情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




 校務用のPCとして一人一台導入される「TAIMS端末」の操作説明会に行ってきました。TAIMS端末は事務職員や管理職にはすでに導入され、共用の組織端末と呼ばれるものも導入されています。最近は都庁からの文書はこの組織端末宛に送られてくるので、私もいくらかは使ったことがあります。

 TAIMS端末にはLotus Notesが導入されているのですが、研修内容はNotesの使い方講習会でした。時々しか使ったことはないのですが、特に新しい、知らないような機能の説明もなく、普通に使っていればわかる程度の話を2時間ほど聞かされました。

 このレベルの研修会に「情報処理指導主任」という肩書きが付けられた人を呼ぶ必要があるんでしょうか。


 講師の話によると、テキストもダウンロードできるようになっているんだそうです。テキストを読んでも理解できない人だけに対して研修会をしてもらったほうが、よっぽど効果があるのではないでしょうか。

 行政は縦割りですから、「都立学校ICT計画」と「TAIMS端末導入」を別部署でやっています。両方とも「情報処理指導主任」に出席を求める研修会や説明会を行っています。

 東京都は教育の情報化が遅れていたので、何とか追いつこう・追い越そうということだと思います。
 東京都は「大きな船」ですから、動き出したら止まらないし、細かい調整もききません。学校での混乱も心配されます。少しは現場の担当者の負担を軽減することを考えてもらいたいものです。

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