#81(4-14) 「ウソのほころび」』Sad Songs for Dirty Lovers
ブルックは校長室に呼び出される。微積分のテストのことだ。校長先生は誤解だったと謝ってきた。これで卒業できるし、ビクトリアズ・シークレットと契約できる。
次にヘイリーが呼ばれた。テストを盗んだのはレイチェルだったこと。レイチェルはヘイリーの個人指導の生徒なので、これはヘイリー指導下の出来事ということで、その責任を問われてヘイリーが個別指導センターをクビになってしまった。
施設のデブの所にネイサンがやってくる。「母さん、病気なの?・・母さんはよわいだけなんだ。いつになったら戦うの?」 デブはあの家に一人でいるのが怖いと言う。
ネイサンとヘイリー。ネイサンがデブに会ってきた話をする。ヘイリーは、デブが一人でいるのが怖いのなら、私たちがあの家に引越せばいい、私たちには節約になるし、デブは一人ではなくなると、同居を提案。それもデブのためというより、ネイサンのためにと彼女は言う。ヘイリーは本当に優しいね。
洋服店で。ダンはルーカスのタキシード。ジミーは打ってないと思う。ダン「ジミーはキースを撃つつもりはなかったんじゃないかな。・・・お前がその話をすると、カレンが傷つくだけだ。もう忘れなさい。」
ダンはルーカスに、アルマーニのスーツをレンタルではなく買って与えてしまった。そして心臓のことを話し、お母さんを悲しませるな。
カレンは、ダンがルーカスに服を買って与えたり、カレンの店によく出入りすることなどに複雑な思いだ。いろいろ話したいと言うと、今夜話そうと、結局デートになってしまった。
ダンとカレンが食事をしている。ダンは「一人じゃ大変だから、もし君に必要なものがあるなら、俺が力になりたいと思う」と言う。お腹にはキースの子ども。カレンは複雑・・。食事の後、ダンはプロムにカレンを誘った。
ルーカスはペイトンに、グレンダに貸した本はギャツビーではなく、自分が書いた本だと。ルーカスとペイトンがベッドでキスをしていると、そこに訪ねて来たのはブルック。
ブルックはビクトリアズ・シークレットからの契約の話で、それにペイトンの書いた絵も含まれているから、ペイトンはどうしたいかと聞きにきた。ペイトンは即、サインして、「あの絵はあんたのものだよ。あれはただのスケッチだし、服作ったのはあんたなんだから。・・・喜んで譲るよ」
ネイサンのあの広い家の台所には、デブがため込んだお酒が一杯。そのお酒を消費するために、ネイサンはプロムの前に”優勝祝賀会”をしようと思いついた。
マウスはシェリーに避けられていることに傷ついている。シェリーはマウスにときめいているから、一緒にいる自信がないらしい。でも、これまでいろいろあったマウスには、彼女の気持ちは全く理解できない。
ヘイリーはレイチェルを捕まえて、微積分のテストを盗んだ怒りをぶつける。レイチェルに水をぶっかけて、平手打ち。尻軽のテスト泥棒はこの家にいて欲しくない、出て行ってと。ヘイリーすごいね。
ブルックが微積分のテストを合格したのは、レイチェルの後ろの席のブルックのテストと自分のテストを、レイチェル自身が名前を書き変えてすり替えたらしい。それでブルックは合格して、レイチェルは不合格。レイチェルは優秀なんだね・・。要するに、レイチェルはブルックを助けたと言うことらしい・・・。自分が言いだしたことだし、友達だからとブルックにいう。
マウスが一人で沈んでいる部屋に、シェリーが入ってくる。シェリーは”クリーンティーン”に縛られて、マウスと距離を置こうとしている。せっかく心が通じたと思っているマウスには理解出来ないし、とても酷な仕打ちだ。マウスの真剣な告白に打たれて、シェリーはマウスにこたえてしまう。ところが、下着姿をスキルスに見られて、シェリーは動揺して泣いてしまう。行かないでと言うマウスを振り切って、「私のことを好きなら行かせて」と彼女は行ってしまった。
マウスはスキルスに、童貞を失って、同時に大好きな人を失ってしまった、最悪の気分だと・・。
。
中庭でネイサンとブルックがスプリンクラーでずぶぬれになって珍しく二人ではしゃいでいる.ルーカスとペイトンもいい感じ。キスしてしているところに、みんなの騒ぐ声が聞こえてきた。パーティー会場では、ネイサンの昔のバスケのビデオをみんなが見ていた。はじめはバスケのビデオだったのだけれど、途中からとんでもないシーンに切り替わっていた。なんとネイサンのベッドシーン。その頃つき合っていた彼女はペイトン。騒ぎを聞きつけたペイトンが「止めて!」と駆けつけたら、なんとビデオに映っていたネイサンの相手はブルックだった。こ、これは・・・なんということだろう・・・・!!そこにいる全員が呆気にとられている。その頃のブルックは、親友であるペイトンの彼と寝ていたということになる・・・
今のネイサンの妻のヘイリー。ペイトン、それからチェース・・この昔のビデオシーンは、彼らの現在をブチ壊してしまうのだろうか・・・・
昔に戻って何かを一つだけ変えられるとしたら、どうする?
変えることで、ましな人生になるのだろうか。
それともかえって傷つくのだろうか。
他の人を傷つけることは?
全く違う道を選ぶのだろうか。
それともどこかのシーンだけを変えるのだろうか。
取り消したいと思っている一瞬を。
よろしかったらクリックを ↓
ブルックも言っていましたが、全く今のネイサンとブルックは、昔のネイサン、ブルックとは別人のようです。
さて、ドラマは、前回も、そして今回も完全に卒業モードですね。今、ルーカスに同情しています。ブルックとネイサンの秘密が出てしまい、間違いなくルーカスはやたら忙しくなりそうです。しかし、それがルーカスなんだからということですね。彼のいいところは、必ず友人達と話をして、行動しているところ。
ネイサンもブルックも、あの頃とは別人なくらいに大人になっているので、あのビデオは本人たちにとっても、もう青天の霹靂でしょうね・・・。
シェリーは会長じゃなければ、まだよかったのでしょうが・・、板挟みになっているようで、可哀そうです。
卒業間近で、デブとの同居も短い期間になるのでしょうが、デブにとってよい時間になればいいです。でも、そんな時に、このビデオ騒動・・、どうなるのでしょう・・。
シェリーがマウスから去っていった時の気持ちが、いまひとつ分からないのですが‥。マウスのことが好きなのにどうしてだろう、と思います。
いずれネイサンたちは、卒業したら町を出て行くはずですし、ここにきてデブと同居する、というのも良いかもしれませんね。