コメントに質問をいただきました。
記事と違う内容でコメントが続くのも読みにくいので、こちらでお返事させてもらいます。
突然すみません。
質問があります。
情報科の先生になるのは難しいですか?
あと、情報科の先生になって良かった事と悪かった事(?)を教えて下さい。 |
情報科の先生になるのは難しいようですね。私の場合は数学の教員をやっていて、「情報科」が新設されるということで免許を取得し、数学科の先生から情報科の先生になったわけです。
教員になったのは21年前で、比較的教員になりやすい時代だったと思います。(それでも1年就職浪人しましたが。)
今は情報科の教員に限らず、教員になること自体が難しい時代になっています。難しいが故に不正が起きたりしているぐらいですからね。
他の教科に比べると、単位数が少ないので、教員の数も少なく、各校1名程度です。そのため、入れ替わりも少なく、採用をしていない県も多数あります。
情報科の教員になるのは難しいかもしれません。
情報科の教員になってよかったことは、人とのつながりが増えたことです。
数学科の教員をしていたときは「普通の教員」でしたが、Webサイトを作ったことで、いろいろな方から声をかけてもらい、実践の発表などに呼んでもらいました。
いろいろな方と知り合うことができ、いろいろなことを教えていただいたり、新しい経験をさせていただきました。
情報科の教員になって悪かったことは...なんでしょうね。
強いてあげれば、学級担任になりにくくなったことでしょうか。情報科の教員になってから担任を一度もやっていません。
情報科の教員は学校にとって役に立つことが多いので、担任を持つより、学校の仕事をした方が学校にとってメリットがあるのかもしれませんね。
情報科の先生方、他の回答がありましたらコメントにお願いしますね。
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人とのつながりもそうですね。なんで私も県外まで行ってるんだろ(しかも自費で)と思うこともあります。
悪いことは…他の教科は代わり映えしないじゃんかよー,というのが目につきすぎてしまうこととか。
来年度の教育実習希望者がいたので、試しに主要都府県の採用状況を調べてみました。
北海道は情報科としては採用試験すらありません。採用試験があるところでも他の教科の免許を取得見込みであることが条件になっているところがほとんどです。したがって、本当に情報科の教員になりたければ数学などの、採用の多そうな免許も取得することが必要になります。その点では非常になりにくいと言うほかありません。残念ながら。
だから個人的には、本当に情報の教員になりたいのならば、通信制大学に編入してでも他教科の免許を取得することをお勧めします。いやいや情報を教えている先生も少なくないはずですから、情報を教えたいという奇特な先生は歓迎されると思いますよ。現場では。