12/4(日)
ひよこまめ公演「木の下で」
飯山図書館 18:00〜
前回、通町オルデの公演は
予定があったので、
今回、観に行けて良かったです!
…………………
夜の図書館。
この時期、
18時にもなると外は真っ暗。
建物内に入り、
図書館の入口前で受付。
18時の開場と共に中に入ると…
薄暗い中、温もりを感じる
明かりに照らされた
ツリーを見つけた。
ちょうど図書館の部屋の真ん中。
広いスペースが
舞台と客席になっていた。
ツリーを囲んで
ほんわかとしたムードが落ち着く。
……………………
最初は歌から。
ひよこまめの歌?かわいい。
子どもたちが見入っていた。
季節にまつわるお話いろいろ。
短編の物語や詩、
短い場面のお芝居など。
本の朗読だけじゃなく
動きや小道具が工夫されていて
面白かった。
自分は、おはなし会で
絵本の読み聞かせをするので、
ストーリーテリングなどに
こんな要素を取り入れたら
面白いかもしれないなと思った。
取り上げられていた物語は
どれも短編なので
気軽に読めそう。
個人的には…
山の上の木と雲の話では
なぜだかちょっと泣けてきて。
狸と与太郎
の話では、作者が夢野久作!?
著書ドグラ・マグラは
奇書というイメージがあるから
こんな話も書いているんだと
びっくりした。
クリスマスの話では
子どもにも身近だからか
特に反応が大きかったように思う。
サンタさんの姿を見ようと
子どもは何とか眠らないように、
大人サンタは
何とか見つからないように、
その動きの繰り返しは
お決まりだけど見てしまう。
3回の繰り返す
昔話や絵本のパターンみたい。
桜の花びらの紙吹雪
舞い散るところ。
ライトに照らされて
すごくきれいだった。
すぐ目の前の床に
子どもが座っているので
思わず手に取る気持ちが分かる!
小さい子が
拾い集めた紙吹雪を
同じように
パッと舞い散らしていた姿、
いいなあと思って見ていた。
桜、桜…ふと思った。
先日亡くなった父の遺影は
満開の桜を背に
(珍しく)笑顔満開の写真だった。
ここで、またぐっときて。
人の世の春夏秋冬を思う。
これもまた
巡るものなのか……なんて。
最後の歌も良かった。
座った場所が演台の横だったからか
すごく落ち着いて観ることができた。
周りの人と
共鳴することもあったけど、
純粋に、
物語と自分だけの世界…
真空パックのような一瞬もあった。
ツリーの奥にもうひとつ高い
木のようなものがあり、
そのてっぺんに
ライトの光があった。
鳥や雲の話では
思わず視線は上に上に。
そこに広がる空間の広さ。
こんなに天井高かったんだ。
図書館で見上げたことがなかった。
新たな気づきも生まれた、
そんな一瞬。
クリスマス
プレゼントの箱、
そして中には
小さなプレゼント。
お菓子の入った小さな包みと
キラキラのリボン。
子どもはもちろん
大人ももらえた〜〜
ささやかなことだけど
じんわり嬉しい。
良きひとときでした。
ありがとうございました!
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