情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




 久しぶりに普通の採点をしました。3年選択「情報と表現」は2講座あるため、授業内のテストができず、視聴覚室に約50名を集めて試験を実施しました。

 月曜日にはその授業があるので、そこまでに採点するには、どうしても今日中に採点が終わらなければなりません。昔なら自宅に持ち帰り採点もできたのですが、こんな時代ですから、個人情報に関するものはすべて学校で仕事をするようにしています。(ある意味当然ですね)

 情報と表現は選択講座ですし、試験の時間割も他の科目と別枠の時間でした。3年1学期の成績は進学する生徒にとって重要なものですから、選択の試験勉強にあまり力を注がせるのも本意ではありません。

 そのため、問題も工夫して、教科書に書かれている語句を尋ねるような問題は一切出さず、授業で学んだことが理解できていれば解けるような問題を作りました。

 自称「試験勉強をしなくてもできるけど、難しい問題」です。



 採点する方法は人によって違うようなのですが、私の場合は答えが覚えられる固まりごとに採点していく方法をとっています。大問の1、2のような区切りで次々とめくりながら○をつけていきます。

 このとき、一番困るのは中断しなければならなくなることです。そこで、ヘッドフォンで大きな音で音楽を流し、サーバの前のスペースを閉めきって採点しています。電話が鳴っても、生徒が来ても気づかないようにしています。

 今日は定時に学校を出なければならないので、とにかく集中して終わらせました。難しい問題にしたつもりなのに、平均点が高く、テストの作成は難しいなぁと改めて感じました。

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