良き願いをもったならば
それを放さず得たものと信じて
願い続けねばなりません。
そうすれば宇宙の心が動いて
それを実現させるに至るのです。
(神癒への道 谷口雅春)
【心の力は修練によって増大するのであります。「貴下の見えざる力」の著者であるジュネ―ピープ・ビーレンド女史の体験には、彼女が海外に旅行するに必要なる二万ドルの旅費をば思念によって得た所の物語があります。彼女は間断なく「神の無限の力が常に今あるよりも自分が幸福になるように動きつつあるのである」という思念を心からはなさないようにしていたというのであります。彼女は常に「一そう良くなる」という思いをもって、宇宙の心と直結していたのであります。だから宇宙の心は彼女のためにそれを実現するために一切のものを動かしていたのであります。彼女は毎日「大宇宙の力が自分と協力して、その目的を達するために活動してくれ、すでに自分は旅行費二万ドルをもっているのである」という思念をつづけていました。彼女は自分の心の中から、あらゆる不安と、心配とをとりのぞいて、すべての重荷を神に委託したのであります。そしてこれを神が必ず成就し給うのであると信じました。彼女は「法則というものは、自分自身を通じてのみ働くものであって、自分が活動しないのに天から牡丹餅のように降ってくるものでない」という事を知って、まず自分に萌(きざ)してくる為すべき所のものを着々実行して行きました。かくて彼女は遂に自分の欲した所の二万ドルを獲得したのであります。】
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