情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




 今年度の授業が終了しました。期末考査後は臨時時間割だったのですが、このクラスだけ授業回数が多かったため、実験的に「都立学校ICT計画」で配備された機器を使ってみることにしました。


 機器の使い方は一通り予習して、ビデオを見せることにしました。ビデオは校内サーバー(これも導入されたモノ)に置いて、パソコンで再生するという授業計画です。

 教室に機器を持ち込み、挨拶して概要を説明しながら機器の準備をします。狭い教室の机の間にワゴンを持ち込み、横にテーブルを出してタブレットPCを使うのです。
 このタブレットPC、ワゴンにセキュリティワイヤーでくくりつけられていますから、手に持って使うことはできないんです。

 ワゴン左側の生徒は、事情をくんで最大限避けてくれているんです。寝ているのではないのです。本人のために補足しておきます。

 ビデオを映し始めるまでに約10分かかります。私、機器の操作には慣れていると自負しているのですが、これだけかかります。



 使ってみるとさまざまな問題点があります。機器の設定や運用で解決できそうなこともあります。機器自体の問題点もあります。

 この機器のセットが90校ほど導入されました。来年度は残りの学校に導入されます。導入された90校でうまく使ってもらえるか心配です。

 個人的には来年度の導入を見送って、90校で実践を深めて問題点を洗い出し、「使える機器」を残りの学校に導入すべきなのではないかと思います。

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