デカパン(D300 30mm/f1.4)
ブログ仲間から譲ってもらったペンタックスSP(40年前のカメラ)用の交換レンズの
試し撮りをしたくて、止むか小降りになることに望みをかけて雨の中を来てみたが
雨は一向に止む気配もなくしょぼしょぼ降り続け肝心の猫もさっぱり見かけない
野良猫は結構優秀な気象予報士なので雨の降りだす前にふと気がつくと
いつの間にか周りに一匹もいなくなっていたりすることがある
逆にすぐ止むような雨だとねぐらに帰らずにそこらをウロウロしているのだが
それにしてもちょっと雨宿りできるような場所が無いと無理だ
それならばと雨の凌げる木陰の多いメインストリートにやって来たら
遠くからデカパンとH田さんの姿が見えた
もう一人背の高い女性が一緒にいて、何か見た事のあるような…
と思って近づくと以前ここの管理事務所にいたS木さんなのだった
4月からまた此処へ戻って来るとの事なのでこれは嬉しい事だ
事務所に猫好きな人がいるという事は猫にとっても我々にも心強い
ペンタックスSP(40年前の一眼レフ+スクリューマウントのSMC琢磨28㎜/F3.5)で撮ったもの
50㎜/F1.4の時の明るいファインダーが当たり前だと思っていたのであまりの暗さにビックリ
ピントが合ってるかどうかも確認できないほど
雨の日の木陰と言う事でかなりの暗さを我慢して何枚か撮ってみたが
SS400のフィルムでもF4(琢磨200㎜)だとシャッター速度1/30以下なので
ついにあきらめ念のため持ってきたD300と30mm/f1.4に交代
こちらはさすがに明るい↓
峰松(ラスカル)も出てきていた
デカパンとか峰松は此処の猫の中でも特に人懐こくて
人にかまってもらいたいタイプなのだ
ちなみにアカ松(トラ)とジロ吉(ユキ)は堆肥置き場の青テントの下で寝ていた
デカパンは雨脚が強くなったらすぐにそこに逃げ込めるので悠々としているが
峰松はまもなくねぐらに帰って行った
背中はびっしょり濡れているが毛の表面だけで内側には浸透していないと思われる
多分水鳥の羽毛のように脂の乗った毛が合羽のように雨をはじいているのだろう
しかし見た目があまりに冷たそうなので思わず手のひらで水をはらってしまう
多分効果としては逆で、却って毛の内側に水をまんべんなくすりこむようなものなのだろう
しかしかまってもらっているという満足感があるからなのか特に嫌がる風でもない
S木さんは事務所に戻りH田さんもいなくなった
雨は相変わらず降り続ける
さあ、どうする