HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

道路脇の西瓜販売

2006-06-15 23:59:59 | ニッキ
今日も事務所閉鎖につき、倉庫・工場のある場所での仕事となりました。
この時期になると、特産のスイカ(西瓜)やメロン(哈蜜瓜)を売る露天が高速道路の降り口を中心に並び始めます。
何でも、この地域では海が近いこともあり、土壌に少しの塩分やミネラルが含まれているので非常に甘いスイカ、メロンができるとのこと。実際、この地区で食後に出てくるスイカが甘くないことは殆どありません。
私は専門家ではないので、この果物類がどの程度品種改良されて育ったものかはワカリマセンが、どの果物も日本で食べるより固いのですが甘いのです。桃の時にも感じましたが、果物が固いと言うのは中国の方の好みなのかもしれません。
さて、この露天、スイカ、メロンのほかに、生きたままの鶏まで足を繋がれて道路に並べられていました。大体9ヶ月程度の鶏とのことで、それなりに大きいです。
並んでいる鶏を持ち帰り、口に入るところまでの工程を想像するだけで複雑な気持ちになりますが、スイカやメロンの皮という自然なエサを元気につついている鶏に興味と食欲がわいている自分もいて、今日も中国化していることに気づきました。う~む。
販売価格は当然全て交渉によるものですが、交渉中、並んでいるスイカやメロンにガンガン包丁を入れて、タダで食べさせてくれるオバちゃんの豪快さがステキでした。
交渉自体はローカルスタッフに任せてしまいましたが、スイカ中玉2個20元、メロン(マスク系とプリンス系)各1個で19元という結果に終わりました。市内の果物屋とそれほど変わらないようですが、確実に甘いはずなので良しとします。

残業ができないので家に帰る時間は早くなりましたが、家での仕事・課題の為、実質の残業時間は増えているような・・・。日記を書く気力もなくなり寝てしまいました。(現在16日タクシー内)

サミット開始

2006-06-14 23:59:59 | ニッキ
いよいよサミット当日になりました。
今日から数日間、いつもの事務所ではなく倉庫と工場ある場所での仕事になります。交通規制による大渋滞を避けるため、地下鉄で向かいましたが聞いた範囲では今朝はほとんど渋滞がなかったとのこと。むしろ休みのせいでか市内はいつもより空いていたくらいとか。これはタイミングによるものが大きいとは思いますけれど。
昨日、VIPの通る浦東空港から市内までのクルマで一時間半はかかるであろう中央分離帯、プランター等の全ては警察の手による人海戦術でチェックされたとの話を聞きました。中央分離帯にいる警察の量には驚いたといっていたのでかなりのものだったのだと思います。あの距離を全てチェックするのに一体何人で何時間かかったのでしょう。徹底的です。
前回のSARSの際も、風邪などであってもSARSの疑いがある個人の家に警察が一軒ずつ訪ねていったという話を聞いたことがあります。
共産主義的徹底主義には驚かされるのと、一般の生活であまり見かけない警察の方々は一体どれだけ潜んでいるんだ?というのに驚かずにはいられません。
あとnatsuさんのコメントが衝撃的なので追記します。「高速の周りなどの住宅では期間中、外に洗濯物を干さないと30元もらえるらしいですよw」だって。発想がすごいなぁ・・・。

またサミットネタにしてしまいました。ネタ切れにつきご勘弁ください。
苦痛に感じられていた倉庫・工場での仕事は、思いのほか快適でたまには環境を変えて仕事するのもいいなぁと感じた一日でした。同時に市内事務所の立地の便利さを身に沁みて感じた日でもありました。

サミット影響じわり?

2006-06-13 23:59:59 | ニッキ
午後から外出がありましたが、サミットの影響からか警察が交差点ごとに配備されていました。特に高架路の入り口やインターチェンジの各所で待機している警官が目に付きました。
外出からの帰りの夕方頃には高速道路の入り口に警官の姿があって、入り口を封鎖しており一般道は大混みの状態に。これにより通常の帰宅時間の倍以上の時間がかかってしまいました。
以前、空港に向う途中にVIPが高速を走るということで空港に向う高速道路が完全閉鎖し、20分くらい車が全く動かない状態で待たされたことがありましたが、明日も同様の事態が発生しそうな雰囲気です。
こちらに住んでいるとこういった「庶民にはどうしようもない強権」と「それに対するあきらめ」という中国特有の構図をしばしば見ることがあります。正直これにはかなりの違和感を感じます。この「あきらめ」は一般のものの考え方とかに何かしら悪影響を及ぼしていると思うんだけど。
そんな時にまた、自分が今までの常識と思っていたことが通用しない世界にいるんだ、ということを再認識するのでした。

