フレンド日記

写真が大きいので4:3画面のモニターだと欄外の文字が重なる場合があります
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清澄庭園

2007-07-11 22:48:40 | お出かけ・散歩
 6月11日撮影。
 画像を縮小するソフトを変えてみた。
 今までのだと普通にリサイズするとなんだか眠い感じになるし、シャープにするとギザギザっぽくなる。
ホワイトバランスを曇天での設定で撮るとやたら赤っぽくよけいボケて眠い感じになる。
ついでに彩度も上げる設定にしてみた。少しケバイ気もするな。彩度はあげない方が自然かもしれないがこのまま少しやってみよう。

 一デジなのにRAWではなく最初からJPGで撮っているので大きな事はいえないのだが、オイラのパソコンは4年前のものなのでRAWで撮ると重すぎて処理がかったるいのだ。

 もう少し一デジに慣れてきたら金を貯めてPLフィルターとか三脚なども欲しいなとは思う。

 しかしそこまで道具に凝るほどのテクニックがないので、何と言ってもオイラの理想はレンズ一本で手持ち撮影のスナップ写真なのだ。

 機動性とか軽快さ、お手軽さを重視したい…というか、その方向しかないんだけれど。

 これは深川辺り。縦位置の写真が小さいな?と思ったあなた!写真をマウスでポイントした時に右下に拡大マークがでるからクリックしてね。拡大するよ。

 他の皆さんの写真ブログを拝見しているとすごくクリアーな写真が多い。何でオイラの写真はピンボケで眠いのばかりなんだろうと思っていたが、撮影の技術だけでなく画像のリサイズの仕方も良くなかったのだとやっとわかってきた。
後、ホワイトバランスの統一とかマニュアルでのピントの合わせ方、露出補正など覚えることは沢山あるが、ま、焦らずにやろう。先は…あまり長くないような気もするのだが…

京成シリーズ 05 小岩

2007-06-22 01:32:32 | お出かけ・散歩

 京成小岩駅。


 お見送りらしい。孫を見送るお祖母ちゃんだとみた。


 JR小岩駅の繁華街の外れまで来た。
立ち飲み、しかも酎ハイ150円というのに激しく心惹かれる。いや待て待て、昔アメ横の裏通りで寿司一個50円(一貫ではない)の看板に釣られて入った店。店内は他に誰も客がいない! 田舎育ちながらも少しネタが古いかな?でも50円なら安いとパクつきながら一緒に入った友人の顔を見ると…予断を許さない表情をしていたのですぐさまお勘定をして店を出た。
 4個しか食べていないのに800円取られた(当時の一日のバイトの日当)。あのまま一個50円のつもりで腹いっぱい食べていたらと思うとゾッとする。

 伊達に50余年生きてきたわけではない多少は人並みの経験もしているのだ。でも安いな。店内を見ると結構流行っているようだし。で、入ってみる。一人で知らない飲み屋に入るのは殆んどない経験。
 入るとすぐオバちゃんが寄ってきてオーダーを取る。現金前払いなのはこの手の酒場の常なのだが割安感のあるチケットがお得だとすすめられた。浅草の花やしきの乗り物券みたいに1000円で1100円分のチケットが買えるのだ。一番絞りの中ビンと焼き鳥を3本頼んだ。ビールはすぐ来たがつまみがなかなか来ない。ビールを飲み干す寸前に出てきたので、今度はウーロンハイとモツ煮込みを追加。オーダーした品物が来るとオバちゃんはテーブルの上のチケットからその金額分だけ千切り取る。
 ツマミが出来てくるタイミングを考えながら飲むには少し経験が必要だが、ま、とにかく明朗会計で安い!30分ほど居て程よく食べて酔っ払って1000円ちょっとですむ。チケットが足りなくなって、もう500円とか1000円買うほどでもないときは現金で払うのだ。


