上海ライオンキング ～獅子王～（２）

席は中心に近い思いのほか良い席でした。しかし逆にいえば、何かあった際に出づらい席とも言えます。
そんな緊張の中、ラフィキの雄叫びとともにミュージカルライオンキングの世界が幕を開けました。
・・・と
開始後5分。がきんちょ撃沈・・・大泣きにて自主的退出と相成りました。
申し訳ないけれど、これから先は私一人で観劇することに。
肝心のミュージカル自体は、やっぱりイイの一言に尽きます。
私自身、ディズニー映画というものはストーリーが単純で先が見えてしまうようなものが多くそれほど好きではないのですが、こちらのミュージカルライオンキングの世界観とデザイン、演出には何度見ても感動します。見るたびにミュージカルの成功がストーリーの良さと一致するものではないことを見せつけられます。
見たことない方は是非見てください。
視点を変えて日本で見た劇団四季のそれと比較して、今回最も気になったのは会場の狭さです。観劇用の特別な劇場と比較すれば仕方のないことですし配置に苦労の程が伺えましたが、あの広い草原をイメージさせるミュージカルにおいて、出演者が狭そうに配置されているのが随所で気になりました。
でも、総合的には四季劇場の設備の良さと劇団四季のレベルの高さを感じさせる結果となりました。日本の役者さん本場と遜色ないです。手軽さから言っても四季劇場オススメです。劇に集中できるしね。
最後に、中国らしかったところ。
まずは、中国的味付の翻訳。襄陽市場で・・・とか中国語の歌を歌ったりとかうまい味付けでした。
そして、撮影禁止の館内にもかかわらず最後のカーテンコールでバシバシフラッシュがたかれました。皆デジカメやら携帯やら取り出てスゴかったです。
これには今回は絶対にありえないとガマンしてた自分も思わず追従してしまいました。良い子はマネしないよう・・・。

もう大丈夫かと思いきやまだお腹治らないですねぇ。周りのヒアリングからだと風邪でお腹に来ている説が有力。
あとは疲れ目。こっちには何かイイもんないんかなぁ。