国営企業

今日は商談で某国営企業へ行きました。
国営企業といえば、昔の学校の校舎のような古い建物でいかにもという感じの共産党幹部が現れるのが常です。
今日も同様の展開を予想していたのですが、超巨大企業はやはり一味違いました。
新工場、新事務所が広大な敷地内に建設されていて、その中は欧米企業を思わせる快適なオフィス環境。そして工場には欧米の最新鋭の機械が所狭しと並んでいたのです。すげ～です。
そして今回驚いたのは、少し覗いた（3歩くらいだけ中に入った）工場で「ヘルメットをかぶれ！」と注意されたことです。当然と言えば当然なのですが、今まで中国で国営・私営の企業を訪問してそんなに早く注意されることはありませんでした。どこかイイカゲンで、スーツの部外者に弱い雰囲気。
こちらの企業ではそんなあたり前のことがしっかりできているということが、その企業の品質を物語っているようで、若干の驚きと感動を覚えてしまいました。
あたりまえのことをあたりまえに・・・。こちらでは本当に難しいことです。見習わねば。

今日もこんな時間(3:15am)。そろそろ寝ます。