キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

りんご拾い??とタイ風カレー

2007-10-08 03:25:22 | アメリカ便り
 天然生活。今回の発見は、食べ放題の無料のリンゴ!近所の人が住んでいないそうなところに、りんごの木があって、誰も取っていないので、たくさん地面に落ちているのです。それを集めて拾う、セコイ私たち(笑)。本当は近くの農場に、りんご狩りに出かける予定だったけど、急遽予定を変更して・・・(笑)。
 
 まあ穴が開いているリンゴもあるけど(写真参照)、オーガニックだと納得して(笑)、食べました。一杯あるので、刻んでお砂糖とシナモンを加えて煮詰めて、アップルソース。

 こんなに沢山あるなんて、欲しい人に分けてあげたいです。ちなみに、プラムも沢山発見して、オットはプラムパイを作りたい!と燃えています。美味しいのかな?

 オットのグランマは、庭に沢山のフルーツの木を持っていて、手作りジャム、瓶詰め、パイなど、納屋の棚にぎっしり並んでいるような生活だったらしいです。小さい頃の思い出の味っていったら、グランマが作ってくれた美味しいデザートなんですって。どこかの絵本にでも出てきそうなお話。

 タイ風カレーの記事を見て、見よう見まねに作ってくださった方がいらして、感激!です。レシピーを紹介しておきますね。4人分です。

1.ココナツミルク200g、カレーペースト大さじ1(もしかしてメーカーによって、辛さが違うかも、好みで調整)を鍋に入れて混ぜる。

2.小さく切ったお肉や野菜を450g、ナンプラー4分の1カップ、砂糖大さじ2を入れて沸騰させる。お肉は、チキン、ビーフー、ポーク、シーフードなんでも。ベジタリアンの人には、豆腐でもいいし、何もいれなくてもOK。野菜は何でもいいけど、家で入れてるのは、ピーマン、ナス、きのこ類、タケノコ。

3.材料が煮詰まってきたら、ココナツミルク200gをさらに加えて少し煮詰める。仕上げに、バジルの葉を飾って。

白ご飯にかけても美味しいし、本物っぽく仕上げたい人には、Jasmine rice(ジャズミンライス)がお勧めです!
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カレーペースト

2007-10-06 06:30:06 | アメリカ便り
使ったカレーペーストの写真です。あまり入れすぎると、ふっとぶかも!!
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極辛タイ料理

2007-10-06 06:27:52 | アメリカ便り
 久々に、夕食はタイ風グリーンカレー。

 タイ料理づくりの友になっているのが、このクッキング本(写真が下手でゴメンナサイ)。普通の料理本と違って、アメリカ人の味に合わせたんじゃなくて、本物っぽいカンジに仕上がるのが特徴。しかも、必要な材料の写真が全部出ているところが、素人には嬉しい~。これだったら、お店に行って、どんなものを探したらいいのか一目瞭然。

 タイ料理のレストラン出てくる、あの極力甘いアイスコーヒーミルクのつくり方も出ていて、コーヒーをコンデンスミルクやエバミルクで割ってできあがり。カロリー高いけど、夏のドリンクに最高!

 私たちが好きなのはタイ風カレーとタイ風やきそば。レストランに行くと、いい値段がするお料理だけど、これが意外と簡単でびっくり。

 お友達が遊びにきた時も、タイ風カレーを出すと、これがフシギ感激されてしまうんです。レストランよりもおいしいって言われて、レシピも聞かれて、これはやっぱり料理本のおかげ。

 ところが昨夜は、ぼーっとして作っていたせいか、カレーペーストを必要の3倍も入れて、超辛~!涙を半分流しながら食べました。こういう失敗するから、オットは時々、自分で作るって言い張るのです。確かに性格の違いが出ていて、目分量とそれとなくの雰囲気で材料を測る私と、軽量カップできっちり測るオット。そんなに味に違いはないと思うんだけど~。
 
 

 
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自閉症の診断

2007-10-05 04:05:32 | 自閉症アメリカ教育事情
 私の院のアドバイザーに、自閉症の職業訓練のことを話してたら、彼女のオットの弟さんは、53才になって初めて、高機能自閉症と診断されたとか。

 こういう人は、かなり多いそう。自閉症という障害があまり知れ渡ってなかった時代には、どこか違う風変わりな人、人づきあいの下手な人という受け皿があったのかもしれない。

 しかしこの人は、職業は持つものの、独立して暮らすことが難しいらしく、年老いた母親との二人暮し。家族は、もっと早く分かってたら一人立ちできたのかも、と後悔する。

 昨日紹介したJerry Newportはレインマンの映画を見て、自分がアスベルガであることを知り、初めて診断してもらったそう。それから、アスベルガの人たちのサポートグループをカリフォルニアのロングビーチでスタートし、そこで将来の伴侶Maryに出会う。そのラブストーリーは、2005年に"Mozart and the Whale" (モーツアルトとくじら)というタイトルで映画化。http://www.mozart-kujira.jp/ 私は彼の講演の方が面白いように思ったけど、こういう風にして、世の中の人に分かってもらえるのはいい事。