夜の街はどのビルも週末なみの完全ライトアップ状態って感じ。
上海市、気合入ってます。

上海協力機構サミット

2006-06-12 23:59:00 | ニッキ
既に一部のニュースで報道されていますが、明後日6月15日に上海協力機構サミットが開催されます。
上海協力機構というのは聞きなれない名前ですが、中国・ロシア・カザフスタン・ウズベキスタン・キルギスタン・タジキスタンのメンバー国六ヶ国と、モンゴル・インド・パキスタン・イランのオブザーバー国四ヶ国が参加して、テロリズムや民族独立に対処する目的で設立された機構です。同時にアメリカに対して中国・ロシアが中央アジアで連携するという目的を併せ持っているとのこと。(くわしくはこちら
今回は、オブザーバー国のインドを除く九ヶ国全ての大統領が参加するとのことで、かなりピリピリしているようです。
これにあわせ、上海市人民政府は、一部の地域で臨時的交通整理と臨時祝日の決定を発表しました。
 「調整内容・・・6月10日11日の土日を出勤日とし、6月14日~16日を休みとする」
さすが中国です。半月前に祝日が決定するとは。(これにはセキュリティ上の問題で直前まで明かさなかったと言う理由もあるようですが)
しかも、市内中心部の一部では完全に出勤禁止となりビルが閉鎖されます。
狙撃を防止するためなのか狙撃兵が立つためなのか、はたまたテロを防止するためか分かりませんが、上海以外の地域では平日なのに会社とビルを完全閉鎖してしまうとは企業にとっては恐ろしい話です。
ちなみにうちの会社のビルも完全閉鎖なのでいろいろ調整がありました。ただでさえ忙しいのに・・・。
さて、昨今のネットのつながりが悪いという状況。このイベントに合わせたセキュリティのアップだという説があります。さて、イベント終了後上海のネット接続状況はまた元に戻るのでしょうか?

必要は発明の母

2006-06-11 23:59:59 | ニッキ
中国にいると、「必要は発明の母」だなぁと感じることが多々あります。
日本ではまず考えられないような改造もそのひとつ。
上海市内は規制が厳しいのであまり見かけることはありませんが、バイクへの改造もかなりのもの。
以前書いたことがある、バイクのタクシーにしても前は完全にバイク。後ろはトラックというものすごいものがフツーに走ってます。恐らく強度なんかおかまいなし。
今日の一品は、厦門出張で見かけてお蔵入りになりそうなこのバイク。
バイクタクシー(125CCくらいのバイクに2ケツする)は上海内でも見かけますが、厦門のは一歩進んで、雨に対応するべく傘つけてます。バイクなのに。
この日は台風が迫っていることもあり大活躍です。しかし傘なんかくっつけて横風で乗客もろともコケるなんてことないのでしょうか?
しかも、何とこの一台に運転手+3人という荒業で乗車している輩もありました。スゲーです。

一日中家でした。引きこもりになりそうです。
というわけで、長い休みは今日で終了。脅威の6月はこれからです。

紫陽花

2006-06-10 23:55:59 | ニッキ
気温的にも湿度的にもいよいよ梅雨入りという雰囲気です。そんな蒸し暑い中の散歩中に紫陽花の花を見かけました。紫陽花の花を見るといかにも6月って感じですね。
中国でこんなに見事な紫陽花の花を見かけるとはちょっと驚きました。どうしても紫陽花は日本の花と言う印象が強かったのです。
ちょっと調べてみると、やはりアジサイは日本古来の自然のもののようです。しかし本来の紫陽花はガクアジサイで、それが中国を通ってヨーロッパに伝わり、品種改良されたのが写真にあるような西洋アジサイとのこと。
古来に日本の花が中国に伝わり愛でられて、それが変化してまた今の時代にも愛でられている、花や植物の世界ではこういうことはフツウなのかもしれませんが、日本のものが時代を変え、形を変えて愛され続けているというのは悪い気はしません。
今後もこんな花のような関係をこの国と築いていきたいものです・・・。

不規則な生活のせいか、疲れがとれません。
あと、非外出による深刻なネタ不足・・・。いよいよニッキ色が強くなります。一応、育児ニッキにはならないように気をつけますけど。
しかも、今月は仕事的にもさらに忙しいので、今までの寝る前の30~40分程度で書いていた記入時間も短縮傾向にあります。文章的にもさらにおかしくなること必至です。
あしからず。