 中川土手に出た。もう陽が傾きかけている。


 たまには犬も撮ってみるか。子どもの時は町内にいる野良犬は子供達のいい遊び相手だった。オイラ達は時として犬が噛み付くことを十分承知の上で遊び仲間にしていた。


 この辺りは中川とその支流、荒川と江戸川が入り乱れているのでさっぱり方角が立たない。


 川の下流はまだ明るいが上流側を見ると一気に夕暮れている。


 今日も一ン日終わった。
 ♪後は~焼酎をあおるだけ~。

京成シリーズ 04 柴又・金町

2007-06-22 00:08:25 | お出かけ・散歩

 京成柴又駅手前の踏切。
クリック後は、水戸街道の新葛飾橋(江戸川)手前から京成の線路沿いに金町駅方面へ。


 JRの金町駅は京成金町の向こうにあるのだが京成金町駅の近辺の方が断然風情がある。クリック後のこの人、下の写真では今度は踏み切りの向こうからこちら側を見ている。


 踏み切りの向こうの路地も探検しがいがありそう。


 金町から柴又街道を戻り再び柴又市街へ。松竹映画の「寅さん」の風情は帝釈天以外は殆んど見られないが妙に緑豊かな路地があった。


 さらに柴又街道沿いに京成小岩方面へ。


 鎌倉!と言う地名ビックリ。

京成シリーズ 03 立石・青戸

2007-06-21 23:20:49 | お出かけ・散歩

 立石商店街の公園。日向はすごい暑さ。猫達も木陰で昼寝。


 青戸。
昔は高架になっていなくてごちゃごちゃした繁華街で映画館もあった。娘が小さい時ママチャリの幼児シートに乗せてこの街に映画を見に来た。「ラビリンス/魔王の迷宮」。デビッド・ボーイとロリータ少女が出ていたと言う記憶しかない。娘はすぐ退屈して「もう帰ろうよー」の連呼。


 高砂。開かずの踏み切りの元祖。


京成シリーズ 02 曳船

2007-06-21 22:51:57 | お出かけ・散歩

 京成曳船駅。
曳船川通りから京島のヨーカドーへ向かって線路を横切る路地から線路沿いに細い路地がある。クリック後の写真は押上方面を見た所。


 こちらは東武曳船駅方面に近い裏出口とでもいうような風情。向こう側(長いプラットホームの反対)の明治通り側は賑やかだ。クリック後の写真は曳船通りから斜めに明治通りの踏み切りへぬける路地。


 京成曳船駅の改札前から明治通りを渡り八広の商店街に入る。
この暑さだとズボンのベルトに通した腰手ぬぐいで汗を拭いた後、冷えたサイダーでも飲みたいところだ。カキ氷は急いで食べると頭がキーンと痛くなるから今度また急いでない時にね。


 木根川橋の袂から八広の街へ降りる坂道。
ちょっと前まで八広の駅は木根川橋の袂にあったような記憶がある。プラットホームの先はすぐ荒川の土手すれすれの鉄橋になっていた。鉄橋の下の道を通る時はは大人だと首をすぼませて通るような低さだったので、数年前に鉄橋を架け替えたのだ。

東日暮里

2007-06-12 21:16:34 | お出かけ・散歩

 東日暮里にあるのに何故か「三ノ輪アパート」なのだ。昔は地名の表示が今と違っていたのかもしれない。明治通りの泪橋方面から大関横丁(日光街道=4号線との交差点)を過ぎて少し行ったあたりを左に入ってまもなく、え?こんな所にあったのというくらい、街並みの中に目立たずひっそりとある。
 アラーキーの「さっちん」がヒョイと出てきそうな街角。でも当時としてはかなりハイカラな住宅だったのだろうから「さっちん」は今のオイラが佃辺りの億ションを見るような思いでみていたのかもしれない。