 うちの息子の場合も、自閉症の診断にはなかなか時間がかかった。まずバイリンガルの環境で育った子どもの場合には、言葉の遅れと言語環境の相関関係を排除してからじゃないと、正式に診断できないとか。

 それから、アメリカの現在の医療制度の中では、入っている保険によって、どんな専門家に見てもらえるかどうか、左右されてしまう。息子が3歳の時、その発達の遅れが気になった私たちは、まず小児科のお医者さんに専門家を紹介してもらおうと思ったが、その専門家(心理学者)とアポを取るには1年待たなければと言われてしまう。3歳児の発達の中で、1年間とはあまりにも長すぎるのでは??とショック。

 いろいろなことがあった中で、息子は5歳の時にPDD(広汎性発達障害)と医療機関で診断され、それ以来、さまざまな医療、福祉、教育機関のお世話になり、受けた恩恵は計りきれない。10年前生まれてたら、20年前に生まれてたら・・・って考えると、息子にとって、今みたいに普通学級で授業を受けるなんて夢だったに違いない。

 診断には、家族の側の心理的な痛み(自分のせいでこうなってしまったのか?これから一体どうなるの?)が伴う。私たちも随分お互いを責め合う夫婦喧嘩をしたり、将来を絶望して悲しんだりもしてきた。けれども、前に進めたのは、サポートしてくださったいろいろな人たちとの出会いがあったおかげ。
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自閉症の息子の将来

2007-10-04 05:11:13 | 自閉症アメリカ教育事情
 先週は初めて、この地区の障害児の親のための情報提供の会に参加。たまたま学校主催の会と地域コミュニティ主催の会があって、両方ともに顔を出す。一緒に連れていった我がコドモたちは、美味しいクッキーがただで沢山食べれて超満足!しかもYMCAのお姉さんたちが面倒見てくれたので、親も安心してセミナーに出席。

 最初の会は、子どもの通う学区の特殊教育やスペシャリスト(言語療法士など)の先生たちとの顔合わせの会で、小中高の校長先生やスクールカウンセラーも加わり、親としては頼もしい限り。子どもを目にかけ、気にかけ、理解してくれる人が複数いる環境の中では、うちの子も伸び伸びとやってけそう。

 次の会は、障害児が高校を卒業し、その後社会でどうやって生活していくか、その移行を援助することを目的としたセミナー。小学校5年生(11歳)以上の障害児の親を対象とした会で、その位の年齢から親は準備すべきだと教えられる。

 たとえば、障害児の子どもが18歳になった時、親が後見人となって、財産の管理、結婚や仕事などの決断に関与する権利を持つかどうか、考えていかなければならないそう。また政府からの金銭の補助(ソーシャルセキュリティ)や医療保険等も受けられるかどうかということも、もし自立して職業を持つことが不可能な場合は考慮が必要。それから、そういう子どものために残す親の遺言や貯蓄についても考えなければならないそう!なんか遠い話のようだけど、今から心構えしなければならないらしい。
 
 私たちのように高年齢で「親」になった者にとっては、うーん、遺言なんて先の話じゃないのかも。うまく自立して職業を持ってくれたらいいんだけど、それも親や学校のサポート次第で決まってくるようなカンジ。もちろん本人次第だけど。

 私たち夫婦は、何度か自閉症のセミナーやワークショップ、学会に参加してきて、Temple Grandin, Jerry Newport, Tony Atwood, Steven Gutsteinなどの自閉症を持つ人やその治療にあたる人のお話を聞いてきました。Temple GrandinやJerry Newportなど、自閉症を持ち苦労しながらも、その体験を本にしたり世界各地で講演している前向きな姿を見ると、親としては大きなエネルギーをもらったような気持ち。しかもこの人たちは、愛すべきキャラクターを持っているっていうか、みんなを引き込んでしまうようなパーソナリティで、息子もそんな風に育ってくれたらって思うのです。

 息子の人生も1つのかけがえのない本。成長とともに、authorshipは息子に移っていきます。自分の人生を、息子自身いとおしく思えるようなバックアップをしてあげたいです。

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Goosebumps

2007-10-03 12:39:38 | 映画・本・テレビなどを語る
今8歳の娘が夢中になってるのは、Goosebumps (日本語に訳すると鳥肌)という子どもを対象にしたスリラー本。全部で62冊もあるそう。テレビ番組にもなっていて、時々ビデオを借りてみるんだけど、かなりこれは怖い!今まで視聴した中でだけど、エンディングは残酷~。後味が悪くって、悪夢になりそう~。

あまりにも気味の悪いお話ばかりなので、コドモたちにGoosebumps禁止令を出したんだけど、忘れた頃に娘のバックバックの中にこっそり入っているのです。

そういえば、私も娘の年齢の頃、江戸川乱歩とか怪奇小説が流行っていたような。そういう年頃なのかな~??

