情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




 今日は土曜日ですが、授業公開と学校説明会がありました。月曜日の時間割の一部を午前中におこない、午後が学校説明会という段取りです。

 今年も授業公開の時間に「情報」が無かったので、時間割を変更してもらい、授業公開しました。内容は画像のディジタル化。プロジェクター3台を使って光の3原色を学ぶ授業です。

 今年は教材用であってもUSBメモリを使ってはならないという「お達し」があったため、3台のプロジェクターからRGBをどうやって投影するかに頭を使いました。

 プロジェクターには初期画面を登録する機能があるので、3台のプロジェクターにそれぞれRGB一色の初期画面を登録し、重ね合わせることにしました。


 「都立学校ICT」で導入されたプロジェクターは筐体の高さがあるので、並べて立てることができました。授業では生徒2名に手伝ってもらい、天井に向けて3色を合成しました。天井なら座席がどこでも見えるからです。


 去年までやっていた、RGBに分解した写真を合成する実演はできなくなりました。初期画面自体は複数登録できるのですが、切り替えるのに手間がかかるため、授業の中では難しいのです。

 事情はわかりますが、教材として適切にUSBメモリが利用できないのは、学習効果にも影響があると思います。



 見学のために案内表示も作ったのですが、普通教室棟と別の棟のためか、覗いていった方は数名でした。ちょっと残念でした。

 授業自体は生徒に大変好評でした。中には「先生が楽しそうに授業をしていた」という感想がありました。授業って「おもしろいだろ~」という気持ちでやると、生徒にもしっかり伝わるんですよね。

 興味を持ってもらえる授業をすれば、楽しく理解できると信じて、いろいろ工夫していきたいと思っています。



 学校説明会では、プロジェクター周辺と放送の担当です。プロジェクターとパソコンはフロアにあり、放送室は階段を上がったところにあります。

 準備も大変でしたが、説明会中も上へ下へと動いていました。よく考えると、去年は2人でやっていたようにも思います。

 放送やコンピュータがらみの仕事って、どうしても集中してしまうんですよね。とはいえ、放送の担当はこの学校に来るまでやったことが無かったのですがね。


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