 明らかにデッサンが狂っている「絵」見たいな廃屋。倒壊しそうな古い家でも写真で撮ると傾いだ様子が上手くでないのだが、このくらい傾いているとやはり一目瞭然だ。


 この看板。何て読むんだろう。株式会社 鳥広商店?何の商売をしていたのだろう。退屈そうなシェパードが店番をしている。


 明治通りと山手・京浜東北線の線路の間の路地をさ迷っていると、ある家の玄関前で猫を見かけた。よしよし撮ってやろうとカメラを向けたら、突然玄関が開いて奥さんらしきがでてきて「シッ、シッ」と猫を追い払って玄関前の掃除を始め、オイラをジロリと見た。違うとは思ったが「お宅の猫ちゃんですか」とお愛想を言うと「いいえ、違いますっ!」とにべもない。
 猫を嫌いな人とか興味ない人にとっては猫は始末悪い動物なのだ。春先はサカリがきてうるさいし、オシッコとかウ○コは尋常な臭さではない。
オイラも昔、なけなしの金で買ったバイク(二年間毎日ノリ弁だった)のエンジンにオシッコをかけられたことがある。
 エンジンをかけて暖められたオシッコが放つえも言われぬ芳香?に激怒したことがある。その時はエンジンにお酢と唐辛子の粉をまいたら以後猫は寄り付かなくなったが。

京成シリーズ 01 押上~立石

2007-06-10 19:18:37 | お出かけ・散歩
写真はクリックするとたいていは違う写真になりますがクリックしても変化しない写真も数枚あります。

 まずは押上。クリック後の写真は踏み切りを挟んで曳船川通り側にある入り口。
半蔵門線と一緒になる前は道路の向い側、東武の操車場側にあったのだ。今入り口があるこのあたりには古い祠があり、野良猫のたまり場所になっていたのだが…


 押上の商店街の通りを八広へ向かって行く。明治通りを横切ってしばらく行った辺りにある変な銅像というかオブジェ。説明の看板も見当たらないので以前から不思議に思っていた。


 鐘ヶ淵通りを横切るとまもなく八広の駅だ。昔は木根川橋のたもと近くの土手上に鄙びた駅舎があったはずだが…
 そうだ思い出した!確かに今の鉄橋よりもう少し下流にあったのだ。古い鉄橋は土手上の道すれすれで大人が首をかがめて通らなければならないような高さだったのだ。数年前鉄橋を架け替え、荒川の前後はかなり高架になっている。


 八広駅から荒川の土手下へ抜ける道で「ナー」と鳴きながらオイラに擦り寄ってきた猫。「よしよし 人懐っこいやつめ」と頭を撫でてやる。次に体を撫でてやったのだが驚くほど痩せてガリガリなのでビックリした。
 オイラがエサを持っていないとわかると諦めたように離れて行ったが遠くへは行かず道路をフラフラうろついている。小学生の男の子二人が自転車で通りかかったが自転車を避けようともしない。
 男の子達は猫を見て「ずいぶん痩せてるなあ。何か買ってきて食べさせてやりたいよなあ」と話ながら通り過ぎていった。猫は近くの美容院の店先にうずくまっている。
 あれじゃ飢え死に寸前だ。なんだか胸がつまるような思いがして『カリカリでも買って来てやろう。でもそれまでここにいるかな?』と思いながらも急いで商店街のほうへ引き返したがなんだか袋小路が多くてかなり遠回りし、やっと賑やかな通りにでた。
 コンビニがあった。最近のコンビニは大抵ペットフードをおいているのだ。しかしこのF.マートにはなかった。「ペットフードくらい置いとけよと」舌打ちしたい思いで店を出る。
 あたりを見回すが他にコンビニなどはない。感に頼り少し歩いた所にドラッグストアがあった。ここならあるだろうと店内に入ると意外に広い。探す時間が惜しいので店員にキャットフード売り場を訊いて手ごろな乾燥フードを買った。
 雨がぽつぽつ降り始めていた。また回り道しながら猫がうずくまっていた美容院までもどって来たがやぱり猫はいなくなっていた。あきらめきれず近辺を行ったり来たりして雨がしのげるような場所を探したが見つからない。
 雨はだんだん本降りになってきた。縁の下とか奥まった所へ雨を避けて逃げ込んでしまったのなら探すのは無理だろう。せっかく腹いっぱい食べさせてやろうと思ったのに、縁がなかったんだな。と諦めて木根側橋を渡る。雷鳴がすごい。


