SHOUTS TO THE SOUL !!   岡崎 陽

根っからのネガティブ人間。
無能、ノミの心臓が語るブログ。

「迷宮」を読んだ。

2018年01月30日 16時56分53秒 | Weblog
再読。

一度読んでいて、面白いと思ったこと以外、全然内容を覚えていなかった。

いまだに犯人が分からない、日置事件。

密室殺人事件。

父剛史、強い力で、殴打、刺殺。

母由利、全裸で刺殺。

兄、毒殺。

生き残った妹、紗奈江。

由利と、紗奈江は絶世の美女と言う設定。

一度目と違い、思ったよりの面白くなかった。

俺の感受性が変化したのだと思う。

ただ、口に出して言えない、本音の部分の表現が面白い。

俺と同じ気持ちだ、最低。







腐れ上司

2018年01月27日 22時25分56秒 | Weblog
目の前に上司が座っている。

お前とは知能レベルが違うと言うことを誇示するように、俺の作った報告書を読んでいる。

「このアプローチでは先方が納得してうちの商品を購入しない、もう一度練り直せ。」

と、報告書を俺にさし返した。

他人を否定することは簡単だ。

「お前に俺よりも優れた報告書を作る技量があるのか?」

と、言ってしまおうと思いながらも言わない。

報告書を上司に投げつけて、「だったら自分で作れ」と、いう場面を想像したが、何もしない。

お前が新入社員の女にちょっかい出していること、その女が同僚に「不細工の上司がしつこくてさ、臭くて話すのもいやなのに、もう憂鬱・・」

と、言われていることお前は知らないけど、俺がばらしてしまおうと思ったけど、言わない。

その醜く禿げ上がった額、だらしなくたるみ出ている腹部、鼻毛も伸びている、歯並びの悪い前歯と笑うと見える歯茎が醜い。

それでも、自分を色気がある男と勘違いしている、自分は社内で地位のある男だと歪んだ自覚している。

まあ、どこの会社に行ってもお前のような人間は必ずいるものだ。

社会が生んだ不必要な人間、ただ社会の秩序と、建前に守られている。




「七つの怖い扉」を読んだ。

2018年01月25日 20時08分05秒 | Weblog
7人の作家の短編集。

スリラーだけど、怖くない。

鈴木光司はリングの作者だけど、この短編はその外伝だな。

ビデオを見た女が処女で身ごもり。貞子を生む。

活字の世界よりも映像が強い印象だから、なんだか滑稽な内容だと思えてしまう。

小池真理子はスリラー作家じゃないけど、面白い。

スリラーって因縁があるからその姿を現すのだろうが、猿似のあの子??なんだか悲しくも参ったなあって感じだ。

まったく恐怖はない。







寒い日の上野は行く理由がない。

2018年01月24日 19時38分15秒 | Weblog
不忍池で昼弁当を食べると、解放感でリラックスできるんだ。

やはり、食事は一人で食べるのが好きだ。

食べる時はその味をじっくりと楽しまないと、生きている実感がわかない。

人と話しながら食べると、腹減ってるのに、何食べたのかわからなくなるよ。

しかし、今の時期は寒くて、弁当も冷たくて、切なくなるだけだ。

この時期はコンビニのイートコーナーに限る、コンビニさま様だ。



日の出

2018年01月24日 19時30分48秒 | Weblog
リムが生きていたころには毎日のように撮影した、日の出。

3年ぶりかな?シェリーとの散歩で写した日の出。

シェリーはほんの100m歩いて、引き返す。

散歩が嫌いな犬だ。

長距離の散歩も行くけど、俺に付き合ってくれる感が強い。

飯は食わない、散歩も消極的、何が楽しみで生きているんだ?



時代が変わった。

2018年01月22日 17時40分26秒 | Weblog
まだ、15時30分。

駅には帰宅する会社員が溢れている。

雪だから、堂々と早退したんだと思う。

雪だろうが、会社のため、仕事を粛々と行うという時代は終わったんだ。

効率の悪いことはやらない、愛社精神など微塵もないと言うことだな。

大変良いことだと思うし、社長や管理職の連中も少しは解る時代になったんだと思う。



「呼人」を読んだ。

2018年01月22日 17時37分13秒 | Weblog
俺には無縁かもしれないが、すぐそばまで迫っているかもしれない。

現代社会の生み出した恐怖、テロ、北朝鮮問題、デリバティブ。

ここ50年間の日本歴史を学ぶなら、この一冊で十分足りると思う。

それにしても、学生運動、過激派、テロの根源はいかに滑稽でくだらない、小さなことだ。

俺から言わせれば、亜実は大ばか者だし、厚介も無駄死にだ。

呼人に子供と、小春という家族ができたことだけが、救いだ。



2018年01月21日 08時27分40秒 | Weblog
いつも歩く、池袋、新宿、渋谷。

毎日何百、何千人とすれ違っているのか?

その風貌も、顔も見ているようで記憶には残っていない。

動く障害物としての認識しか持っていないのだろうと思う。

多数の人、一人一人が誰か個人に対して執着しているのが普通だろうが、

あまりにも膨大で、ただ過ぎるままに気にも留めることはない。


たた、ときにふとある個人の顔を見る時がある。

そんなとき必ず思うことがある。

「この人、どこかで見たことがある・・」

人の顔なんてある一定のパターンで似たような顔だらけだ。

でも、大勢の中で気に留めてしまう一人の顔。


だからと言って、話しかけるでもなく、ただすれ違うだけ、一瞬の気の迷いだ。

人には直感や、第六感があるが、その使い道を知る人は少ないと思う。

何か重要なことかもと思うことに夢を感じる。