http://en.wikipedia.org/wiki/Goosebumps
http://www.scholastic.com/goosebumps/
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緑豆を使ってのお料理

2007-10-02 12:03:29 | アメリカ便り
 お友達からいただいた緑豆。
 インターネットで調べてみると、もやしの原料にもなって栄養価が高いそう。
 どうやってお料理したらいいのかわかんなくて、検索かけてみると、ぜんざい風にアレンジできるとか。思い切ってゆでてみて、アジアンチックにココナツミルクとお砂糖をかけて、できあがり!結構いける味だと思ったけど、子どもも夫も嫌がって食べない~。そもそも豆を甘くして食べるっていう感覚が理解できないんですって。
 大きな鍋に一杯ゆでた緑豆を、せっせと毎日ぜんざいにしながら食べ続けたけど、もう限界。これでは太ってしまう!
 それで、ちょっと知恵を振り絞って、Split Pea Soupを真似てスープ料理に。緑豆以外にハムとキャロット、セロリ、オニオンを刻んで、スープストックを入れて、crock potを使って丸1日グツグツと煮詰めてできあがり!結構好評で、みんな残さずに食べてくれました。なにせ野菜嫌いな息子が全部食べてくれたんだから、これはしっかりとレシピを書き留めておかないと~。
 
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Farner's market その2

2007-10-01 09:29:04 | アメリカ便り
転がらないようにカゴに入れようっと!
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Farmer's market

2007-10-01 09:27:30 | アメリカ便り
久々にFarmer's marketへ。秋といえば、瓜やかぼちゃが出回る時期。どれを飾ろうかな~って選ぶのも楽しい。
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「封筒」で家計管理

2007-10-01 07:56:54 | シンプルライフに惹かれて
 クレジットカード社会のアメリカでは、現金でモノを買うのは、盗人か貧乏人、なんていう話を聞いたことがあります。反面、本当にお金持ちの人とは、クレジットカードの数をできるだけ減らし、できればなくても生活できる人とも言われているのです。アメリカの家計やりくり対策の本を見てると、よく日本の例が引き合いに出されてて、日本では国民のxx%が貯金してるけど、それに対してアメリカでは○○%の人しか貯金できてない、云々と書かれてます。しかもそのアメリカ人の平均貯蓄額もかなり低いそう。
 ハリウッドの映画やアメリカのテレビのコマーシャルを見てると、アメリカ人は大きな家に住んで豪華な家具や車を持ってて、しかも所持品はボートやモーターホーム、セカンドハウスに渡るまで、っていうリッチなイメージが浮かびそうだけど、そんな華やかな生活の裏腹はカード地獄という実態も浮かびあがっています。
 うちのだんなのお兄さんも、まさしくそんなアメリカ人。高収入の割には借金が多いのです。全て一流品で揃えたインテリアの雑誌にでてくるようなビューティフルホーム。庭にはプールやジュクジ(泡の出てくるお風呂)。しかも高速のモーターボートも持っていて、夢を描いたようなくらし。けれども、財政的にはかなり無茶をしているとか。
 以前、アメリカのドキュメンタリーの映画でMaxed Outっていうのを見てみたんだけど、これはカード社会のアメリカが、いかにお金のない人からさらに巻き上げ、人々を破産に陥らせていくのか、っていう恐ろしい映画。たとえば、最近では大学生が知らず知らずのうちに、クレジットカードで何でも買い、巨額な借金をつくり、自殺まで追い込まれるんですって。アメリカの大学生は、カード会社の一番のターゲットだそうです。
 カード社会の危険は、ますます低年齢化しているそう。アメリカの女の子に人気のあるバービー人形の会社が、子どもを対象にクレジットカードのビジネスを始めようとしたとか。また、うちの子どもたちの通ったサマースクールでは、皆勤の子どもたちにご褒美として、100ドル、50ドルなどの金額のVISAカードがプレゼントされているのです。100ドルのカードをもらった息子は、この夏欲しいもや食べたいのがあれば、次々自分のカードを使って、カードに署名して買っていました。その便利さと味を覚えた子どもたちは、将来どうなるのでしょうか?うーん、これは深刻な問題。
 私たち夫婦も、カード地獄の罠に陥らないように、この夏より現金で買う生活を始めました。予算をつくっておいて、各項目ごとに(例えば食費、衣服費、レジャー費)月初めにお金を入れた封筒を作るのです。そしてその封筒のお金がなくなると、もうピンチっていうことで、買わないわけなんですね。最初は、封筒からお金を出して払うなんて、恥ずかしかったですよ。でも慣れてきたら、全然平気になってきて(というか図太いのかな?)。しかもカードと違って、小銭とか計算しなきゃいけないので、頭の体操にもなるし。一番大変だったのが食費かな?月の半ばで結構使ってしまったので、献立を立てるのがちょっとしんどかったけど。でも、日本と違って、おかずを幾つも作らなくてもいいので、ラクなのかもね。この夏引越ししたばかりの私たちの場合は、2軒の家のローンがあるので、がんばらなければ~。
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