 四つ木駅。ここは昔、平和橋の自動車学校に行ってた時たまに利用したことがある。


 立石の駅前の商店街に自転車を停めたとたんすごい土砂降りになった。運が良かった。アーケードのある商店街なので雨宿りできる。


 商店街で腹ごしらえをした後、商店街と平行してある飲み屋の多い旧商店街(クリック後の写真、こちらもアーケードがあるのだ)などで暇をつぶしたり駅の屋根つきの陸橋の上から携帯で電車の写真を撮ったりして1時間以上暇をつぶしたが雨足は一向に弱まらない。
 ふとカメラを見るとスイッチをオフにしているのに電源が入った状態になって表示パネルが作動している。何度かスイッチのオン、オフを繰り返したが直らない。商店街の入り口とか陸橋で写真を撮っている時かなりカメラに雨の飛沫がかかっていたからそのせいかもしれない。
 気がついたときはすぐ拭き取るようにはしていたのだが…悔やまれる。遅ればせながら用意してきたスーパーの小さめの袋をカメラにかぶせる。『まさかこのまま壊れるってことはないよな。乾いて水分がとべば直るよな?』と少し心配になる。
 自転車に鍵を厳重にかけてここに置いて電車で帰ろうかとも思った(四つ木、八広、曳船、押上)と10分くらいなのだ。『いけね。曳船駅の写真撮るの忘れた』しかし、気持ち小降りになってきたようなので思い切って自転車で帰ることにする。


 同じ道を引き返しまた木根川橋を渡る。もしやと思いあの猫のいた路地をまた通ってみるがいない。ピンとくるものがあって線路の高架下の八広駅の自転車置き場に行ってみたら…居た…
自転車の陰にうずくまっている。声をかけたら寄ってきたので急いでカリカリの袋を破るのももどかしく食べさせてやる。入れ物がないのでアスファルトに直に置いた。
 さっそく食べ始めたがいくらも食べないうちにエサから離れ、雨水の流れ込んだ水溜りで水を舐めている。何故だ?痩せているのはエサに不自由しているからではなくて病気か何かなのか?
 こちらを見上げてきたので今度は太いコンクリートの柱の根元に少し置いてやる。ここなら自転車のタイヤに踏まれる事もないだろうから後で又腹が空いたら食えるだろうと思ったのだ。
 今度も少し食べただけでエサから離れてしまい近くをうろついている。何故だろうと思っているところへ駅に向かうらしいオイラと同年輩の奥さんらしきが声をかけてきた。
 てっきり猫にエサをやっている事に文句を言うのかと思っていたが表情は穏やかだ。「エサをやってるんですか?」というので「ええ、でもあまり食べないんですよ」と答えた。
 それをきっかけに、最初すりすりしてきた時に痩せてガリガリなのでビックリした事、可哀想に思ってエサを買ってきてやった事などを話した。すると意外にもその奥さんは「この猫は缶詰しか食べないんですよ」と言った。
 この近所のひと数人で面倒を見ているのだとか。エサが食べられなくなってガリガリになったので一緒に面倒を見ている仲間の人が病院に通わせているのでもうじき普通に食べるようになるはずだと教えてくれた。
 オイラが「ちゃんと面倒を見てもらっているのなら安心です。良かった」というと「エサをやってくれてありがとうございました」と自分の猫のようにお礼を言って改札の方へ立ち去った。いやいや良かった良かった。心温まる気がした。