交通マナー向上活動

2006-06-09 23:40:53 | ニッキ
上海では世界博覧会(万博)までにモラルの向上を揚げる為に色々活動しているようです。写真は地下鉄にあった看板。
そんな活動の中の交通の話です。
以前から交差点にはマナー改善の為の交通整理要員が派遣されていて、日々笛を吹き鳴らして信号無視をする歩行者やバイク等を注意していました。
その効力が少ないのか、ついに信号無視に関する罰則が強化されたようです。しかもすごいのが「歩行者も罰金を取られる」ことです。ちなみに歩行者の罰金は20元。
その効果で最近では信号を守る人が増えました。やはりこの国で、ルールを変えるには罰金しかないようです。
実はこれに困っているのは、自分だったりします。
上海に来た頃は日本と同様マジメに信号を守っていましたが、今までの反動からか危険とモラルの意識は急落してしまいました。近頃ではローカルの方より危険な車間でも横断するほど。
そんな中、法律が施行。皆は信号を守っているではありませんか!
一度低下した意識が戻るのは、元々低下していた意識を上げるより難しいようで、苦戦中です(苦戦するなよ)。
赤信号で2人が信号無視、2人が信号待ち。そんな状況が悩ましい今日この頃です。
信号は守りましょう。

買出し&家でのんびりな一日でした。でも休まってはいないですが・・・。

新都里

2006-06-08 23:54:02 | シャンハイグルメ ★4~5
上海に戻ってきたので上海ネタにしてみます。
先日、和食を食べに新都里へ行きました。
新都里は、以前紹介した「人間」を展開している新都里グループの創作日本料理の店です。「人間」は好きなお店の一つなのでかなり期待して食べに行きました。
地面からのスポット照明のみの薄暗い竹林を通り抜けると、光が溢れるガラスの入口が見えてきます。
店内に入れば、和食とは思えないようなシンプルでモダンな空間が広がります。中央が大きな吹き抜けとなり、そこにキッチンがオープンスペースとなって広がっているのです。
2階からは調理の風景が丸見えで、忙しく調理に励むスタッフが見えていつまで見てても飽きません。しかしこんなオープンなところで炒め物、焼き物をしているのに上に煙が上がってこなとは。きっと優秀な換気設備を設置しているのでしょう。
メニューは創作居酒屋を思わせる内容ですが、出てきた料理はどれも一工夫してあって、見て楽しい食べて美味しい期待を裏切らないものでした。器へのこだわりもステキでした。
店の作り的には、仕事ではなくてデートに使いたいカンジの和食。今まで行かなかったのがもったいないくらいでした。
やはり巨鹿路にはまだまだ開拓すべき店がたくさんありそうです。
 ★★★★★(5)
 新都里
 上海市巨鹿路803号
 Tel: 021-5404-5252

記事とは裏腹に、休暇のはずですが午前中はみっちり会社で仕事でした。昼食をとるとエンドレスになりそうなので、食事時間には切り上げましたけれど。
その後、一人あちこち買出しの旅へ。明日も買出しの旅を続ける必要がありそうです。
がきんちょ、夕方から若干挙動不審気味に。いよいよ今までの環境との違いを認識し始めたようです。がんばってくれ!

帰国 ~日本休暇(6)~

2006-06-07 23:59:58 | ニッキ
いよいよ上海に帰る日になりました。
荷物準備と、がきんちょの目覚めのせいで睡眠不足の目をこすりつつ両母親と空港へ。今回は手荷物を含み合計80Kgはあろうかという大荷物になりました。
がきんちょは3ヶ月目に取得したパスポートで無事出国を果たし、初めての旅がスタートしました。
離陸してしばらくは目の前に作ってもらったベビーベッドで、すやすやと眠っていてくれたのですが、30分も経たないうちに目覚めてぐずり始めました。その後あらゆる手を使って機嫌を保持していたのですが、着陸30分前には耳が痛いのか何をやっても「ぎャーギゃー」と手のつけられない状態になってしまいました。
そんなわけで、帰る便は極力寝ている人が少ないであろう、そして座席に余裕があるであろう昼便を選択したのですが、残念ながら多くの人にご迷惑をお掛けする結果に。いやはやかなり気疲れしました。
到着した上海は、小雨がぱらついていて5日前より蒸し暑くなっていました。
さて、がきんちょはこんな上海での生活に慣れてくれるのでしょうか。
あ、JALの客室乗務員がちょっとした気遣いとかイレギュラー対応を“やりたがらない”雰囲気を今回も感じてしまいました(3度目)。これは乗客のワガママなだけかもしれないけれど、カンバン背負ってるんだからこの辺頑張ってほしいです。そんなもんなのかなぁ?

