高木浩光@自宅の日記 - 警察庁は子供にハッキングを唆すのを止めるべき(パスワードを玩具にするな)
先日のプ会20で話された内容がまとめられています。仕組みをきちんと理解することと、不正アクセス禁止法のようにダメと決まっていることはダメと教えるべきだと説いています。
教える側にも正確な知識が必要なわけですが、私たち自身も「赤は止まれ」というような明確な形で教わったことはないわけです。だからこそ教える側もしっかり学び続けなければいけません。
小・中学校では道徳の時間がありますから、マナーやモラルのような「精神論」的な部分もあっていいと思います。正しい知識や仕組みの理解も当然必要ですが、理解するのに適した学齢というものも考えなければなりません。
情報モラルと精神論のようにくくってしまわずに、一つ一つ学ぶべきことを明確にしていく必要があるのではないでしょうか。
それとも、日本で「情報モラル」と呼ばれる領域には、情報通信の仕組みや安全に利用する仕組みの理解も含まれていると割り切ってしまうべきなのでしょうか。
「情報モラル」って言葉は便利に使われてしまっていますね。
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