コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
今回の東京散歩は小石川植物園
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今回の東京散歩の目的地は小石川植物園だ。
ここは江戸幕府が薬園を開き、後に療養所を創設したところ。
明治になって東京大学の付属植物園となった。
現在の正式な名称は「東京大学大学院理学系研究科付属植物園」と長い。
「小石川植物園」との俗称の方が通りがよい。
都営三田線白山駅で下車、東洋大学が近いせいか学生が多い。
すぐ西に3分ほど歩いた所に白山神社があるので立ち寄ってみる。
この神社は小石川植物園の中にあったが、館林藩主綱吉の屋敷を造るに当たって現在地に移ったという。
また、小石川の地名は、白山神社本社のある加賀の石川より名づけられているという。
あじさいの木がたくさんあって、そのシーズンは賑やかになりそうだ。
縁結びの神。ご婦人(推定60歳)が何やら祈願していた。
境内に孫文の碑がある。
孫文はこの場所の石に腰掛け、友人と中国の将来や革命について語り合った。
その時、夜空に一条の流星が現れ孫文は祖国の革命を心に誓ったという。
本殿正面を南に歩くと白山通りまで長い下り階段だ。
この神社は岡の上に鎮座しているのだ。
白山通りを横切ると、上り坂だ。「逸見坂」の案内板があった。
下り坂になる。下りきったところにやはり案内板があり、「御殿坂」とある。
御殿とは、綱吉公の屋敷のことだ。
案内板の所を右折すると、そこは植物園の入口だ。大人400円。
中はうっそうとした森になっている。所々に薬草園がある。
人里離れた山の中を歩いているようだ。
いつの間にか山の上の方まで来ていて、下に見える池に下りるのに苦労する。
雨の日は危険だ。
日本庭園に来た。さすがにここは手入れが行き届いていて絶景だ。
入口まで戻ってさらに南下。播磨坂桜並木を通り春日通りを右折する。
間もなく東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅だ。
そこから帰途に着く。
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