同じ飛行機に乗るジュディーオングさん目撃。ニコッと笑ってもらえましたがお年を召されても芸能人らしきカガヤキをお持ちでした。上海でなにやってるんだろう。

帰国準備着々 ~日本休暇(5)~

2006-06-06 23:59:59 | ニッキ
短い日本での休暇もいよいよ残すところあと一日となりました。
今回の帰国ではがきんちょとの一緒の帰国と言うこともあり、今までで最高の荷物量になることは必死です。
もらったおもちゃやら、生活用品やら、その他日本でしか買えないようなモノをしこたまスーツケースに詰め込み、それでも入りきらないものは、全て郵便局から船便で発送することにしました。
詳しいことは良く分からないのですが、別送品等の扱いで送付できるかと思いきや、郵便局員の話によるとフツウの船便がイチバン良いとのこと。時間も無いので余計なツッコミは避けましたが、本当のところどうなんでしょう。
写真は、送付の際に見かけた郵便局の窓口に設置されていたカラーボールです。
強盗さんがいらした際に、後ろから投げつけてマークを着けるという超ローテクな一品。
各窓口に二個ずつ設置されているという徹底ぶりで、日本も物騒になったのかなぁと一瞬感じましたが、リアルに物騒だったらこんなのほほんとした防犯グッズを設置するわきゃないですね。窓口のオバちゃんが投げるカラーボールが犯人に当たるとは思えません。
もうすこし街が物騒になったら、窓口にはピッチャーでも雇うのかなぁ。
などと、くだらないことを考えつつ(いつもか)貴重な日本休暇は過ぎていきます。

食と買いもの ~日本休暇(4)~

2006-06-05 23:29:12 | ニッキ
 


日本に帰ってくると、まず考えることは「期間中何を食うか」です。
行きつけの店には当然行きますが、スーパーマーケット好きの私にとっては家で何を食べるのかを考えながら店をうろちょろするのも楽しみのうちです。
今回も一人平日昼間のスーパーで、主婦の皆様にまぎれてお買い物。
買い物の視点としては、当然「上海で食べられないもの」に集中します。
まずは、上海ではお目にかかれない“甘い”とうもろこし。上海のとうもろこしは皮が厚くて歯にまとわりつくようなもっちりとした味で、とうもろこしは穀物なんだと感じさせてくれるティストなので。
そして鮮魚コーナーではきんき、巨大な鯵、イカ等の漁港直送海鮮類をゲット。こんな雑魚っぽい種類の海鮮には飢えてました。
あとは、美味しいお菓子とホンモノのビールたち、で買い物は早々と終了。
そんな「上海」視点だったらかなり統一感のあるカゴですが、昼間から買い物している若いオトコのカゴの中身としてはかなり偏っていて、周りの主婦の皆様には怪訝な顔で見られてたかも。
ま、こんな(食)生活もあと残すところ一日です。大事に過ごさないと・・・。

先輩主婦Mさんの家に訪問後、メールチェックのために会社へ。
それでも結局メールは取れずじまい。もう諦めモードです。上海の皆様スミマセン・・・。

見えざりし世界 ~日本休暇(3)~

2006-06-04 22:07:04 | ニッキ
今まで全く意識していなかったのですが、日本に戻ってから、写真館・ベビー洋品店、ショッピングモール、レストランにがきんちょと一緒に行って、「世の中にはなんて赤ん坊が多いんだ」という事実に気づき驚きました。
自分が同じ立場になってから店に入ってみると、ベビーカーを押している夫婦、赤ん坊を背負っている若いお父さんがそこかしこに目だって見えます。
こういう立場になって、いかに今まで目に入っていなかったかを肌で感じ、何か全く新たな世界に入り込んだような感覚を受けています。
写真館では、この世界に入って長そうな子供2人を連れたお父さんが、子供を前に人目をはばからず大きな声で童謡を歌っていました。それを見ると自分はまだまだ修行が足りんなぁと感じました。がんばらな。

肌寒いと感じた午前中を過ぎて、徐々に気温が上がって過ごしやすい初夏の日曜でした。今日は買ったばかりのベビーカーで公園へ初散歩。ここでも子供連れは目につきました。
上海の仕事のメールが取れません。日本では上海と全く逆の現象が起こっているようです。ヤバイです。

