湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 音だけ聞こえた江津湖花火大会

2017年10月15日 21時06分46秒 | 日常・その他

昨夜は宿直勤務でした。
昼過ぎからパラパラと降り始めた雨が夕方になると本降りになりました。

寮食堂の夕食を食べて舎監室いるとき。
遠くのほうから ドン、ドン、ドドン ・・・ という音が聞こえてきました。

音は続きました。
「江津湖(エヅコ)花火大会」の音でした。

※昨年は「平成28年熊本地震」の影響で中止されたので、2年ぶりの開催です。

会場は寮から東に約3km離れたところなので、玉を打ち上げる時の音は聞こえず、引火・爆発するときの音だけが聞こえてきました。

「この雨の中をよく決行したものだ」と半ば呆れながらも、見物したいと思って3階(寮は3階建て)に上がりました。
廊下東端の非常口ドアを開けて外に出ました。

音は大きく聞こえてきますが、花火の花を見ることができませんでした。
花火大会会場方向の直ぐ近くに4階建てくらいのビルがあり、視界を遮っていたのです。

音がしてしばらく後に背景の夜空が明るくなりますが、星の一つも見ることができませんでした。

尺玉でも上がれば見えるのかもしれませんが、いつになるやも知れないので舎監室に戻りました。


この花火大会は私にとって想い出深いものです。
現在の会場は「下江津湖」というところですが、昔は
直ぐ近くの「上江津湖」(*)で開催されていました。

*:湖底からの湧水や「水前寺公園」から流れ出た清らかな水を湛えており、市民の憩いの場になっています。


今から36年前、
私の髪が薄くなり始めた(?)20代最後の年でした。
その上江津湖であった花火大会(当時は8月開催)を観に行きました。
それがカヅちゃんとの初めてのデートでした。
江津湖の水のように澄んだ清らかな(?)恋の始まりでした。(* v v)

その当時の打ち上げ花火といえば、このようなものだったと思いますが・・・


その夜の私は舞い上がっていたので、このように見えていたかもしれません。



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10月21日(土)八代市の球磨川河川緑地で「熊本地震復興祈願第30回記念 やつしろ全国花火競技大会」が開催されます。

熊本県内で開催される今年最後の花火大会です。
西日本で唯一開催される「花火競技大会」で、県内ではもちろん最大の花火大会になります。

私は生憎その日が日勤勤務で、観に行くことが困難です。