コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
今回の東京散歩は、洗足池と本門寺
JR山手線五反田駅から東急池上線に乗り換え、洗足池駅で降りる。
中原街道を挟んで、駅の向かいが洗足池だ。
案内図に従い、右回りに池を巡ることにする。
池月橋という朱塗りの太鼓橋を渡ると、そこは千束八幡神社。
安房国から鎌倉へ向かう途中、源頼朝がこの地に宿営した時、たくましい野生馬が現れた。
この馬を「池月」と名付け、後に戦功を成したという。
池の北に弁天島があり、朱塗りの弁財天がある。
池の守護神ながら長い間池の中に没していたのを昭和9年に再建されたという。
水生植物園を過ぎると桜広場だ。
開花宣言はあったものの、まだ寒く、サクラは蕾。
気の早い人たちが花見の宴を開いていた。
すぐ近くに西郷隆盛の留魂碑なるものがあり、右隣には勝海舟の墓があった。
明治維新後、池を愛した勝が移住し、西郷もここを訪ねて勝と歓談したという。
妙福時に立ち寄る。
古くからこのあたりの地名は「千束」だった。
しかし、後に日蓮が池の畔で足を洗ったことから千束の一部が「洗足」となったという。
日蓮が袈裟をかけたと言われる「袈裟掛けの松」(3代目)も残る。
境内に日蓮上人の銅像もあった。
時間があるので、洗足池駅から池上駅に行く。
前にも訪れた本門寺に向かう。
前回、力道山の墓に立ち寄らなかったのが心残りなのだ。
長い階段を上り、まっすぐに力道山の墓に行く。
関係者なのか、ご婦人(推定50歳)がお参りに来ていた。
神妙なので声をかけず、本堂や日蓮聖人の墓など見て帰途に着いた。
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