Nintendo DS Lite ~日本休暇(2)~

2006-06-03 23:59:59 | ブツヨク
日本に帰ってくるとどうしてもブツヨクの虫が騒ぎ出すようです。
上海にいるときから若干気になっていたNintendo DS Lite。
とはいえPS2も上海ではろくにやっていない現状から「どうせやらないだろう」と思っていて、兄の「良かったら買っとくよ」との申し出にも断っていました。
それが本日実家に戻り、実際に「脳を鍛える大人のDSトレーニング」を数分間やってみたところ、「お、面白い・・・」。
そう感じてしまったが最後。
すぐにまだ在庫があるらしいと言うトイザラスへすぐに直行。
残り在庫が4つたらずのDS Liteのひとつをゲットさせていただきました。残っていたのは白だけでしたが、現物もかっちょよかったので良しとします。
というわけで、現物を見て20分後には商品をゲットという超衝動買い。
買った瞬間に「こんな買い方って大人だなぁ」という久々で妙な感慨を抱きつつ、帰路に着いたのでした。ま、たまにはね。

今日は親戚の新婚岡崎夫妻と俊君が実家まで来てくれました。遠いところ来てくれてどうもありがとう。次は是非上海で再会したいものです。
さて、一日中行動を共にしているせいもあり、がきんちょはなついてきている様子。よかったよかった。
ただ彼のペースに慣れるのにはまだ時間がかかりそうです。

合流 ~日本休暇(1)~

2006-06-02 23:59:59 | ニッキ
実に62日ぶりにわが子と合流しました。
久々に見るがきんちょの体重は前回の4530gから6650gへ。3回目の再会で体重は生まれたときの倍になってしまいました。
そうなれば当然顔つきも変わっていて、「新生児」からしっかりと「乳児」への変貌を遂げていました。
体もすっかりぷっくりふわふわとしています。
起きれば喘ぎ、泣き、怒りとしっかりと自己主張。寝れば小さないびきをかいています。
何かを見つめ、何を考えているか理解できない動きを繰り返し、そして寝る。単調な繰り返しなのですが見てて飽きないです。
まだ、このひとはいったいだれなんだろう。という目つきで見られている気がしますが、徐々に慣れてくれるんだと思います。…つうか早く慣れて欲しいです。分かってても腕の中で泣かれるのって思いのほかショックです。
ま、がんばりますよ。

曇り空のせいか思ったより涼しい日本です。
初日からベビーカーを買ったりの買い物ですっかり疲れてしまい日記も書かずにがきんちょと添い寝で寝てしまいました。

中国医療事情②

2006-06-01 23:55:12 | ニッキ
さて、ふとしたきっかけで興味を持った中国社会保険。
中国の社会保険状況は地域によってかなり異なるそうですし、この内容も伝聞によるもので聞いた話をつなげただけですので、文章的にもおかしいし間違いがあるかもしれませんが、ひとつの例としてみていただければと思います。
まず、上海の場合は上海市の居留証を取得した方に限り、社会保険を受けることができます。上海の居留証を取得するには、4年生大学卒業者であれば2ヶ月程度上海に滞在すれば、居留証を取得することが可能のようですが、学歴等により差がある(!)よう。
居留証がある場合、四金と呼ばれる社会保険制度が適用になります(四金=健康保険・年金・労働保険・住宅基金)
基本的には、四金に関する保険料は会社と個人が互いに負担するものです。
健康保険の正式名称は「上海市城鎮職工基本医療保険」。これに加入できれば国民番号と同じIDが振られた社会保障カードが支給されます。
加入により上海の場合給料の12%が保険料として、個人ID毎に毎月お金をプールしその中から保険料が支払われることになります。
プールという発想が、いかにも個人主義っぽいです。
医療費が発生した場合、個人でプールした中から90%が出て個人から10%の支払いが発生。(家族は50%発生)この辺は日本の社会保険10%と同じような考え方です。
そして、プールが足りないもしくは10%の支払いが払えないときには、医療保険事務中心と相談して医療保険の方から幇助を受けることができるとのこと。相談ってところがまた中国らしい。
ちなみに、プールしたお金は引越し時に返却されるとのことで、自治体が運営する保険兼貯金という雰囲気です。
・・・と、これは居留証がある場合のケース。居留証がない場合は社会保険には加入できないので、実費負担が発生するのです。実費って昨日の話しじゃないけどフツウ払いきれないですよねぇ。
中国の方は結構いろいろなところに自由に働きにいっている印象がありますが、彼らはそんなリスクを持って移動しているようです。

明日日本に帰ります。遅れに遅れた労働節休暇で、次に上海に戻るときはがきんちょと一緒。ちょっと不安だけど楽しみだなぁ。