 ふと気がつくと少し離れたコンクリートの柱の陰にさっきの小学生二人組みのうちの一人の男の子がアンパンのような物を手に持っている。そういえば先ほどからなにやらウロウロしていたのを目の端で見ていた記憶がある。
 ま、ニャン吉よ。こんなにみんなで面倒見てもらえる野良はちょっといないぜ。おみゃーは幸せモンだ。早くモリモリ食べられるようになれよな。
 

長瀞行き-2

2007-03-07 21:41:33 | お出かけ・散歩

 もしオイラがここで少年時代を過ごしたとしたら、と想像してしまう。
 夏には朝から晩まで川で泳ぎまくっていたことだろう。水温は多少低いだろうが真夏のカンカン照りの日差しとエネルギッシュな子供の組み合わせならまったく問題ない。流れの緩急や思わぬ深みもあるけれどそれほど危険な流れの場所は無いように思える。もしあったとしても川を熟知した地元の少年なら危険はないだろう。








 川と平行して岩場の上に細長い沼が点在する。春の日差しに暖められた浅瀬にチョロリと動くものがいる。近づいてみると、それは巨大なおたまじゃくしだった。





 何だか懐かしいような駅舎。ここはやはり夏に来たい場所だと改めて実感。「冷えたビールをジョッキでグイッと…」も良いけれど、ハンカチで汗を拭き拭き店の軒先で、ラムネの栓を麻紐のついた凸形の木で作った栓抜きでラムネ玉をビンの中に落とす。飲む時はラムネ玉がビンののどもとのくびれに上手く引っかかるようにして飲むのだ。
 慣れてくると人差し指の先で少し痛いのを我慢して押すとラムネ玉を落とす事ができるようになる。このラムネ玉は駄菓子屋で売っているビー玉に比べて球体としての精度がはるかに高いのでコンクリでラムネのビンを割ってラムネ玉を取り出したりしたこともあった。しかしラムネは当時一本15円でビン代が5円。その場で飲んでビンをすぐ返すと10円で飲む事ができた、というような記憶があるのだ。だからラムネのビンを割るというのは子供にとってあまり経済的ではなかった。一個五円のビー玉というのは子供には高価すぎる。しかしこの記憶はあまり定かではない。はるか遠い昔の話だから。





 長瀞駅周辺の観光施設やその関連の商店などは廃屋になっているものが多い。たまにオイラが鮎釣りに行く東京近郊の地方の観光地もそういうところがけっこうある。



タイル貼りの流し台が侘びしい




 日本で最大の甌穴があるという立て看板を頼りに川原に出たが、ペンキで描きなぐったヘタクソな甌穴の絵の看板があるだけで広い川原のどこにあるのだかさっぱりわからない。近くを歩き回ってみたがそれらしい穴は見当たらない。けっこう巨大なものらしいのだが。仕方ないので対岸の写真を数枚撮って引き返す。
 もう3時近い。そろそろ東京へ帰る時間になった。

 岩畳の沼で釣りの支度をする地元らしき子供。
 東京都区内にやっと帰ってきた。高島平辺り。前の車の色が黒だと鏡代わりになることを発見。信号待ちで一枚撮ってみた。


長瀞行き-1

2007-03-04 22:03:44 | お出かけ・散歩
 長瀞はいつか行ってみたいと思っていた。「長瀞行き」とはオイラが小学生の時の国語の教科書に教材として載せられた作文のタイトル。内容は覚えてないが東京都内から家族などで日帰りで行ける手近な観光地と言うイメージ。

クリックすると別の画像になります(以下の写真がすべてそうだとは限りませんが)

