水曜日の深夜1時半に、100を越える通報がストックホルムの警察署と消防署に寄せられた。どれも「近くで“爆発”らしき音が聞こえ、自宅が揺れた。」と言うのだ。
ストックホルム警察はパトカーやヘリコプターを出動させて、その“爆発現場”を突き止めようとしたが、夜中かかってもそれらしきものは発見できなかった。
観測所からの報告で、後になって明らかになったのは、それが地震であったこと。震源はストックホルムの地下3.8キロ。マグニチュードはたったの2。震度は不明。震源が浅いので、このマグニチュード2であっても体感はもうちょっと大きめかもしれない。とはいっても、せいぜい震度2がいいところだろう。(その晩は、私もストックホルムにいたのだけれど、同じ町なのにそこでは何も感じなかった)
スウェーデンでは、地震なんてほとんどない。だから、ちょっとした地震がごくたまに来ると、こうやって飛び上がってしまう。大きな爆発か? それとも、隕石の衝突か? はては、この世の終わりか? と。
今回の地震でも、ある人は「同じアパートの住人がピアノを倒したのか、金庫を落としたのかと思った」とか「突然、床全体がゆれて、何かが崩れ落ちるような音がした。窓を覗いて、隣のアパートがまだ立っているか、確認した。」「まさか、こんな時間にトンネル工事なんてしないとしたら、誰かが勝手にダイナマイトを起爆させたのか・・・?と思った。」 こうやって、新聞が読者からの感想を募っているところが、スウェーデン人にとっての“ことの大きさ”を感じさせてくれる。でも、読んだところによると、振動が続いたのはわずか2、3秒だったらしい。
この程度の小さな地震でも、年に1回あるか無いかだ。一番最近、私が地震の話を耳にしたのは、ちょうど一年前、マルメであったマグニチュード2の地震。このときも、通報が相次いだらしい。
地震が少ない国。だから、ガムラスタンにあるような古い建物が今でも残っているし、現在の住宅も、日本では到底考えられない建築基準で建てられている。
※後記:
今回のようにかなり浅いところで起きる地震の場合は、バイブレーションというよりも、むしろ一瞬の衝撃波のように、感じられるのらしい。
ストックホルム警察はパトカーやヘリコプターを出動させて、その“爆発現場”を突き止めようとしたが、夜中かかってもそれらしきものは発見できなかった。
観測所からの報告で、後になって明らかになったのは、それが地震であったこと。震源はストックホルムの地下3.8キロ。マグニチュードはたったの2。震度は不明。震源が浅いので、このマグニチュード2であっても体感はもうちょっと大きめかもしれない。とはいっても、せいぜい震度2がいいところだろう。(その晩は、私もストックホルムにいたのだけれど、同じ町なのにそこでは何も感じなかった)
スウェーデンでは、地震なんてほとんどない。だから、ちょっとした地震がごくたまに来ると、こうやって飛び上がってしまう。大きな爆発か? それとも、隕石の衝突か? はては、この世の終わりか? と。
今回の地震でも、ある人は「同じアパートの住人がピアノを倒したのか、金庫を落としたのかと思った」とか「突然、床全体がゆれて、何かが崩れ落ちるような音がした。窓を覗いて、隣のアパートがまだ立っているか、確認した。」「まさか、こんな時間にトンネル工事なんてしないとしたら、誰かが勝手にダイナマイトを起爆させたのか・・・?と思った。」 こうやって、新聞が読者からの感想を募っているところが、スウェーデン人にとっての“ことの大きさ”を感じさせてくれる。でも、読んだところによると、振動が続いたのはわずか2、3秒だったらしい。
この程度の小さな地震でも、年に1回あるか無いかだ。一番最近、私が地震の話を耳にしたのは、ちょうど一年前、マルメであったマグニチュード2の地震。このときも、通報が相次いだらしい。
地震が少ない国。だから、ガムラスタンにあるような古い建物が今でも残っているし、現在の住宅も、日本では到底考えられない建築基準で建てられている。
※後記:
今回のようにかなり浅いところで起きる地震の場合は、バイブレーションというよりも、むしろ一瞬の衝撃波のように、感じられるのらしい。
日本の地震は、プレートに加えられたストレスが元に戻ろうとする力が原因だと言われていますが(プレート・テクトニクス論)、スウェーデンの場合は、どうなんですかねえ?
毎週2回新幹線に乗る者としては、そして東海地区で週末暮らす者としては、地震問題は他人事ではないトピックスです。
私が面白いと思ったのは、そんな小さな地震、日本では日常茶飯事で別に驚かないような、小規模なやつでも、スウェーデン人はとたんに大騒ぎしてしまうと言うこと。
だから、驚いた住民が警察に通報を入れて、それを聞いた警察もビックリして、ヘリコプターを飛ばして、その“爆発現場”とやらを、見つけようと努力した、ということなんですよ。
だから、同僚の方々の説明も、まんざら間違いじゃないと思いますよ。
スウェーデンの地震も地震の原因はプレート周辺でのゆがみが原因だと思います。スウェーデン周辺には、大きなプレートの境目がありませんので、おそらく、局所的な力のゆがみなどが、原因しているかと思われます。(私も、専門外なので、ラフな説明しかできませんが・・・ :-)
私はクングスホルメンに住んでいるので、職場の仲間から「地震で大変だったね」などといわれましたが、全く感じませんでした。
アパートが100年以上前のものだから頑丈ななのでしょうか。。。
以前にSさんのブログで名前を拝見したことがあります。
実は私もその晩はKungsholmenの友人宅に泊まっておりました。地下鉄のKristinaberg(地上)駅近くだったのですが、何も感じずでした。
それにしても、通報を受けて、警察がヘリコプターを出動させるなんて、笑っちゃいますよね。