西松建設の違法献金事件で小沢一郎・民主党代表の公設第1秘書が逮捕・起訴された問題を検証する同党の有識者会議の初会合が11日、東京都内で開かれた。会議の正式名称は「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」とし、座長に飯尾潤・政策研究大学院大学教授を選んだ。政治資金をめぐる小沢氏の説明責任などを検討し、5月中旬をめどに報告書をまとめる。
今後の会議では、事件自体に関する検討を行うほか、(1)政治資金に関する小沢氏と国会議員一般との比較(2)事件をめぐるメディア報道の問題点(3)▽検察、メディアのあり方-などを対象に議論する。
小沢氏の資金管理団体「陸山会」が高額の不動産を所有している問題を取り上げるかや、小沢氏本人から直接、意見聴取するかについても協議していく。
会議について、鳩山由紀夫幹事長は同日、「必要ならば党に厳しいことを考えている方を招き、議論してもらいたい」と記者団に語った。 (MSN産経)
遅ればせながら、やっと小沢氏秘書逮捕西松事件に、民主党は取り込む姿勢を見せるのかと思いきや、会議の名称は、「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」・・
「会議では、事件自体に関する検討を行うほか、(1)政治資金に関する小沢氏と国会議員一般との比較(2)事件をめぐるメディア報道の問題点(3)▽検察、メディアのあり方-などを対象に議論する。」 ということらしいです。「小沢氏と国会議員一般との比較」には笑えます。
「メディアは問題あり」とは思いますが、この西松建設迂回違法献金問題は、報道されてしかるべき大問題で、まずは、小沢氏と「陸山会」と西松建設問題を、党として真摯に明らかにすることこそ第一のはずです。 小沢氏違法献金問題と一緒に、検察と報道を同時に槍玉にあげて、「有識者」とやらの口八丁で、うやむやに~という算段ですかね。見え見えです。鳩山氏「議論してもらいたい」って、自分達で議論できないのですか。民主党ってどこまでご都合主義なんだか。 どうぞ「ごゆっくり」ですね。