情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




1時間目は情報科のテスト

マークシート方式です。こんなマークカードを使います。

スキャナーで読み込むのは30分ぐらいでしょうか。
すべて画像ファイルとして保存します。

その後がそれなりに大変です。

まず,読み込んだ画像を元に,マークの位置を
指定した「テンプレート」を作成します。
これで指定した位置のマークを読み取り,データにしてくれます。
慣れてくると10分ほどでできます。


次に,認識ソフトを使って,データを読み出します。
エラーがなければExcelのような画面にデータが
どんどん入っていきます。

時々,認識が止まります。
判断に困ると止まるようなモードで読み取らせているからです。
止まる理由はいくつかあります。


まず,「ちゃんと塗れよ!」
あまりに薄くて読めないものがたくさんあります。
微妙に「しきい値」を調整して少しでも多く読めるようにしますが,
それでも読めないものは,指示通り塗っていないという判断をします。

つぎに,「2つ塗るな!」
1行に1つのマークになるように作問しているのですが,
前後の問題を同じ行に塗り間違えるケースがあります。
マーク横の記入欄に解答が記入してある場合は,その値に
修正してあげます。
隣の行は何も塗っていないので,未回答という扱いです。


「マークシート式は楽でいいね。」といわれます。
確かに楽ですが,全自動というわけにはいきません。


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