金正日総書記 「拉致日本人これ以上いない」
北朝鮮核実験から1年、「瀬戸際政策」収支は黒字
盧大統領が続いて「日朝関係が改善すれば南北経済協力によい影響がある」と述べたところ、金総書記はこれには同意したという。
拉致問題が解決しない限り、日朝関係改善などありえない。福田政権は北朝鮮に絶対に譲歩してはならない。
しかし、アメリカのこのような対応は、日本には、アメリカへの目を変える良い薬になるかもしれない。戦後体制の中でのアメリカ依存アメリカ追従について、日本は見直さねばならないだろう。アメリカに依存するままの安全保障、憲法9条も例外ではない。
北朝鮮や中国問題への備え、テロへの戦いなど、日米関係、国連との関係を考え合わせながら、日本は、真剣に日本独自のあり方を探る時期にきていると思う。