【民主党代表選】首相、新人議員の激励に涙ぐむ「初心で頑張る」 2010.9.9 01:34
菅直人首相は8日夜、当選1回の民主党衆参両院議員らの会合2カ所を相次いで訪れ、政権運営などをめぐり意見交換した。出席者によると、首相は「1回生議員の熱い思いに触れ、民主党の原点を見る思いだ。気分を新たに初心に帰って頑張る」と述べ、涙ぐむ場面もあったという。(続きあり)(MSN産経)
こういう記事を読むと、本当に菅首相も鳩山前首相もいったい何のために首相の椅子に座っているのかと不思議になる。政治とは政策の実行だと思う。菅首相が涙ぐんでいるうちにも国民生活は刻々と回っており、目の前の現実に困り果てているたくさんの人々がいるというのに。
鳩山氏は首相の座に座って、「思いを」「思いを」と繰り返すだけで、8か月間何もせず、日本の状況を決定的に悪くして首相の座から降りた。菅氏もこの3カ月間ほとんど何もせず、今は新人議員の熱い思いに触れて涙ぐんでいるそうである。
その間に、自民党が経済政策をまとめたそうである。はっきり言って菅氏も小沢氏も民主党も、こんな人達、本当に要らない。
自民党は8日、総額約5兆円規模の2010年度補正予算案編成を柱とする独自の経済対策をまとめた。地方公共団体が雇用創出などに活用できる交付金創設(1兆5000億円)、高速道路など公共事業の前倒し(5000億円)、エコカー補助金・家電エコポイント制度延長(1500億円)などを盛り込んだ。
財源には、2010年度予算の予備費と09年度決算剰余金(計1兆7200億円)のほか、民主党が衆院選政権公約(マニフェスト)で掲げた子ども手当などの執行停止で7000億円、独立行政法人の資産売却で1兆5000億円、建設国債発行で1兆300億円を確保するとした。(2010年9月8日21時01分 読売新聞)