到着したのは、舜天碧波花園度假村。
太湖に程近い場所にある休暇村です。テニスコートや、ゴルフの打ちっぱなし場。釣り堀に卓球、ビリヤード、バスケットなどが楽しめます。
周囲にはそれこそ何もなくてものすごく不便ですが、逆にないことにより少ない施設を楽しもうと思えました。
園内を散歩してみると、それこそ春のアイコンがそこかしこにあふれていて、写真片手にとても楽しめました。梅のつぼみはすっかり膨らんで、桜は咲き始め、お茶は黄緑色の新芽を出し、オオイヌノフグリは青い花を咲かせていました。陽射しもすっかり暖かいです。
また、歩いていたらヤギを発見。近くにはまだ足元もおぼつかない真っ白な子ヤギがよろよろとしていました。さらによく見るとまだへその緒もついていて、本当に生まれたばかり。少しはなれたところには父親が厳しい表情でこちらを睨んでいて、何か感動の中にも緊張感のある雰囲気が漂ってました。こんなところでこんな風景を見るとはね。
そんな、何もない贅沢を満喫しつつ、昼寝もしてなんだかずいぶんと贅沢な時間を過ごすことができました。施設のしょぼさはありつつも、たまにはこんなのも悪くないです。
そして夕食は、近くの太湖湖畔のレストランへ。
こちらでは、場所柄の想像通りの太湖の魚を使った料理が中心。
川海老やらうなぎの稚魚やらタニシやらナマズやら、そのほか名前も分からないような魚が食べきれないほど登場しました。この独特の泥臭い風味も中国国内旅行ならでは味だと思います。
2日目の今日は明るいうちに上海に戻ることができました。
帰宅後は買出しとカレー作り。