蓮舫氏、事業仕分け第3弾は特別会計 再仕分けも 2010.6.23 18:10
民主党の枝野幸男幹事長と玄葉光一郎政策調査会長、蓮舫行政刷新担当相は23日、党本部で記者会見し、10月中旬から政府の行政刷新会議の事業仕分けの第3弾を、特別会計を対象に行うことを明らかにした。
菅直人首相が参院選の公約として、消費税増税を打ち出しており、行政の無駄遣いの削減や財源捻出(ねんしゅつ)にも取り組む姿勢をアピールするねらいがありそうだ。 蓮舫氏は「特会が既得権益になっている。(制度と)目的が一致しているかどうかも含めて制度の仕分けを行う。18会計51事業のすべてをゼロベースで見直したい」と語った。
特別会計は、国が公共事業や社会保険などの分野で、特定の事業を実施するため一般会計と区別した会計。平成22年度の総額は約180兆円にのぼる。
蓮舫氏は平成23年度予算の概算要求で、過去に行った仕分けの指摘が反映されていない事業について、「再仕分け」を実施することも表明した。 (MSN産経)
民主党は仕分け仕分けと連呼はしても、今いる公務員人件費には切り込まない。公務員労働組合は民主党のメイン支持団体だから、民主党には公務員報酬削減などできないのだ。民間も国も大変だというのに、つくづく日本は公務員天国だと思う。
ところで特別会計とはその名の通り、「特別な会計」ということのようだ。
参考■特別会計 Q&A
(から、一部抜粋)
第Ⅱ編 特別会計各論
1.交付税及び譲与税配付金特別会計
2.登記特別会計
3.地震再保険特別会計
4.国債整理基金特別会計
5.財政投融資特別会計
6.外国為替資金特別会計
7.特定国有財産整備特別会計
8.エネルギー対策特別会計
9.国立高度専門医療センター特別会計
10.労働保険特別会計
11.船員保険特別会計
12.年金特別会計
13.食料安定供給特別会計
14.農業共済再保険特別会計
15.森林保険特別会計
16.国有林野事業特別会計
17.漁船再保険及び漁業共済保険特別会計
18.貿易再保険特別会計
19.特許特別会計
20.社会資本整備事業特別会計
21.自動車安全特別会計
いったい蓮舫氏ごときにこのような会計の行方を任せていいものか?? 間違ったらとんでもないことになりそうだ。とてもとても心配である。