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この幼女の重態を癒す最後の道は、フランスのルールドの聖母マリヤの聖廟に詣でるほかに道はないとローマン・カトリックの教母は考えて彼女を聖堂の奇蹟の泉に浴させたのであった。

2021-07-23 13:02:49 | 日記
ローマン・カトリックの教母の信仰が
神の力のスイッチを入れることにつながったのであった。
「現象は心の影」という真理が
よくわかる神癒例である。
このような迷いの反映の多い肉体であっても、
神の力(実相の霊)が貫いてしまえば
実相が肉体を貫通し、
神癒が起こるのである。
(奇蹟の時は今 アディントン著)
【最近、ルールドの聖泉に於ける二つの奇蹟がまた加えられたことがまた加えられたことが雑誌に報道せられた。それは『ニューズ・ウィーク』の1971年8月9日号に次のような話が載っているのである。
『三歳になる可愛いフランセス・バーンという幼女が癌のために死に瀕しつつあった。彼女は既に一方の腎臓は駄目になって癌は腹部の胚原形質にまで浸潤していた。今やこの悪性の病気は彼女の顴骨(かんこつ)及び顎骨を冒しつつあった。彼女の体は骸骨のようにやせ衰え、皮膚は蠟燭の灯のように黄色に透きとおり、治療無効果の薬の薬毒を受けて、頭髪は全部抜け落ちていた。癌の胚珠は全身いたるところにひろがっていた。その症状は外科手術の不可能な程度に進行していて、この幼女には既に死期が近づいている凡ゆる症候があらわれていた”と、スコットランドの小児科専門のロイヤル病院の外科医スチュアート・マン博士は当時を回想して語るのである。
「この幼女の重態を癒す最後の道は、フランスのルールドの聖母マリヤの聖廟に詣でるほかに道はないとローマン・カトリックの教母は考えて、この幼女をフランスに連れて行くことに決意し、既に半意識状態になっている此の幼女をミサの法会に参列させて聖堂の奇蹟の泉に浴させたのであった。」
 この記事の報道はまだ続いているのであるが、彼女はグラスゴーに連れ帰られて後三日目に・・・・その記事そのままを次に写せば、
「ベッドの上に彼女は起きて坐ってオレンジを食べた。ほとんど夜中絶え間なく腐食した骨部は復旧しはじめ、間もなく癌細胞は跡方もなく消えてしまった。」】
この幼女の復旧の仕方に注目である。
実相理念人間が顕われる過程である。
 

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