田中先生と似たアイディアなのですが、もっとローテクです。
月曜日の1・2時間目は選択情報Bです。この2時間のための授業準備か当然必要なんですが、1年の必修情報Aの準備もあり、あまり凝ったことはできません。
1年次に情報Aを学習していますし、3年ですから実授業時間も少なめです。できれば教科書の内容をコンパクトにして、プログラミングなどの実習に時間をかけたいと思います。
授業自体は教科書ベースなので、板書してもできるのですが、パソコン室のホワイトボードは見にくいものです。そのため、府中西のときは、ディスプレイに写せるスマートボードを使ってました。こちらにも電子黒板があるのですが、ドライバがVistaにうまく対応できず使うことができません。
そこで、教科書に手で書き込みながら講義をすることにしました。教科書には余分がないので、1ページずつスキャナーで読み込んでカラープリンタで印刷。
このシート状になった教科書を実物投影機(ビジュアルプレゼンターっていうんですって)に置き、ペンで書き込みながら授業をしています。
パワーポイントのスライドも、紙に印刷して書き込みながらやろうかと考えています。紙に書くと記録が残り、すぐに見ることができますよね。電子データはパソコンをつけないと見ることができなかったりしますが、紙って記録メディアであり再生機能もある優れものです。
あるもので何とかする。これが腕の見せ所です。
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私も今の学校に異動して、スマートボードが使えず最初は困りましたが、結局、「教科書を最大限利用することが生徒のメリットになる」ということに、遅まきながら気がついて次第です。
そして、「紙ベースのライブ授業」yoshi-satoさんほどに、ちからのある方なら、これ以上の授業はあり得ないでしょう。
幸い、かなりつかえる書画装置があるようですから、効果的な授業ができるのではないでしょうか。
お互い、このような教科書を利用した授業の効果を検証してみるのはいかがでしょうか。研修ネタにもなりそうで、なんだかワクワクしてきました。