 長瀞のイメージはそそり立つ奇岩と透明感のある川の水だが、要は涼しげな景観だろう。人は何故か涼しげなものを求める。日常が暑苦しくてシツコイ事の繰り返しだからね。ちょっとしたことでも何度も何度も念を押して必ずコンセンサスを出しておく。こうしておかないととんでもない物が出来上がったり、予期しない間違いや問題がもちあがったりするのが世の常なのだ。
 だからこそ、やっぱりオフ(私生活)はさっぱりと行きたいやね。オイラも含めて家庭でもそれなりに用心深く立ち回らねばならない輩も多いとは思うが、土日は気を抜いて油断も隙も丸出しにして精神を開放する。そういうオイラがウィークデイにどれだけすごい仕事をこなしているか、という事はまた別だ。ストレスの感じ方というのは個人的に違うものだからね。昼飯にカレーライスを食いたい気分だが、サイクル的におもんぱかるに、今夜の夕飯がカレーの確立が非常に高いというデータが脳裏にあって非常に悩み、飯がのどを通らないというような事態はよくある。この年になると明日突然脳梗塞で倒れるという事もあるわけで、毎度の食事くらいはそのつど後悔のないようにしたいものだ。もう二度と自分の右手で大変微妙な物を触ったりとか箸で好きなおかずをつまむという当たり前のことが出来なくなるかもしれない。ぶるぶる震える手で杖を突き町をリハビリで散歩するオヂサンは明日はわが身だ。
そうそう話が横道に逸れたが「涼しい」という話だったね。女性も涼しげなのが良い。目元の涼しげな女性はいいね。見るからに暑苦しいのは勘弁。ハートが熱いというのはまた別な話になるけど。


 久しぶりのバイクでの遠出。昨日新しいヘルメットを買ったし。いつだったか娘が「お父さんのヘルメット臭い」と言った。築地へ二人でバイクで行って色んな物買ってこようという話が持ち上がったが娘のかぶるヘルメットがパブリーズしても臭いがとれないのでこの計画は流れてしまった。
 そういう事とか、今被ってるヘルメットが二回転んだ時の傷跡が凄くてシールドもちゃんと見える部分の方が少ないとか、そういう事情もあったので近所の安売りの店で買った¥4,200。(※注¥42,000円ではない)見た目はまあまあなのだが、被って走り出してしばらくすると値段なりの物だという事が理解できた。何か違和感のある装着感。目の上部分の視界が狭いような気もするし…要はフリーサイズなのでぶかぶかでオイラの頭のサイズに合っていないのだという事に漸く気づいた。サイズ調整用のスポンジなど気休め程度でまるで役に立たない。家に帰ってから古いヘルメットと比べてみるとフィット感の違いが一目瞭然。その場はとりあえずポケットティッシュを詰めて応急処置。

 ヘルメットの調整と休憩をかねて熊谷の先で給油。最近のGSはほとんどセルフサービスだ。こういうのはどちらかというと苦手なのだが思い切って入ってみることにした。なんとか給油を終えたのだがレシートが出てきただけでお釣りが出てこない。昔使った事のあるセルフのスタンドではその場でお釣りが出てきたとおもうのだが。
 まったく突然突き放されたようで途方にくれたが思い直して気を落ち着かせてもう一度説明書きを読む。どうやらお釣り専用の機械が別にあるらしい。以前使った事のあるセルフのスタンドはまったくの無人ではなく奥に事務所の建物があったことを思い出した。スタンド内を探すと偶然にもお釣りを受け取っているやつを見かけた。急いでその機械の傍に行く。レシートのバーコード部分を指定された通りに機械に読み取らせる仕組みなのだという事がわかった…しかしこういうのは人とコミニケーションをとりながら生活してきたおいら達の年代以降の世代はついていけるのだろうか?オイラは辛うじて理解できたけれど、だんだん電車に乗るのにも切符を買えずにおろおろするようになるのかと思うと恐ろしい。
 ビデオの予約録画の仕方とかパソコンのマニュアルなんかを一度読んだだけできちんと理解できる若いやつか、メンドクサイ事を全て他人任せにできる大金持ちの老人だけが生き残っていける時代がすぐそこまで来ている。


