神の言葉で造られたところの永遠に消えないところの、「本当のもの」が実在なのであります。
「みこころの既に成れる世界」こそ永遠にあるものであります。
人間は「神の姿に造り給えり」と聖書にありますが、神の姿に造られているところの完全なる人間、それが本当の人間であります。
(神癒への道 谷口雅春)
【吾々の見ているものは本当にあるのでないものがあります。病気はお医者さんが見ると在るように見えますね。聴診器で聴いて見ると変な音がすることがある。レントゲンで透視して見ると肺臓が黒くなっているようにあらわれて見えるのであります。併し、それは「現われ」(現象)であって実在ではないのです。「実在」と云うものは「本当に在るもの」であって、「本当に在るもの」は消えないものです。消えるものは「本当に在るのではない」のであって、それは「仮りにある」のです。仮相とか現象とか申しまして「仮に現れている姿」であります。「現われの相」と云うものは「本当にあるのではない」のであって、永遠ではないのであります。「永遠に在るもの」こそ「本当に在るもの」であります。神の言葉で造られたところの永遠に消えないところの、「本当のもの」が実在なのであります。実在こそ永遠に必ずあるもので、「本当にあるもの」は永遠に消えないのであります。人間も世界も「本当にあるもの」は滅びないものであります。「みこころの既に成れる世界」こそ永遠にあるものであって、本当にあるものは病気にもならない、年寄にもならない、死なないものである。神様が一たび人間を造られ、その人間は「神の姿に造り給えり」と聖書にありますが、神の姿に造られているところの完全なる人間、それが本当の人間であります。】
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