スウェーデンの今

スウェーデンに15年暮らし現在はストックホルム商科大学・欧州日本研究所で研究員

大晦日のシーフード

2010-01-02 02:18:03 | Yoshiの生活 (mitt liv)
大晦日のディナーは、スウェーデン西海岸で獲れたロブスター(スウェーデン語:hummer)とフランス産の牡蠣。


牡蠣はスウェーデン産のものもあるのだけれど、日本種とは異なる平べったいタイプのものであまり好みではないので、日本種と同じフランス産の牡蠣を1ダース買った。生で食べるのもいいが、殻をこじ開けるのに一苦労。オーブンで生焼きにして、殻の口を少し開けたところで殻を開いて食べるほうがいい。



ロブスターは半分に割って、その上にニンニクやサルビアなどの香料を混ぜ合わせたバターを塗って、オーブンで焼き上げる。今回は既に茹でたロブスターを使ったため身が硬かったが、生のロブスターだったらもっと美味しかったと思う。



腹の部分にはカニ味噌ならぬ、ロブスター味噌があり、これが美味しい。

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大晦日は、夕食に先駆けて17時から市内で大きな花火が上がった。地元紙のヨーテボシュ・ポステン(Göteborgsposten)が開催したもので、10分程度のものだったけれど、こちらではめったに見られない大きな花火とあって、たくさんの人がヨータ川沿いに集まった。






今年は規模が小さいような気がした。

そういえば、高台に立つアパートの窓からは、年明けのカウントダウン直後に一般の人たちが各自で打ち上げる数々の花火が見えるのだが、今年はあまり数が多くなく、0時00分から05分くらいにたくさんの花火が市内のあちこちで上がっていたが、それからすぐに下火になり静かになってしまった。去年はもっと盛大に、しかも長い時間にわたって花火が上がっていたけれど・・・。

1発、何百クローナもする打ち上げ花火。やっぱり、不況の影響がこんなところにも現れているのだろう。