 番いの鴨。繁殖の季節なのか、この日はあちこちでカップルの鴨を見かけた。


 秩父鉄道の「波久礼駅」近くの「寄居橋」の上から撮影。ここは長瀞駅の3つ手前だが風景はもうイメージしていた長瀞そのものになってきた。


 さらにもう一駅先の「ひぐち駅」長閑な感じがいい。


 結晶片岩という雲母みたいに薄い層が幾重にも重なった岩で、思ったより柔らかく、手で簡単にはがす事ができる。写真ではわかりにくいが鉛色というか殆んど銀色に近い金属的な色でキラキラしている。
 そういう性質の岩なので、メインの観光スポットの「岩畳」では、崩落しそうな危険な場所はロープが張られて立ち入り禁止になっている場所が所々あった。”長瀞”で検索していたら岩の崩落で怪我をし車椅子生活になった人の話がでていた。


鮎がいそうな川底だ。夏に水遊びしても楽しそう。


 こちらは人間の「つがい」。もう春だね。


 下流から来て岩畳の手前の桜新道沿いの塀。昔の代官屋敷跡かなにか、と思ったらら閉鎖されたテーマパークみたいなものらしい。塀の隙間から中を覗くと荒れ果てた中庭にお姫様とかライオンの像がちらほら見える。


 う~ん。和むなぁ。ポカポカする川原でしばしボケーっとしていたいと思わせる風景。


 ここにも「カップル」が。


 国道からわき道へ入り、なるべく川沿いの農道みたいな細い道をトコトコバイクで走る。川原に降りられるような道を見当をつけて降りては写真を撮る、というような事を繰り返していたら上流に岩畳と思しき所が見えてきた。川原に大勢の人が降りているので間違いなさそうだ。


 宝登山神社の参道となっているが実際は長瀞駅から岩畳の川原へ降りる土産物屋の通りだ。江ノ島よりスケールは小さいがよく似た雰囲気。一番川原に近い「見晴茶屋」で「けんちん蕎麦」850円を食べる。観光地だからと期待していなかったが思ったより美味しかった。


 ライン下りは夏季のみ。冬場は流れの穏やかな近場を巡る屋形船が代わりにある。¥850


 岩畳へ来る途中でけたたましい音を立てながらオイラを追い抜いていった地元の暴走族のグループが川っぷちの大岩の上でくつろいでいた。参道の手前の路地裏に自分達のバイクを行儀よく駐車させていたのが微笑ましい。行楽客の中に違和感なく溶け込んでいるのは心和む風景のなせる業なのか。
 川原では子供達がこぞって平たい石を川面に投げてスキップさせる遊びを繰り返していた。

月島、築地

2007-01-21 23:47:56 | お出かけ・散歩

最近の月島辺りはウォーターフロントとか言われて高層ビルやマンションがすごい。どういう奴等が仕事をしたり住んで生活しているのか、地面をはいつくばっているオイラには想像もつかない世界だ。
でもオイラは数十年前、ここで生まれた。勝鬨橋が開くのを歩いてよく見に行ったという記憶ぐらいしかないのだが。


西仲通商店街は昔の面影を残す一郭だがもんじゃ焼きの店がやたら多いのが気になる。商店街の奥に月島観音がある。右の階段をあがると月島温泉がある。


商店街のわき道とか裏道には昔ながらの路地の雰囲気が多少残っているがサッシの窓など現代風に修理改築されているて昔の面影そのままというのはまずない。


築地。
まだ三が日なので河岸は休みだ。


シャッターを降ろした裏口に七輪を出してなにやら煮物をしている路地裏に入っていくと猫がいた。


一般人も市場の構内に入れるみたいなのでチャンスとばかり中に入ってみた。中は整然と片付いている。はずれに築地弁天がありでっかい猫が二匹居たが用心深くてオイラを近寄らせない。じっとしていないのでアップできるような写真を撮る事ができなかった。


浜離宮。築地まで来たらもうすぐそこなのだ。浅草から水上バスで来た事もある。夕方で薄暗くなっていたので入園料払って中に入るのはやめておいた。また改めてもう少し早い時間に来よう。
とにかく冬は陽が落ちるのが早い。