年功序列は死語だ。

ここ数年は昇給と言う言葉を聞いたことがない。

日本はアメリカ文化の10年後路を歩んでいるらしい。

今の給料査定はいかなる形態でも歩合制で支払われている。

どんなに頑張ろうが1人あたりの生産量は大きく変わらないし、生産量が急激に増えることもないから

大きな昇給があるとすれば、見習入社から3年間ほどだけだろう。

（営業業務だけは売り上げが大きく変わるけど、生産業務は大きくは変わることは少ない）

生産量で給料を決められているから、景気が良くなって、請負金が上がろうとも、末端で働く人の給料は上がらない。

営業業務は末端ではない、商品を作る人が末端の作業員だ。

要するに景気が良くなっても社長だけが儲かるシステムだ。

そんな中で給料が上がる人は、生産量を上げる技術を開発するか、会社に対して、自分の価値を認めさせるだけのアピールができる人だけだ。

どんなに汚くがめつく、守銭奴な社長でも社員は他人の土俵で動いているから、不満を言っても嫌なら辞めろと言われるだけだ。

替わりはいくらでもいる・・・と経営者は思っている。

買い物に行った。

自家用車のエスティマは12年前に中古で買った。

ぼろぼろでヒーターも効かないし、ナビも地デジに切り替えた時から機能しなくなった。

で、中古販売店に見に行った。

車は週に2度ほどほんの2ｋｍ程度乗るだけ。

年に3回位遠出するけど、そのために100万円を出費する気になれないんだよな。

知っているかい？

車って頻度によるけど、車体価格と、ガソリン、オイル、車検、保険代の合計金額を計算すると、常にタクシー使った方がはるかに安いんだよ。

この上ないぜいたく品ということなんだ。

俺は移動の99パーセントは電車、自転車を利用しているから、余計にそう思うのかもしれない。

・・・・なんて思いながら、展示車を見ていたら、そばつゆと、みりんがないことを思い出した。

心がそばつゆに移ってしまい、車など風のごとく消え去った。

宝くじで1億円当たったら、フェラーリを買おうと思った。

ママチャリの籠に詰めた荷物は重い。

昼食

昨夜は同窓生と飲んでいて、帰ってきたのは3時過ぎていた。

俺は酒を飲んでいないから、（ホットウーロン茶を酒を飲むように何杯も飲むんだ）深夜でも淡々と風呂に入って寝た。

歳のせいか？何時に寝ても6時に目が覚める。

無駄な休日を過ごしていないという自己暗示をかけるために、散歩に行っていつもと同じ生活リズムを実行した。

予定がない休日はこれと言って何もしないまま、夕刻になるとむなしく休日を過ごしたことに落ち込むことが常だ。

何の予定もないから、でも俺は何かを常にしていないといられない堅物だから、朝から昼食を作っていた。

時間のかかる肉じゃが、米を研ぎ、ネギ味噌、鮭を焼いて、何度も味見して納得できる味噌汁を作った。

オカラはスーパーで買ってきたものだ。

テレビの音声にだけ耳を傾けながら、丁度12時に出来上がるように時間調整しながら作る。

ようするに暇つぶしとして、飯を作ったということだ。