)


ところで、明日10月30日は「初恋の日」(*)だそうです。

*:島崎藤村さんが「文学界」46号に初恋の詩を発表した日(明治29年10月30日)からきているそうです。


上写真の中央下のほうに、私にとってのまだあげ初めし前髪の人が写っています

当時の私は "島崎" という地名の処に住んではいましたが(何の足しにもなりませんが ・・・ )島崎藤村さんとは違い

やさしく白き その手から林檎を貰うことはできませんでしたし、ましてや我が心なきためいきがその髪の毛にかかるようなことは、終ぞ ありませんでした