SHOUTS TO THE SOUL !!   岡崎 陽

根っからのネガティブ人間。
無能、ノミの心臓が語るブログ。

心が荒んだら

2015年12月31日 10時48分18秒 | Weblog
ぼーっと海を見ていると、心が洗われて軽くなってくる。

今年はリムが亡くなったことで、人生で最大の悲しみを味わった。

気持は人それぞれだ、戯言言っていると、非難されようとも、俺の本音だ。

本来ここにリムがいる筈なんだ。




竜ヶ崎 フォーク伝 昭和 ライブ

2015年12月31日 00時40分06秒 | Weblog
寒いな。

今夜は初場所。

お客は3名。

ミュージシャン6組。

年末、師走・・来る人がいること自体不可解かもな。

ヤンチャ坊主のテーマ~戯言

夢追人 途中で詩が飛んで中止した。

石狩挽歌

卒業 イントロの直後ギターコードが飛んで中止した。

ブルースで待ちぼうけ

I believe

立川同様、初場所では失態した。


寝坊

2015年12月29日 22時35分17秒 | Weblog
休日だから、寝坊ってわけでもないけど、7時過ぎに起きた。

明るい朝の散歩が健全に思える。

顔を洗うのも、朝食を作るのも、その気になるまでやらない、それが休日だよな。

年末の大掃除は生まれて一度もやったことがない、パソコンのうしろは綿埃が溜まっているけど、掃除などしない。

でも気になったら、TPOにこだわらずに掃除はやる。

年末だから、正月だからって、何も変わらない、ただ休日を過ごすだけだ。

そういうことは、通勤電車でグリーン車両を利用する人ようなセレブが行うことだ。

俺には縁遠いことだ、なんて言っているのは俺が偏屈だからだ。

大晦日にはそば食べるし、暇つぶしに初詣も行く、元日には伊達巻と、お雑煮は食べる。

ただ、偏屈なことを言っているだけの腐れジジイの小心者が俺だ。




短篇小説 「デジャブ」

2015年12月28日 16時32分37秒 | Weblog
デジャブって、初めて来る場所、初めて見る物なのに、すでに前に体験したかのように感じることをよく言われるけど、

俺は人を見ると思うんだ。

当然、初対面なんだけど、「ああ、こういう人いるよな」って、思うんだ。

何を根拠にそう思うのだろうか?

テレビや映画で観たキャストに似ているのだろうか?

誰か似ている人が知合いにいるのだろうか?

ただ、顔を見るだけで、以前から知っているかのように、性格とか声の質とか、癖とかが解るような気がするんだ。

そして、ちょっと、話したり、行動を共にしたりしていると、意外と遠からず予想通りなんだよな。

あるときに俺は思いもしないことを口走ってしまったことがある。

「あれ、もう体大丈夫なんですか?」当然知りもしないこと、相手は困惑した様子で俺を見る。

そして、ちょっと考えるそぶりをしたんだ。

「ええ、先月までは歩くのも困難でしたが、やっと仕事に復帰できました、でもそれをどこで?」

俺は絶句した、どこで?誰から聞いたことか?・・・いやそんな情報はどこからも得られていない。

そもそもそんなこと、何の根拠もなく俺が言ってしまったのか?全く不可解だった。

答える言葉も見つからずに絶句していると、「ああ、前担当者の彼が言っていたんですね」

俺は「ああ、そうかもしれません、失礼なこと言ってしまいました・・」



すれ違う女性を見て、「ああ、彼女は失業中で貧困が悩みなんだよな」

電車の中で前の人を見て、「あのおじさん、先日お母さんが亡くなられて、未婚のまま一人暮らしなんだよな」

何故かそんなことをまるで知っているかのように、思ってしまうんだよな。

勿論、根拠もなく、正解だなんて思わないけど、他人だから、正解も不正解もまったく知る由もないし、俺には無関係なことだ。


ただ、みんな、俺と同じような洞察力はあるものだとも思っている。

だから、自分が見透かされても恥ずかしくないように心掛けているんだ。

全ての人がそう思っているよな。

そうでなければ、世の中犯罪者だらけになってしまうように思えるんだよな。








森のホールで

2015年12月26日 16時31分53秒 | Weblog
来年、森のホールで行われるコンサート。

以前、この会場でJUJU、杏里、ベンチャーズ観たことがある。

今、俺が観たいコンサートは水越けいこぐらいかな。

ストーンズ、ディープパープルだって、今更観たくもない。

五輪真弓も、広瀬香美も、数曲しか知らないしな。

世界の終わり、いきものがかり、ミスチル、サザンだって、アルバム聴いても、3曲ぐらいしか良いと思わないしな。

「誰?この歌?」って、ネットで探すも、情報が少なすぎる、エー!誰?気になる・・ライブやるの?みたい!!

そんな神秘性って、音楽には最重要な要素だと思う。

アルバム全曲傑作と言うような、ビートルズのような、俺のようなミュージシャンいないものかね。






今日から、休み

2015年12月26日 16時19分16秒 | Weblog
毎度のことだけど、何の予定もない長期休暇。

クリスマスはケーキを食べる、それだけ、15分で終わる。

そう言えば、七面鳥は20年以上食べたことないな。

ケーキだけ、それ以外何もない。

べつに節約とかでもなく、クリスチャンでもないし、パーティって何?って言う家族だからね。

25日夜、店頭に売れ残ったケーキが山積にされているのを見た。

あのケーキどうするんだろう?気になって仕方ない。

食べたくても食べれない人もたくさんいるんだから、廃棄にだけはしないほしいと願った。




「香港の甘い豆腐」を読んだ。

2015年12月22日 19時26分17秒 | Weblog
大正文字で表記された表紙は、ちびまる子のような物語を想像してしまう。

結構そんな路線のような物語だ。

17歳の女の子が香港に旅立つ、そこには重要な真実が隠されていた・・と、言うと、サスペンスに思えるだろうけど、海外旅行の中にごく普通の感情で真実を知る、そこに関わる中国人の人々が中国文化を教えてくれる。

ちょっと面白い母と祖母。

主人公も楽観的だ。

なんだか、楽しい夏休みになったんだ。





リム亡くなってひと月経つけど。

2015年12月21日 21時14分10秒 | Weblog
亡くなると何かしら、別れの挨拶のような不思議な体験をすると聞いたけど、

リム亡くなって、ひと月、夢にさえも出てこない。

死って、何もかもが無になるってことなのかもしれない。

魂なんてないし、死後の世界もないと言うのが正解のように思えた。

どんなに勉強しても、スキルアップに努力しても、金を残そうが、傑作の作品を残そうが、死んだら何もなくなるというなら、

今を楽しく生きること、それだけを行うことが正しい生き方だと思った。

嫌なことは拒否して、楽しいことだけ、好きな人とだけ付き合って生きてゆくことだ。

そうもいかないこともあるけど、そういう前提で生きることだ。

リムが楽しい生活を送ることに、俺なりに協力したつもりだけど、リムはどう思っていたのかなあ?



「猫を抱いて象と泳ぐ」を読んだ。

2015年12月19日 00時17分17秒 | Weblog
著者、小川洋子の作品を読んで見たかったんだ。

伝説のチェスプレイヤー、リトル・アリョーヒンはチェスから詩を読んで、風景を描いて、対戦相手に勝つことよりも、心地よい世界にいざなう。

しかし、悲しい生い立ち、言葉も発せず、その姿も見せずに、盤の下で・・。

屋上で一生を終えた象、回送バスの中で亡くなった、マスター、そして唯一愛した女性ミイラ。

リトル・アリョーヒンの結末はあまりにも切なく哀しい。