情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




 ジョーシン09(高校教科「情報」シンポジウム2009春)に行ってきました。

 永井 克昇(文部科学省 初等中等教育局 視学官)、松原 伸一(滋賀大学 教授)、永野 和男(聖心女子大学 教授)の次の話者が私ですよ!
 私は講演でなくパネリストとしてのショートスピーチですが、そこまでのメンバーが凄すぎますよね。緊張するなと言われても、無理ですって。

 「新しい『情報科』の姿とは?」というテーマです。新しい学習指導要領についての分析は、午前中からガッチリおこなわれているはずですから、高校の立場として心配していることをお話しをすることにしました。

 小・中・高・大でおこなわれている情報教育がうまくつながっていないことは明白ですよね。小・中・高についてはつながるようにデザインされているのですが、うまく繋がっていないと思います。

 繋がったらうまくいくかというと、そうでもないかもしれないのですが、繋がるようにすることで、想定される生徒・児童の像ができますよね。今はいろいろな人がいろいろな像を描いているので、どうにも話がまとまらないように思います。

 以前にも書いたのですが、高校の情報は必履修とする科目を一つに絞って、望ましい生徒の像をひとつつくって、授業のスタイルを研究していく方が良いと思います。

 「情報が良くできる生徒」ってどんな生徒なんでしょうね。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
情報ができる生徒 (たつみ)
2009-03-16 12:18:07
初めて佐藤先生にお会いしたのは、府中西で2004年10月15日(金)に開催された「まなび」のときでして、いまでも鮮明に覚えています。あのとき、僕は「情報ができる生徒がでてきたら、どうすべきかを考えることができる、そういう先生方が増えて欲しいし、そういう教科になって欲しい」ということを言ったような記憶があります。約4年半前の話ですね。

いつも、言うことが早過ぎて世間から理解されずに埋もれていくと言われているので、最近は、調整しようかどうか悩んでいます。
 
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