SHOUTS TO THE SOUL !!   岡崎 陽

根っからのネガティブ人間。
無能、ノミの心臓が語るブログ。

短編小説

2014年06月30日 08時36分41秒 | Weblog
          忘れ物

いつもの通勤電車の中。

もう30分以上立っている。

持病のヘルニアで腰が痛い。

駅で当駅始発電車を待つ余裕がなかった事が悔やまれる。

それもこれも、今朝目が覚めたのが遅刻ぎりぎりの時間だったからだ。

前に座る老人がそわそわと、カバンにメガネや、ポケトラジオを仕舞い込んでいる。

次の駅で降りる準備だろう。

俺はやっと座れるという安堵感でため息をついた。

駅に着くと、老人は足が不自由なようだ。

よろけながら席を立ち降りて行った。

俺は老人の座っていた席に早速座った。

数秒前まで座っていた老人の体温が残っている。

加齢臭のような、臭いも感じた。

そんなことよりも、座ったときに腰痛がスーッと消えた事に安堵したんだ。

そのまま、終点の上野駅についた。

俺は席を立とうとしたが、足に力が入らない。

手すりにぶら下がるように立って、足を引きずりながらホームに降りた。

老人が置き忘れた苦痛を拾ってしまったらしい。

「食堂つばめ」を読んだ。

2014年06月29日 13時55分16秒 | Weblog
この世とあの世の中間にある街。

ノエさんの卵サンド食べてみたい。

すごく曖昧なストーリーだけど、この世には目に見えないけど、実在するものが

そこら中にいると思う。

人には見えないけど、犬には見えるとか、虫には見えるとかね。

だから、変なことしているとき誰かがいつも横で見ているような気がする。

そのことを死んでから、先祖に色々と、くどくどと説教される?

でも、目に見えないものと、死は別だと思う。

死は何もなくなる無の世界だと思うから。



平和の火

2014年06月28日 22時01分58秒 | Weblog
新宿区役所の壁にともされているガス灯だ。

歌舞伎町は日本一治安の悪い繁華街だったころに設置されたのか?

石原都知事が徹底的に歌舞伎町から、暴力団の排除や、取り締まりを行ってから、

事件はめったに起こらなくなったよな。

でも、ここでぼーっと立っているとすぐに、強面のおじさんに声をかけられるよ。


今の日本は暴力を完全に犯罪と認識しているから、どんなに怖い人でも暴行されることは皆無と思ってよいだろう。

ただ、それを固定観念にしてしまい、誰構わず言いたいこと暴言はいて、調子に乗ってると殺されるよ。

刑務所に入る覚悟あるなら殺すからな。






二代目JソウルJr

2014年06月28日 21時53分04秒 | Weblog
犬と違い、猫は表情がないから、いつもつまらなそうな顔してるよな。

犬猫の寿命は10年から14年だけど、蝉は7日ホタル3日とか、人80年・・・・。

この違いは同じ一生の時間なのかなあ?

時間って、自分の感覚しかわからないけど、短命の生き物はすごくゆっくり時間が流れているんだろうか?

虫から見たら、人間は止まって見えるほどに遅く動いて見えるとか?


どいつもこいつもムカつく!!

2014年06月28日 20時51分34秒 | Weblog
なあ、言論の自由、報道の自由と言うけど、そこに個人の感情が入ると悪意になるよ。

いいかよく聞け!!

ただ何もしないで見ているだけの奴が、頑張っている奴を否定することを報道、配信することは法律が許しても、

悪意だ、本人は死ぬほどに傷つくんだ。

言いたいことあるなら、同じ土俵で頑張ってから言えよ。

できもしないろくでなしは黙ってろ!!

会社ごと潰れりゃいいのに、このスポーツ誌。

記者死ねばいいのに。



「津軽百年食堂」を読んだ。

2014年06月27日 18時54分57秒 | Weblog
森沢明夫作品、3冊目だ。

ごく普通のありふれた日常だけど、そんな中にある感動を表現したら、この著者は第一人者だ。

「辛いことたくさんあるけど、自分の人生だって、まんざらでもないよ」って、思えてくる。

人間関係に無理がなく、焦りがなく、尊重しあって、心地よい。

人の幸せって、適度に辛くて、適度に誰かに寄り添って、少し嬉しいことがあることなのかもしれない。

青森って、寒くて辛い土地柄というイメージだけど、桜祭り、大森食堂に行ってみたくなった。

なんせ、主人公が俺だからな。